海底4000mに沈没しているタイタニック号を探検する潜水艇タイタン号との交信が途絶え、マスコミが連日ニュースを流していたが、潜水艇の部品が海底で発見され、5人全員の死亡が確定的となった。過去にも何回も通信トラブルが発生しており、潜水艦のように自ら発進したり、寄港することができない潜水艇なので、事故は起こるべくして起きている感も強い。報道によると潜水艇は公式の認証を取っておらず、安全上も大きな問題があったようである。どうも水圧により壊滅的爆縮を起こした模様であり、悲劇の再発である。
ツアー料金が一人約3500万円というから、宇宙旅行同様、お金持ち以外は無縁の冒険ツアーといえる。死亡リスクの安全免責同意書にもサインしていることから、死を覚悟の上の冒険ツアーなので本望であろう。タイタニック号は、1912年4月15日にニューファンドランド島沖で氷山に衝突(真の原因はいまだ謎)して沈没し、1514人が死亡(生存者710人)した超有名な事故であるが、二度も映画化され、親しみが深いが、呪われた大事故でもあり、この探検ツアーも呪われ続けている感がある。
タイタニックは、映画もテレビで2,3回見たことがあるが、2017年には、タイタニック号を造船した北アイルランドのベルファストに旅行し、タイタニックの博物館(Titanic Belfast)をじっくり見学したことがある。誕生~沈没時に至るまで多くの不可解な謎を残したタイタニック号のすべてを知ることが出来るアミューズメント博物館となっている。外観もタイタニック号を思わせる作りになっている。興味ある人は一度訪れてみては。たまたま、24日(1日に後編)に映画の「タイタニック」がフジテレビで放映されるということで、あまりにも偶然のタイミングで、すごい視聴率になると思われる。
写真は、タイタニック・ベルファスト
ベルファスト旅行アルバム: https://youtu.be/RnqoCB37-pg
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