Danny Kortchmar - "Put Your Dancing Shoes On"
以前、「セクション」でこの人の名前を挙げたのですが、その記事を探してたら、なかなか苦労しました。
やっとみつけたら、私は、クロスオーバーのカテゴリーに入れてました。今年の1月10日の記事です。
うーん、クロスオーバーに入れるとは!
さて、キャロル・キング、ジェイムス・テーラーとの共演で有名なこの人。まさに、ウエスト・コースト・サウンドのキーマンと言っていいギタリストです。
有名アーティストとの共演があり過ぎて、ここにあげる気がしません。
でも、ソロ作品は意外と少ない。
縁の下の力持ち的存在で、一線級という人なんですね。
さて、ファースト・アルバムは1973年リリースです。
この曲は、レイド・バックした、サザン・テイストがありながらも、おしゃれな都会的な感性を感じさせます。
アメリカのロックがポップ化する前の泥臭い雰囲気を残しているところが、日本の「大人のロック」好きマニアにはたまりません。
この雰囲気は日本のロックにかなり影響を与えてるんですよね。
Danny Kortchmar - For Sentimental Reasons (1973)
この曲は、まさに、日本のシティ・ポップスに直結するオシャレな名曲。素晴らしい!このカッティングはクセになりますね。
数年後に、ソフト&メロウで大当たりするボズ・スキャッグスとTOTOの連中の先を行ってるのは凄い。
私は、リアルタイムの時代は、全然この人の事を知りませんでした。
というか、一般のポップス・ファンで知っている人は少なかったんじゃないかな?
でも、日本のミュージシャンはこの人の技をかなり取り入れています。知っている人は知っていたのでしょう。
Burnt Child
この曲もひたすら気持ちいい。音が、スティーリ・ダンのファーストっぽい感じもします。
ギターうまいなー。何気にすごい速弾きです!
この3曲を聴いただけで、名作って感じしませんか?
やはり、この人はすごい人です。
ウエスト・コーストの偉人といっていいでしょう。