ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

最初のソロから、大幅なイメージ・チェンジだけど・・・ Hair of the Dog / Danny kortchmar

2021-09-16 21:02:23 | ウエスト・コースト・サウンド

Hair of the Dog

9月5日に引き続き、ダニー・コーチマーです。

今回は2枚目のソロ・アルバムです。1980年発表で、7年ぶりのソロ作品。

1枚目が、おしゃれな感じだったのに、こっちはちょっと無骨なロック野郎に変身。アルバム・ジャケットからしてそんな感じ。

時代がこういう音を求めていたのもあるかなー。AOR好きな人には残念でしたーって感じでしょうけど、ジャクソン・ブラウンとかブルース・スプリングスティーンとか好きな人とかは、こっちがいいかも。

まあ、こっちはこっちで魅力的だと思います。

ライブで盛り上がりそうです。

 

You and What Army

この曲も元気いっぱい。

 

I Starred in That Movie

この曲はちょっとおとなしいかなと思ってたら、けっこう粘っこく盛り上がります。このアルバムはやっぱりロックらしさを押し出しています。

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独特の世界。浮遊感がアメリカの広さを感じさせる。JIMMY WEBB - Galveston (1972)

2021-09-15 20:58:46 | シンガーソングライター

JIMMY WEBB - Galveston (1972)

オクラホマ州出身のシンガーソングライターの4作目。この曲はあのグレン・キャンベルに提供してヒットした名曲。セルフカバーしている。

まず、なかなか歌が始まらないのがすごい。4分ほどの曲で、歌が始まるのは1分過ぎである。

ギターのインストかと思った(笑)

全体的にアレンジは地味だ。ギターのストロークで勝負なのかなと思ったら、アルペジオが入って、安心する。

でも、素朴で、力強く、飾り気のないところに彼の自信を感じる。

じっくり味わいたい曲である。歌は上手いのである。

 

グレン・キャンベル・バージョンは全く違う曲に聴こえる。

こっちは、ふつうのポップ・ソングだ。

Galveston (Remastered 2001)

 

ジミーの曲をもう一曲。これも、地味だけど、じっくり染みてくる曲だと思う。

Jimmy Webb - Letters - Love Hurts

 

さらにもう1曲。この曲はピアノがメリハリを利かせるので、ちょっと感じが違う。

Jimmy Webb - Hurt Me Well

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この人も現役です!ヨーデル、元気でる。Focus - Hocus Pocus (Live, 2021)

2021-09-14 20:44:14 | プログレ

Focus - Hocus Pocus (Live, 2021)

すみません、ダジャレで失礼しました。

タイス・ファン・レアー(レール)、73才の近況です!何と、今年のライブみたいですね。8月かな?

他のメンバーはドラムがオリジナル・メンバーではないけど、全盛期のメンバーであるピエール・ファン・デル・リンデン。

確かに、彼のドラムの音だ!

ギターとベースは若い人使ってます。

タイスのスキャット、まるでスキャットマン・ジョンですね。実に元気です。なんだかうれしくなりますね。

ヨーデルとフルート、見事です。現役感ありあり。このライブ、演奏のバランスがちょっと悪いんですけど、タイスとピエールの頑張りが聴き手を引き付けます。

来日前に(1974,1975)にニッポン放送(ラジオ)で、来日コンサートのプロモーションCMで、この曲「悪魔の呪文」はしつこいくらい流れてました。

あの頃、中学生か高校生だったら、この曲はロック・ファンでなくとも耳にしていたはず。

最近はおじいさんになった70年代のスターを取り上げることが多いのですが、この演奏に私は元気をもらいました♪

 

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何万回聴いても飽きない。血沸き肉躍る名曲!これがブリティッシュ・ロックだ!!

2021-09-11 20:54:03 | ブリティッシュロック

Iron Maiden - Hallowed Be Thy Name (live)

私には、何千回、何万回聴いても飽きないロックの名曲というのがある。そして、その中で「血沸き肉躍る」という感じの興奮する曲がある。それは、例えば、クリームの「ホワイト・ルーム」だったり、シカゴの「長い夜」だったり、ELPの「Karn Evil 9(邦題:悪の教典#9)」だったりする。

1982年3月に発表された、この曲は世に知れ渡ってからもうすぐ40年だ。未だにこの曲の魅力は色あせていない。やはり、血沸き肉躍るのだ。

起伏のあるリズム展開、メロディアスなギターによるユニゾン&ハーモニーの印象的なリフレイン、そして、ドラマティックなメロディと感情の込められたヴォーカル。フック(ひっかり)のある曲の展開は、非常に耳に残る。

そして、やはり聴きどころは、後半の見事なギターによる鬼気迫る演奏!ツイン・ギターによるバトルと実に爽快な協調!ロック・ギターのカッコよさを次々と決めまくる。マイケル・シェンカーの「ロック・ボトム」のギターソロに匹敵する見事な高揚感だ。ロックを聴いていてよかったーと思ってしまうスリリング感。そこに、入ってくるハイトーンのヴォーカル。そして大団円。

すべてが完璧だ。この曲にはこのバンドの魅力が凝縮されている。

歌詞は死刑囚が処刑を迎えるにあたって、色々なことを考えるという暗い話だが、分析してみると、死の直前の人間の気持ちをうたい上げた作品ともいえる。普遍的な人間の心理を歌ったとも捉えられる。

曲名であるサビの部分で繰り返される慣用句は日本語にすると「御名をあがめさせたまえ」というキリスト教の言葉で、日本人風に表現すれば「ああ、神様!」みたいな感じだろうか?

「あがめる」というのは「聖とする」という言葉で、尊ぶということだから、「神様を尊びます」というのが直訳なのだろうが、やっぱり、日本人風なら「神様!」というイメージかもしれない。

ライブ画像は、たぶん30年前以上のもの。でも、音がかなりいい。

このヴォーカルの人は、パイロット免許を持っていて、世界ツアーの時は、機材とメンバー、ローディー等をバンド専用の旅客機に載せて、機長を務めるというとんでもない人。パイロットと言えば、頭が良くて、運動神経が良くて、目もよくないといけない。それで、ロック・ヴォーカリスト!すごいなー。

バンド名を今回のブログの表題から抜き、本文にも載せなかったは、意図的なものです。

とにかく、大好きな曲です。まさに、イギリス人だから作れた曲、ブリティッシュ・ロックだと思います。

 

 

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しぶとく続けてますね。賛否両論はありましょう。YES - The Ice Bridge (Official Video)

2021-09-08 21:28:58 | プログレ

YES - The Ice Bridge (Official Video)

多くのイエス・ファンや、70年代にイエスを聴きまくったオールド・ファンがこの作品を聴いたら、大体文句が出そうですね。

「もうやめとけよ。年取ってるんだから。イメージ崩れる。」「ほとんどエイジアじゃねえか?」「ヴォーカルはジョン・アンダーソンの物まねか?」

「こんなのイエスじゃない!」などなど。

何と7年ぶりのイエスのアルバムがもうすぐ令和3年10月1日に発売されます。22枚目!だそうです。

メンバーはスティーブ・ハウ、アラン・ホワイト、ジェフ・ダウンズ、ビリー・シャーウッド、ジョン・デイヴィソン、ゲストのパーカッショニストとして、ジェイ・シェレンの名前が出ています。

オリジナル・メンバーはもういません。メインの音を作っているのはスティーブ・ハウとジェフ・ダウンズなので、エイジアっぽさ満載のイントロで始まります。ビリー・シャーウッドのベースがクリス・スクワイアの真似をして、ジョン・デイヴィソンがジョン・アンダーソンの真似をするので、エイジアにそっくりというわけではないのですが、イエスのサウンドかというと???という感じ。全体的に、ポップ度が高く、緊張感が欠如しているのが、往年のファンの感傷を逆なでしそう。

まあ、賛否両論ありそうですね。

うーん、往年のファンは否定するかも。2行目から3行目に書いたように。わかりませんけど・・・

とは言っても、売れるでしょう。一応本家イエスということになってるんだから。新作だし。聴きやすいし・・・

本チャンのプログレ・ファンではなく、ロンリー・ハート・イエスとかエイジアが好きならイケるかな?

 

ちなみに、ジョン・アンダーソンとリック・ウエイクマンとトレヴァー・ラヴィンは別にバンドをやっております。

こちらは、新作を作らず、昔の曲のツアーのみの活動のようです。演奏と声を聴いたら、こっちが本家と思う人おおいのでは?

2018年のライブがこれ。やはり、ジョン・アンダーソンの天使の声があってこそのイエスだと思います。

Anderson, Rabin & Wakeman • Heart Of The Sunrise (with Killer Bass Solo) [Live, 2018]

 

ちなみに、現イエスと現エイジアはメンバーを共有していて、ジェフ・ダウンズ、ビリー・シャーウッドは両方のバンドを掛け持ち、スティーブ・ハウも時々参加という状況。2019年のライブがこちら。ちなみに正式なギタリストはロン”バンブルフット”サール。こちらも新曲は作らないようですが、続けています。

Asia - Only Time Will Tell - Bethlehem 6/12/19

 

 

 

で、カール・パーマーは若い人をサポートに従えて、ELPの名曲再現バンドをやってるんですが、こちらが面白い。キーボードレスで、ベースとギターがバカテク!話のタネになるような凄い演奏です。2016年頃のライブがこれです。ライブ・アルバムはリリースされています。

カールも頑張って叩いていて、面白い。あの、ドタバタドラムはエイジアでは聴けませんからね(笑)。

Carl Palmer's ELP Legacy Tour - Welcome Back My Friends

個人的にはこのバンドが一番興奮した!というのがオチです。正直、そうです。

この若い二人凄いよー。サイモン・フィッツパトリック(Simon Fitzpatrick)がベース、そしてポール・ビエラトウィッツ(Paul Bielatowicz)がギターかな?

このバンドで新曲とか作らないかな?この二人に曲作らせて。

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