フィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ駅に続く
地下道には両側に沢山のお店があります。
その中にある古本屋さんでこの
「Le avventure di Pinocchio」
(ピノッキオの冒険)を買いました。
「よ~し、訳してみよう!子供むけの本だから大丈夫だろう。」
と、思ったのは 甘い考えでした。
遠過去もあり、むずかしい言い回しもあって、なかなか進みません。
助かったのは、息子のために買ってあった「古典童話シリーズ」の
「ピノッキオの冒険」(安東美紀夫 訳)でした。
結局、息子はこの本に全然興味がなく、本棚に新品のまま眠っていたのでした。
眠りから覚めたこの本は、原文にかなり忠実なので、
そのまま答え合わせにもなっています。
でも、いつまでに読まなければ、ということがないので、
ついつい後回しになっているのですが、少しずつ進んでいます。
今は 妖精さんに助けられて、苦い薬を飲むのを嫌がっているところ。
ちょうど、映画「ピノッキオ」でも印象的な場面です。
せりふも原文そのまま。
ノートに原文を書いて、訳す作業は只今3冊目。
細々と楽しく続けていこうと思っています。
このときの旅では、沢山の本や新聞を持って帰りたくて、
(スーツケースの重量を減らすために、)服や洗面道具を捨ててきました。
なんてことをしたんでしょうね~。(笑)