Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

奈良 さんぽ 志賀直哉旧居

2007-03-24 21:01:49 | ☆素敵なこと
       


 志賀直哉の旧居がある高畑(たかばたけ)は閑静な住宅地にあります。
 ここで彼はあの長編小説「暗夜行路」を書き上げました。

 ずっと前からここに行きたかったのです・・・というのは
 学生時代に 尾道の志賀直哉旧居に行ったことがあったから。

 そこは、急な坂道の途中にある 簡素な三軒長屋でした。
 「暗夜行路」の執筆をしていた部屋は海のほうをむいていました。
 
 そして、奈良の旧居、書斎の窓のむこうには 若草山があります。



 


  自ら設計したというこの奈良の家は、家族と仕事を大事にする工夫がいっぱい。
  子供たちの勉強部屋や遊び場、庭には水遊びの小さなプールもあります。

  



  友人たちと過ごす明るいサンルームは、「高畑サロン」と称して、
  大きな食堂とつながっています。
  昭和初期というのに こんなにモダン。

  
  


  今の季節、馬酔木の花がきれいです。
  そして、もうすぐ 桜。
  京都とは一味ちがう 古都 奈良へ出かけてみませんか?
  明日は 町が元気な「ならまち」を紹介します。
  
  


  
コメント