・・・・・MILANO・・・・・
ミラノのマルペンサ空港からバスに乗って
着くのはこの中央駅。(Stazione Centrale)
日本からだと夕方から夜に着くので、あわただしくスーツケースを引き取り、
歩いて1分のホテルにチェックインするのが、いつものパターンです。
その日は疲れているし、お腹も空いていないので、ただ眠るだけ。
そして、次の日、部屋の窓のシャッターを開けてみると、
目の前に中央駅の建物が飛び込んできました。
こんなに近くだったとは・・・
それにしても、古典的でいかめしい感じ。
と、思ったらこの駅、ファシスト時代の1931年に建てられたそうです。
中も天井が高く、美術館のようでもあります。
ここからベネツィアやフィレンツェに鉄道の旅をしたり、日帰りで
コモやベルガモにも行きました。
この駅は私にとって 旅のスタート地点。
いつも気をひきしめて駅へと向かいます。
映画では、必ず涙がでてくる「ひまわり」で、何度も登場します。
「冷静と情熱の間」でも、ラストシーンはここでした。
駅は
始まりと終わりを結ぶいくつもの物語を
毎日送り出しているんですね。