Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

ローマ街歩き ☆再びシスト橋

2007-11-16 23:54:15 | ☆イタリア 記憶の風景



 トラステヴェレに戻って、お昼を済ませ、荷物を軽くしてから
 午後の街歩きへとでかけます。

 春のうららかな日差しの中、緑のむこうにシスト橋が見えてきました。
 遠くにサンピエトロのクーポラがかすんでいます。

 ポンテ・シスト・・・前にこの橋を渡ったのは、きりりと冷えた冬の朝でした。

 


 車の通らないこの橋から反対側の眺め。
 見える橋はガリバルディ橋。
 バスやトラムが走り、その道はトラステヴェレへと続きます。
 ティベリーナ島は橋のむこう。


 



 ローマに来て、再び渡った橋は前より小さく感じました。
 
 橋にも敷き詰められたサン・ピエトリーノ(石)にローマを感じたあの日。
 今度は街灯の下方にいる「オオカミ」にローマを見つけました。

 この橋を渡って、街歩きを続けましょう。
 春は寄り道をしながら、のんびり、のんびり がいいですね。

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ローマでお買い物 ☆ 料理本

2007-11-13 23:45:45 | ☆イタリア 記憶の風景


 イタリアへ行くたびに、料理雑誌を買っていました。
 きれいな写真と付録につられて買うこともよくあり、買ってきたものの
 パラパラ眺めるだけなんてことも・・・

 でも、ついに買いました。
 上の写真の「本」です。
 前から欲しかった「LE RICETTE REGIONALI ITALIANE」。
 「イタリア郷土のレシピ」って直訳すぎるかもしれませんが、
 南北に長いイタリアの州ごとにあるレシピを集めたものです。


 


 分厚いカバーに、中身はずしんと重い、なんと1206ページ。
 2161のレシピが州別に、きれいな挿絵とともに書かれています。

 



 


 ね、絵も素敵だと思いませんか?

 これを ポポロ広場に行く途中の本屋さんでみつけました。
 お店のご主人らしき人に思わず
 「この本が欲しくて探していたんです。」と私。
 「それはよかったですね。」と微笑んで手渡されたものの
 その重さをすぐに実感しました。

 こんなの持って続きのショッピングは無理無理。
 ポポロ広場から、バスを乗り継いでトラステベレに引きかえしたのでした。
 バス三日券は有効に使いましたよ。

 そして今、この本を買って本当によかった!と思うのですが、
 いまだこのレシピで料理していません。
 眺めるだけで終わらないようにしなくちゃ・・・


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ラ クッカーニャ 再訪

2007-11-11 23:04:19 | ☆レストラン
      

 久しぶりのイタリア語の授業のあと、
 旅の話を盛り上げてくれたランチは、これもまた久しぶりの再訪となった
 大阪中ノ島、玉江橋近くの 「ラ・クッカーニャ」La Cuccagna。

 夜にはあるけれど、お昼も単品で頼みたいという皆の希望が叶い、
 あれこれ頼んでみました。

 でも、このお店ではずせないのが「アッサジーニ」。
 小皿に盛られた前菜の数々です。
 

     

 


  そして、4人でパスタを3種チョイス。
  1皿 写真を撮るのを忘れてしまったほど、どれもおいしかった~。
  

 
 

 ドルチェもしっかりいただきました。
 マルサラ酒がけのジェラート、カッサータと呼ばれるセミフレッド。

 ランチのみのリストランテもある中で、こんな風に選べるのはうれしい。
 ごちそうさまでした。
 旅の話が盛り上がったのはいうまでもありません。

 お店のホームページはこちらです。


 pencilそして、もう1枚の写真。

 


 この風景を眺めて通って早1年。
 イタリア語のプライベートレッスンは、楽しく続いています。
 歩みは遅いけれど、継続は力なり、を信じて・・・

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ローマ街歩き ☆マルグッタ通り Via Margutta

2007-11-08 15:04:10 | ☆イタリア 記憶の風景



 スペイン広場からポポロ広場に行くには通りが何本もあります。

 一番スペイン広場寄りの道を通り、少し登って突き当たりを左に折れると
 そこに静かな通りが現れます。

 「マルグッタ通り」 Via Marguttaは「ローマの休日」の新聞記者の
 アパートがあったところ。(今でもあるそうですが・・・)
 


 現在この通りには 画廊や骨董品店、絨毯屋、石細工店など個性的なお店が
 数多く並んでいます。
 私たちはこの「ALINARI」というお店で昔のローマの写真の絵葉書を買いました。



 額縁屋さんもありました。
 そうそう、NHKの「街歩き」に登場していた石細工のお店もありました。
 やっぱり撮影のときと同じようにお店の中には店主のお仲間たちが
 おしゃべりの真っ最中。
「おじさ~ん、何してるんですかあ?」と、テレビのようについ声をかけて
 みたくなりますよ。

 


 こんな面白い水飲み場も発見。
 感じのよさそうなホテルもあって、
 次はこの辺に泊まってみるのもいいかも・・・

 この静かなマルグッタ通りは途中でバブイーノ通り Via Babuinoに
 出ることになります。
 ここからポポロ広場までたくさんの魅力的なショップが並びます。

 スペイン広場やコンドッティー通りの人通りの多さは
 このごろしんどく感じてしまう私です。
 我がダンナもかつて古典的な子供のスリ集団の被害にあったところ。
 今回もスペイン階段でジプシーの女性にからまれそうになり
 (前を行くイタリア人男性にもからんでいたから、男性が狙いやすいのか
  私には目もくれません。)
 後ろからダンナを勝手にボディーガードしていました。

 この日、別行動していた友人夫妻もこの辺りを通りかかったとき
 「イナモト~」と声をかけられ、いきなりご主人の腕にミサンガを巻かれた
 そうです。そして仲間に囲まれ50ユーロだといわれたそう。
 もう少しで払いそうになるご主人を奥さんが引っ張ってその場を離れたのだとか。
 よく聞く話ですが、あったんですよね。
 奥さん、偉い!
  
 というわけで、静かなマルグッタ通りが気にいった私たち。
 ローマには、こんな魅力ある通りがまだまだあるのでしょうね。


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ローマ街歩き ☆カピトリーニ美術館その2

2007-11-05 00:38:54 | ☆イタリア 記憶の風景


 この有名なブロンズ像はSpinario作の「トゲを抜く少年」。

 「勝利の間」Sala dei Torionfiにあります。



 ですが、さらに有名な「カピトリーノの雌狼」La Lupa Capitorinaは
 マルクス・アウレリウス帝の騎馬像などとともに、大きな空間を占める
 新しいホールにありました。

 ちょっと、ガイドブックの案内とはちがうようです。

 なんだか半分しか作品を見ていないように思うのですが、
 少し疲れたし、友人がここには眺めのいいカフェテリアがあるから
 ぜひ行ってみて!と教えてくれていたことを思い出し、
 エレベーターを探したのですが・・・

 美術館の人に聞いて行ってみたものの、どうも辿りつかないのです。
 ようやく見つけたエレベーター。
 ちょっと業務用みたいですが、私たち以外の外国人観光客も乗っていて
 「カフェテリアに行くんですよね?」
 「ああ、よかった!」と、目と目で会話。

 そして、降り立ったところに、あるべきカフェテリアはなく
「あれえ~?」と、外国人とまた、目で会話。

 係りの人が「あのエレベーターは、私たち用です。お客様用はあちらです。」
 と、言われ 行ってみるものの見つからない!

 エレベーターでいっしょになった人も探しているようなのですが・・・

 展示の場所も変わっていて、パネルが何枚も覆っているからか、
 結局わからないまま、疲れてあきらめてしまったのでした。

 ふう~・・・
 日本ならもう少し丁寧な案内表示があるのでは?なんて思いましたが、
 その日本ででも「あら、こんなところに喫茶室があるんだ!」
 と驚いた経験もあったなあ、と ここは美術館だから、と
 変に納得して外にでました。

 うっかり外に出てきてしまいましたが、カフェテリア探しで疲れ、
 やっぱり作品も全部見ていないことに気づいたのです。

 まあ、また来なさい、ということなんでしょうかね。
 

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