Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

シエナ街歩き その4 Duomo

2007-06-18 23:44:54 | ☆イタリア 記憶の風景


 マンジャの塔から降りてきた私たち、
 「ドゥオーモにも行ってみようか。でも今工事中という情報聞いたけど。」
 と、2004年にも訪れたドゥオーモへ行ったところ・・・・
 ファサードの工事は終わっているようでした。が・・・

 「あらあ、真っ白!」
 「こんなに白くなかったなあ。」


 



 確かに!
 上の写真が2004年、秋のドゥオーモです。
 比べると、よくわかります。
 ドゥオーモも美白なんでしょうか?(笑)うそうそ。

 もともとは今年のように白かったのでしょうが、
 私には ウエディングケーキのように見えました。
 
 ここのドゥオーモは、中に入るのに入場料が要ります。
 今年はパスしましたが、
 2004年に中に入ったときの床面装飾をごらんください。




 教会の床中、このような象嵌や掻き絵で埋め尽くされています。
 重要なものは囲いがしてあったりするんですよ。
 内部の彫刻も素敵ですが、私はこの床面装飾が気になり、
 ずっと下を見ていたように思います。




 ドゥオーモの裏は こんな感じ。
 ファサードの華やかさに隠れていますが、ここの景色が好きです。
 
 でも真冬に来たとき 陽の当たらないこの階段が凍っていて
 ひやひやしながら降りたことを思い出しました。


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Restaurant Olivier Le Francois オリヴィエ ル フランソワ

2007-06-17 23:15:04 | ☆レストラン


 昭和の街並が今も残る「中崎町」にフランス料理オリヴィエ ル フランソワがあります。

 なんだか不思議な取り合わせですが、気軽に入れて、且つおいしい!
 ランチしか私は知らないのですが、夜もよさそうです。

 


 写真はこの日いただいた「タパス」コース。
 大皿(一人分)に前菜がお花畑のように盛り合わせてあります。
 デザートもたっぷり。
 これに パンとコーヒーがついて2500円。
 1500円のコースも充実しています。


 中崎町はいつも変化しています。
 あちこちで新しいお店が昭和の面影を生かしてオープンしている中、
 毎日の生活をここでずっと普通に暮らしている人たちがいます。
 
 願わくば、街が「暮らし」と共存して 楽しい街になりますように。


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シエナ 街歩き その3

2007-06-16 23:48:03 | ☆イタリア 記憶の風景


 よ~し、リベンジ開始。
 5回目にして やっとこの「マンジャの塔」Torre del Mangiaへ登るぞ!
 と意気込みたっぷりの私。
 友人夫妻は塔へ登る気はなく、市立美術館へ。
 ダンナは塔へ登る入り口に列ができているので拒否反応を示しかけ。

 わかりにくい入り口には何やら小さい機械があり、
 信号のようになっている様子でした。
 受付はせまい螺旋階段を上がっていったところにあり、
 荷物をそこに預けるようになっているんですね。
 入り口には係りの人もいなく、信号が青になれば階段を上がっていくわけです。
 何人か並ぶのをあきらめて立ち去っていきました。
 ようやく信号が青にかわり、中に入ると、というかひたすら登るのですが、
 降りてくる人とすれ違うのもやっとの狭き階段。
 でも、そこで譲りあって挨拶などしていたらいい休憩になり、
 あまり疲れずに登ることができました。
 

 


 これは まだ途中の景色。
 カンポ広場が見えてきました。



 やったあ、102メートルの高さからの眺めです。
 貝の形をしたカンポ広場がすぐ下にあります。
 ここで毎年2回、馬の競走が行われるパリオがあるなんて、すごいことです。



 おっ、遠くにドゥオーモが見えます。
 あの隣の細長い屋上からマンジャの塔を見たのでした。
 25分で見た最初の感動も強烈でしたが、
 汗がひくまでゆっくり眺めたマンジャの塔からの景色は最高!
 ダンナも「登ってよかったなあ」と満足そう。

 


 ここで1時の鐘がなり、日本の家族に電話しました。
 シエナの塔の上から電話できるなんて1回目に来たときには 考えられないこと。

 あれからたった7年。

 この塔は14世紀半ばのものだそうですが、
 その当時の人は今の世界をどんな風に想像していたのでしょうね。



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シエナ 街歩き その2

2007-06-15 01:08:36 | ☆イタリア 記憶の風景


 2回目にシエナに行ったツアーのお話しをします。
 カンポ広場でたった25分の自由時間をもらった私たちは
 上の写真のドゥオーモの右にある付属美術館Piazza j.delle Querciaの
 屋上へと走りました。
 屋上へ上がるまでにも見るべき絵画や彫像があるのですが、
 ざっと見渡すだけ。



 写真上の新ドゥオーモの建物の名残からの眺めを期待して、
 急げや急げ!
 途中からケーキを切り分けたような△の足場の螺旋階段になります。
 人がひとり通れるだけ。
 そして 私たちがみた眺めとは・・・




 このような眺めです。
 (実はこれらの写真は4回目にダンナときたときのもの。
 2回目のこのとき、まだデジカメではなく普通のカメラでしたが、
 フィルムの巻き取りが悪く写っていなかったのです。)

 



 シエナを高い位置から見るためには、カンポ広場に沿って建つ「マンジャの塔」か
 このドゥオーモ付属美術館の屋上から見る方法があります。
 私は「マンジャの塔」がある景色を見たかったので、こちらを選びました。

 絶景です。

 でも 息せき切って登ったきたけれど、残り時間を計算すると
 また駆け足で戻らなければなりませんでした。
 ダッシュ!

 ところが、
 下り=上りの階段で 先に行くのは かなり太めの男性。
 追い越すことは無理な狭さなので 彼に続きます。
 が、足元がふらふらの彼、「ソーリー」「ソーリー」と降りるたびに
 後ろの私たちに言いながら、ゆっくりゆっくり降りていくのでした。

 もう完全に遅刻です。
 やはり 25分では きつすぎました。
 集合時間に遅れた私たちを待っていたのはツアーの人たちの視線です。
 「矢のような・・・」とはこのことですね。
 
 自分の姿がしぼんでいくような感じでしたが、
 訳を言ってひたすら謝るしかありませんでした。
 しゅ~ん。

 
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「ゆるり」 芦屋 からだにやさしい料理

2007-06-14 23:19:09 | ☆レストラン







 芦屋に落ち着いてお料理がいただけるお店がここにも1軒。
 ゆるりという名の「新・精進料理」のお店です。




 野菜40種類を使った「やわらぎ」コースを選びました。
 上のメニューでも野菜たっぷり。
 野菜の名前のおさらいにもなります。(笑)



 店内はお昼ということもあり、女性客がほとんど。
 ここではお祝い事や法事の会食もできます。
 私たちも 「芦屋に住んでたらねえ」 ・・・・・








 明るい障子越しの席だったのでお料理がよく撮れました。
 うっかり撮り忘れて食べてしまったお刺身を除いて
 これが「やわらぎ」コース。
 白いごはんを穴子ごはんにしてもらったのでこれで3250円。
 この穴子ごはんとたっぷりの焼き茄子のお味噌汁で満腹です。



 おっと、デザートはココナッツぷりん、
 お茶はレモングラスとウーロンエキスのはいった「ゆるり茶」。

 ああ 和食っていいですね。
 
 おまけの情報:道をはさんだ向かいにはお持ち帰り専門寿司はまのがあります。
  おいしそうだったので「あなごづくし」を買って帰ったら大好評でした。


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