浪漫飛行への誘(いざな)い

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ロジハラは曲者

2020年10月21日 20時56分16秒 | 日常

最近、「ロジハラ」なる言葉が世間を賑わしている。「ロジハラ」とは、ロジカルハラスメントのことで、「相手の気持ちを考えずに、正論(論理的に正しいこと)ばかり突きつけて相手を追い詰めるハラスメント」のことを言う。セクハラとかパワハラとかはわかりやすいが、このロジハラは曲者である。要は、論理的に正しい指摘であっても、相手を思いやる心がなければ、ハラスメントになってしまう。そのため、部下や後輩に指導・指摘する際には思いやりを持って行うことが大切になる。

元ライブドアのH氏のツイッターでの発言がロジハラの典型例としてよく取り上げられるが、大阪で活躍された弁護士のH氏もほぼ同類と思われる。弁が立ち、正論を語るが、相手をひどく傷つけるのである。本人は、正論を語っているだけなので人を傷つけているとはまったく気づいていないかも知れないが、このあたりが曲者である。

現役時代の経験でも、名古屋支店勤務時代、上司ではないが、本社部門にロジハラの部長がいて、正論でどんどん追い詰めてくるので、大変苦労したことがある。後で聞いた話であるが、その部長の部下でやはり大変な目にあっていて、うつ病になるまで追い詰められた人がいたそうである。人間だから、失敗することもあると思うが、その部長は、部下のミスを正論で糾弾し、追い詰め、逃げ場を与えないということが日常茶飯事だったという。

この手のことはどの職場でも起こっているかも知れない。職場では、パワハラとロジハラがダブルで襲ってきたら、うつ病からさらに自殺にまで追い込まれる人も出てくることは容易に想像できる。安倍・菅政権及び官邸官僚の連中は、多かれ少なかれ、この両方のハラスメントを行使している可能性が大である。

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