好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

気になる『和玉篇』

2022-05-24 08:58:23 | 漢文・漢字
 昨日、回線が14分ほどアクセス不可に。昨日のことが頭を過り、まさかね? なんて思いつつブラウザを立ち上げたままでエディタを使って記事をいていたら、いきなりサイトが表示されビックリ(笑)
 「漢字古今字資料庫」のアクセスは解消されたようで一安心。

 ある方のブログに天理ギャラリーで「「中国古典名品展」」が開催されていることを知りました。
 昔々、展覧会に行ったことがあり展示品で気になった箇所があることを思い出しました。その時の図録「日本の古辞書」を取り出し確認すると、もう25年も前のことだったんですね。
 その時に展示されていた『和玉篇』の「𧾷偏」に「蛉(レイ) ヤスラフ」の文字が混じっていたのです。
 入館時にもらったパンフレットの裏にメモがびっしり書いてありました。

 それを別の版本ではどうなっているのか調べてみようと思い立ち、先日入手したばかりのデータを見てみました。

1.倭玉篇(国文研貴重書) 足偏七十一 (56/334)


2. 右下 跉 レイ [跉跰行皃]


3.左下 跉 リヤウ [ヤスラウ]


 私には、2.も3.も同じ漢字に見えるのですが?
 他の幾つかの版本もザット見たところ2つ書かれていました。

4.大漢和


 大漢和には「レイ・リヤウ」二つの音が記されており訓はありません。

 「ヤスラウ」という読みがどこから来たのか、非常に興味があります。
 前出の図録には、「和訓は諸本の差が著しい」と説明があります。
 『古語大辞典』の巻末にある「日本の古辞書」によると、伝本の系統が複数あるらしいです。
 さらに「新日本古典籍総合データベース」には確認するのが嫌になるくらいの写本・版本の国書所在が記されています

 昨夜、『倭(和)玉篇』に関する数編の論文を見つけたので、情報があるかもしれませんのでまずそれを読んでみようと思います。
 
 9時から叡王戦の対局が始まります! 今日の和服も素敵です。
 まずは応援に集中!

 気もそぞろで書いているので、後から内容の修正をするかも、です

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