Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

ミラノ中央駅

2006-10-27 22:31:44 | ☆イタリア 記憶の風景
  
 

       ・・・・・MILANO・・・・・ 

 ミラノのマルペンサ空港からバスに乗って
 着くのはこの中央駅。(Stazione Centrale)

 日本からだと夕方から夜に着くので、あわただしくスーツケースを引き取り、
 歩いて1分のホテルにチェックインするのが、いつものパターンです。

 その日は疲れているし、お腹も空いていないので、ただ眠るだけ。
 そして、次の日、部屋の窓のシャッターを開けてみると、
 目の前に中央駅の建物が飛び込んできました。

 こんなに近くだったとは・・・
 
 それにしても、古典的でいかめしい感じ。
 と、思ったらこの駅、ファシスト時代の1931年に建てられたそうです。

 中も天井が高く、美術館のようでもあります。
 
 ここからベネツィアやフィレンツェに鉄道の旅をしたり、日帰りで
 コモやベルガモにも行きました。

 この駅は私にとって 旅のスタート地点。
 いつも気をひきしめて駅へと向かいます。

 映画では、必ず涙がでてくる「ひまわり」で、何度も登場します。
 「冷静と情熱の間」でも、ラストシーンはここでした。

                  駅は
                  始まりと終わりを結ぶいくつもの物語を
                  毎日送り出しているんですね。
 


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