・・・・・MILANO・・・・・
あまりにも有名な
最後の晩餐。
それは、この「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
(Chiesa di SantaMaria delle Grazie)の
隣にある食堂の壁に描かれています。
今は予約が原則ですが、
私が訪れたころは、入場制限はあったものの
並べばよいというものでした。
それが、イタリアでの最初の自由行動となったのでしたが、
タクシーで教会まで行き、「最後の晩餐」だけ見て、
またタクシーに乗って、ツアーに合流するというものでした。
教会まで行ったはずなのに、どこに教会があったのだろうか?と
まわりの景色を見る余裕もなかった初めてのイタリア。
それがわかったのは 映画情熱と冷静のあいだでした。
ヒロインの「あおい」が、この教会の中庭で 手紙を読むシーンがあります。
こじんまりした回廊があって、小さな噴水
(かえるの噴水と映画ではいってましたっけ)があります。
あおいは、いつもここにきて疲れを癒すのだとか。
そんなシーンに魅せられて、二度目のミラノでは、この教会をめざしたのでした。
奥の方でミサが行われている様子、祈りの声が聞こえてくる中、
その中庭をしばし巡りながら、静かなひとときをすごしました。
「最後の晩餐」を訪れたなら、隣の教会もぜひ立ち寄ってください。
この教会で買った小さな木の人形は 私のお気に入りです。