浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

白鷗大学WEBフォーラムを聴講

2022年07月11日 06時37分28秒 | 講演会

 

7月10日、元フォーク・クルセダーズのメンバーであった北山修さんが学長を務める白鷗大学のWEBフォーラムを聴講した。テーマは、きたやまおさむと語る「危機と日本人」で、タイトルは、「いまよみがえる『イムジン河』~この分断の時代に~」となっていた。ゲストとして、シンガーソングライターでアルフィーのメンバーである歌手の坂崎幸之助さんとエッセイストで作詞家の松山猛さんが出演していた。

「イムジン河」は、もともと北朝鮮で歌われていた曲で、それに松山さんが日本語の歌詞をつけてフォーク・クルセダーズに持込み発売されたが、一時発売禁止になるという数奇な運命をたどった曲であることを初めて知った。4種類の「イムジン河」の曲があることも知った。松山さんの付けた歌詞は、1番は原作に近い内容であったが、2,3番は、独自の視点での歌詞となっているようである。特に、「だれが祖国を二つにわけてしまったの」という歌詞からわかるように、単なる望郷の念だけではなく、分断の時代に平和に願いを込めた思いが歌われている。

「イムジン河」は、まさに、分断の歴史を物語っているが、今年に入って、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、分断がテーマの「イムジン河」に脚光が集りつつあるようである。3人による「イムジン河」の生歌を聴くこともできた。イムジン河は、2004年3月に板門店に行く途中に車窓から眺めたことがあるが、実際のイムジン河を目の前にすると感慨深いものがあった。フォーク・クルセダーズは同年代なので、昔から大好きなグループであったが、加藤和彦さんもはしだのりひこさんも旅立ち、北山修さんだけが、頼りである。精神科医で、白鷗大学の学長をやられているというから素晴らしいかぎりである。

今回、システム上のトラブルで、ライブでフォーラムを聴講することができなかったが、遅れて録画したもので聴講することができた。このフォーラムは聴いていると青春がプレイバックするので、毎回楽しみにしている。

 

イムジン河: https://youtu.be/1-eJDL3zLCQ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4回目のコロナワクチン接種を受けてきました

2022年07月10日 07時00分35秒 | 健康

 

7月9日、大井競馬場の接種会場で、4回目のワクチン接種を受けてきました。ちょうど5カ月と2日目なので、ほぼ最短の接種となったが、ワクチンは、4回ともモデルナ製となった。特にモデルナを選んでいるわけではなく、結果的にそうなっただけである。16時の予約であったが、20分位前に自転車で会場に着いたら、全く待つこともなく、受付から問診、接種と進み、待機後に解放されたのは、16時1分であったので、相当早く終了したことになる。予約上は満席であったので、予約数を少なめにしているのか、当日カンセルする人が出ているのか、係員が取扱に慣れてきて、短時間処理が可能になっているのかわからないが、待ち時間がないことは結構なことである。

今の感染状況を見るに、4回で終わるとは到底思えないので、5回、6回とここ数年は続くような気がする。無料接種はありがたいので、新型コロナ感染症がどういう位置づけになるかに関係なく、無料接種を継続してほしいものである。今までも接種の副反応は、患部の痛みと腕があがりにくいのみで、発熱はないので、今回も大丈夫そうな気がする。カロナールの薬ももらっているが、ありがたいことに、まだ一度も服用していない。4回目が終わったので、近いうちに区役所へワクチン証明書をもらいに行こうと考えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍元総理の狙撃事件で思う「白骨の章」と「自因自果」

2022年07月09日 06時09分58秒 | ニュース

 

7月8日、安倍元総理が奈良で選挙応援の遊説中、元海上自衛官の男により、銃撃され死亡したという衝撃のトップニュースが日本中を駆け巡った。大変痛ましい事件で、深く哀悼の意を表する次第であるが、この突然の事件で、「白骨の章」と「自因自果」という仏教の教えを俄かに思い出した。

「白骨の章」とは、室町時代に、親鸞聖人の教えを正確に多くの人に伝えた蓮如上人が書かれた名文である。白骨とあるように、生まれた者は必ず死んでいかねばならない厳粛な現実が名文(御文章)で書かれており、浄土真宗の葬儀ではよく引用される文章である。意訳は下記の通り。

「人の世のはかないようすをよくよく考えてみると、この世は常に移り変わり、まぼろしのような一生です。いまだかつて万年も生きた人は聞いたことがありません。一生はすぐに過ぎてしまいます。今まで、だれが百年の命を保つことができたでしょうか。

私が先か、人が先か、今日かもしれず、明日かもしれません。今からいのちを終えていく者は、草木のしずくや露のように、気付いた時には落ちてなくなります。朝には元気な顔であっても、夜には白骨となってしまう身なのです(朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり)。無常の風が吹けば、ふたつの目は閉じて呼吸が止まり、元気だった顔もむなしく変わり果て、家族や親せきが集まって嘆き悲しんでも、どうすることもできません。

また、いつまでも悲しんではおれず、葬送の準備を整えて、儀礼を行い、火葬して煙となってしまえば、ただ白骨だけが残るのです。なんと哀れで虚しいことでしょうか。

このように、人間のはかなさは、若い者も老いた者も関係がなく、すべての人は一刻も早くいのちの行く先(後生の一大事)を考えて、阿弥陀仏の願いを深く受け止め、南無阿弥陀仏をとなえるべきです。」

 

安倍さんは、今朝は、元気な顔をして出かけたと思うが、夜には白骨の身となって帰宅することになってしまったのである。享年67歳ということだが、年は関係なく、いつ死が訪れるかわからないし、いつも死と隣り合わせで、はかない人生の例えである。

また、安倍さんの場合、「自因自果」という仏経の教えも頭をよぎった。「自因自果」とは、「自分のまいたタネは自分に現われる」ということを意味する。自分のまいたタネは自分が刈り取らねばならないということである。ヤッホーというとヤッホーと返ってくるやまびこのように、自分のやった行いは、自分に全部返ってくるとお釈迦さまは言われている。要するに、幸福という運命は、善い行いが生み出したものであり(善因善果)、不幸という運命は、悪い行いが引き起こしたものであり(悪因悪果)、自分の運命の全ては、自分のまいたタネが生み出したもの(自因自果)と仏教では教えられている。壁に向かって優しい球を投げれば、優しい球が返ってくる。反対に、壁に向かって思いっきり強い球を投げつけると、勢いよく自分に跳ね返ってくる。自分に向かって飛んでくるボールの勢いは、自分が投げたボールの勢いが、巡り巡って返ってきただけである。

安倍さんは、長期政権として首相の座に7年以上も座り、いい意味でも悪い意味でも突出していた気がする。いいことも沢山したかもしれないが、森友、加計問題、桜を見る会、河井夫妻への1.5億円提供事件、都合のいい官僚の登用、国会でのウソ答弁等様々なマイナスな面も否定できない。狙撃による非業の死は大変気の毒だが、なぜ狙撃されたのか、仏教の教えに従うと何かわかってきそうな気もする。この事件の被害者がプーチンであれば、全世界がもろ手を挙げることになったと思うが、今は安倍さんのご冥福を祈るのみである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ急速拡大にも政府は無策(油断大敵)~旅行再開も暗雲が

2022年07月08日 06時34分50秒 | 健康

 

コロナの新規感染者数がここ1-2週間で、全国的に急速拡大している。7月6日の感染者数は全国で4万7000人を超え、1週間前の2倍にも増えている。東京都でも、6日は8341人、7日は8529人と倍増以上で、都の専門家は、8月3日には、5万4902人になるという試算も発表している。感染拡大の要因の一つとして、オミクロン株の「置き換わり」が指摘されている。オミクロン株「BA.2」よりも感染力が強いとされる「BA.5」疑いが全体の33.4%を占めていて、置き換わりが進んでいるとのことである。

政府は新規感染者数がどんなに増えても重症者数が増えていないことや病床の圧迫がないこと等により、今までのような制限を加えるつもりはなく、まん延防止等重点措置の適用も考えていないようである。第7波にも入ったとのニュースも流れているが、今の政府は、参議院選挙もあるからか、ほぼ無策である。マスコミも、コロナ関連ニュースは、ここ数ヶ月ずうっと取り上げていなかったが、ここにきて、やっとニュース番組に昔のように専門家をゲストに招き問題点を取り上げるようになってきた。WHOの話しでは、この1週間で全世界で460万人が新たに感染しているというから感染は収まるどころか拡大の一途をたどっている。まさに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」感があり、「油断大敵」であったと反省させられる。

8月にタイ旅行を計画しているが、日本の感染者数が増え続けるとタイ国のほうで入国制限が課せられる恐れがある。今は、待機等の規制がなくなったので、旅行を計画したが、暗雲が立ち込める事態も予測される。日本への帰国の規制は何とかクリアできそうだが、タイ側の規制次第では、最悪取りやめもありうる。往路のJALマイレージは、手数料を払えば、マイルの取り戻しができると思うが、復路のZIPAIRは、払い戻し不可なので、無駄になってしまいそうである。一部JALマイルからZIPポイントに交換して使ったが、それもパ駄目になるのか訊きたいところであるが、窓口がないので、動きがとれない。ホテルは、すでに予約済みであるが、取消手数料なしで取消が可能であるのが救いである。バンコク=チェンマイ間のLCCは、予約してしまうと取消・変更ができないので、ぎりぎりまで待って予約を取ろうと考えている。コロナ次第なので、どうなるか全く見通せないが、旅行を計画している人は皆困っていると思う。政府の長期的視野に立った対策が望まれる。こんな状態が続くようでは,海外旅行は、「夢のまた夢」の世界となりそうである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スリランカが「破産」宣言

2022年07月07日 10時42分22秒 | ニュース

 

経済危機に直面しているスリランカの首相が5日、議会で演説し、国の「破産」を宣言したという驚きのニュースが流れた。燃料が極度に不足しており、危機的状況は来年も続く見通しで、混乱の長期化は必至というから事態は深刻そうである。首相は、議会で8月末までに、国際通貨基金(IMF)に対し、金融支援を得るための債務再編計画を提出とも表明したようである。インフレ率も60%に達する見通しであるようで、スリランカ経済は、完全に崩壊状態にあるようである。

どうも背景のニュースを見ていると中国の影がちらつく。スリランカは、中国に「借金漬け」にされた形でデフォルト(債務不履行)に陥ったようである。スリランカは、中国の一帯一路の政策に従い、無謀なインフラ整備で債務を膨らませてきたようで、5月には首相も交代させられていたようである。経済危機に対処できない政府に対する抗議デモも頻発しているようである。

スリランカがデフォルトに陥っていることは全く知らなかったが、スリランカには知人もおり、出張で訪問したこともあり、親しみのある国の一つであったので、ビックリするとともに残念である。今や治安も悪くなっているようで、旅行での再訪は困難と思われる。スリランカに行ったのは、2002年8月で、陸上競技のアジア選手権・総会がコロンボで開催され、そこに役員として参加したものである。あれからもう20年も経っているというから、時の流れを痛感する。

大会・会議の合間を見て、聖地キャンディやシーギリヤロックの世界遺産、ダンブッラ石窟寺院などにも足を運んだ。特に、シーギリヤロックは、大きな岩の頂上にかっては宮殿が建てられており、また、岩の途中には、裸の美女のフレスコ画が描かれているので、有名な観光地となっている。観光地としては、大変魅力を感じたが、当時、道路は整備されておらず、信号機もほとんどなく、日本のバスがそのままの姿で運行されているのを見て、貧しい国である印象は強く持っていたが、まさか、中国にそそのかされて、デフォルトの憂き目にあうとは残念な話である。何とか国家として復活してほしいものである。

ただ、7日のニュースでは、大統領がロシアに支援を求めている旨の報道があり、いろいろ問題もありそうである。大統領が問題という情報もあるので、しっかり事実関係を見極めていく必要がありそうである。

時事ドットコムニュース(7/6): https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070600906&g=int

スリランカ旅行アルバム: https://youtu.be/7q054KUIB1o

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国内旅行47全県制覇の軌跡

2022年07月05日 22時24分19秒 | 旅行

 

新型コロナ感染拡大に伴い、県をまたがる移動旅行は制限され、ここにきてやっと県をまたがる旅行も解禁されてきている。海外旅行に比べて国内旅行はまだまだ行ったことがない名所旧跡、観光地も多いが、2007年3月をもって47都道府県のすべてに足を踏み入れている。一番最後は、鳥取県でその前は佐賀県、その前は徳島県であった。地元が東京なので、どうしても行きにくい地域が後回しになってしまった。残り3県となった時は、計画的に行っていない県への旅行計画を立て、制覇をめざした。

国内旅行として多くの観光スポットに一番出かけているのは北海道で、次は沖縄であると思われる。北海道は、4年住んでいた経験があるので、その間にほとんどすべての観光地を訪れた。沖縄は、返還前にも訪問し、大学の卒業旅行でも行ったゆかりのある県で、離島を含め、いろいろなところに出かけている。今までは、旅行は、どちらかというと海外旅行に傾斜していたので、全県を訪問しているとはいえ、国内では有名な観光地でも行ったことがないところも少なくない。今後、海外旅行は108ヵ国を目指すものの、治安・医療上の問題に加え、体力的にも厳しくなるので、日本再発見の旅もやってみたいと思う。今までにいろんな国に出かけたが、やはり日本が一番であることは間違いないといえる。

 

行ったことのある都道府県・都市リスト:

http://romanflight.web.fc2.com/DomesticTravel.html

47都道府県の唄と歌謡曲シリーズ(女性歌手):

https://youtu.be/53U6h41o8uU

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TBS世界遺産~ドナウデルタ

2022年07月04日 06時06分16秒 | 旅行

 

7月3日のTBS世界遺産は、「ドナウ川が生んだ!大デルタ地帯」というタイトルで、ドナウ川の河口に広がるヨーロッパ最大級の湿原、ドナウデルタを紹介していた。水没する森や葦の生い茂る浮島、不思議な2色の川…全長2800kmの大河が作った壮大な景観が見どころである。この番組は普通では行けないところに空中撮影が駆使されているので、綺麗な映像を楽しむことができる。

ドナウ川は、ドイツに端を発し、東欧各国を含む10ヵ国を経て、西から東へ流れ、黒海までそそぐ全長2800kmのヨーロッパで2番目に長い大河である。それが河口近くで形作った、巨大な三角州がドナウデルタである。砂地の森、葦原、大小の湖や沼など、さまざまな表情を持つヨーロッパ最大級の湿原で、ドナウが運ぶ土砂でその面積は広がり続けている。ここは、100万羽の渡り鳥が繁殖に訪れる野鳥の楽園となっており、アフリカからやって来るモモイロペリカンの、ヨーロッパ最大の繁殖地でもあるという。

35年ほど前、ドイツに住んでいた時、ドナウ川沿いの町をいろいろ旅する機会を得た。1988年8月にドイツの黒い森の中にあるドナウ川の源泉となっているドナウエッシンゲンを訪れたが、ここからドナウ川が始まっていると思うと感動的であった。旅したことがある流域の都市は、ドイツのウルム、レーゲンスブルク、パッサウ、オーストリアのウィーン、スロバキアのブラチスラヴァ、ハンガリーのブダペスト、セルビアのノヴィサド、ベオグラードで、各地でいろいろな姿のドナウ川の流れを見てきた。今回紹介のあったルーマニアのドナルデルタ地域には残念ながら足を運んだことはないが、美しい映像のおかげで、十分雰囲気を味わうことができた。

ドナウ川といえばすぐに思い出すのは、芥川賞作家、宮本輝さんの「ドナウの旅人」という長編小説である。旅は、フランクフルトから始まり、ドナウ川に沿って、ルーマニアまで旅するワクワクする旅行記のような作品である。ドイツに赴任する時、人に勧められて持参したのがこの本である。フランクフルト駐在中、縁あって、宮本輝さんとおつきあいをする機会があり、講演会をお願いすることもあった。小説に出てくるイタリアンレストランで食事を一緒にする機会もあった。彼の小説は、地名もレストラン名も実名で出てくるので、旅人にとっては親近感がある。ブダペストでも小説に出てくるレストランで家族で食事をしたこともあった。ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」の調べもドナウの魅力を倍増させる。ドイツにおけるライン川、モーゼル川に負けないほど魅力ある国際河川であることは間違いない。

 

美しく青きドナウ: https://youtu.be/bRKzVmOqcaE

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイナンバーカード受け取りと期日前投票

2022年07月03日 14時48分41秒 | 政治

 

7月1日、申請していたマイナンバーカードの受け取りと期日前投票のため、区役所に行ってきた。カードの受領は、30分単位の予約制であるが、一旦閉め切ると再開放しないので、人数配分はめちゃめちゃで非効率この上ない。前もって予約人数が少ないことがわかっていたが、ほとんど待ち時間なく受領手続きができた。自分で決めた電子申請の署名用IDと共通暗証番号を自分で区役所にあるコンピュータにタッチパネルで入力したが、何か変な手続きとの印象を受けた。てっきり、新規作成の5000円分のマイナポイントがもらえる手続きができると思いきや、区役所で手続きが完了しても、国のコンピュータで処理するので、ポイント手続きができるのは24時間後以降であると言われた。24時間後ということは何か変だが、一体どういうことであろうか?その場ではマイナポイントの手続きは何もできず、後で自分でやれと言われた。

新規作成のポイントをもらうには、自分で決済サービスを一つ選んで、入力する必要があるが、それにはスマホにおいて、マイナポイントアプリのダウンロードが必要であるという。パソコンでできないのか訊いたところカードリーダーが必要なので駄目と説明された。今どきパソコンで手続きができないとはどういう制度設計になっているのか制度のお粗末さを感じた。スマホは持っているが、詳しくないので、それに持っていない人もいるので、それしかできないというのはどうかと思う。スマホでの手続きが出来ない人は、マイナポイント手続スポットがあるので、そこに行けと言われた。手続スポットは役所窓口、携帯各社、イオングループ、ビックカメラやヤマダ電機というが、知られていないし、何か変である。健康保険証としての利用申込と公金受取口座の登録による7500円分のポイントの手続も一緒だという。後半二つは6月30日から申込受付を開始したが、アクセスが集中し、アクションできない事態も招いているという。24時間経ってから、アクセスしてみたが、若干の待ち時間で繋がったものの、まずカードの読み込みがうまくできない。やり方の説明も不親切でスマホでうまくカードがよみとれずギブアップ。仕方なくヤマダ電機に駆け込む羽目になった。

ヤマダ電機に行ったところ端末は置いてあったが、係員はおらず、すべて自分でやれということであった。店員に訊いたところ、自分達は知識は全くなく、ただ端末を置いてあるだけという。マイナポイントのサイトにアクセスを試みるも、2分待ち、1分待ちとなり、繋がっても,申し込みのボタンを押すと、また2分待ちに戻ってしまう。何回やっても同じ現象なので、その機器に不具合があって、ループでぐるぐる回ってしまっているようであった。コールセンターに電話で問い合わせたところ、故障ではないかとの話であった。端末とは別に、スマホでも申し込みができるようになっているが、何度トライしてもうまく読み込めないので、そのことも質問してみたが、スマホといってもできる端末とできない端末があるという。確かに、スマホ上で、受付可能な端末がリストされているが、すべてを網羅している感じではなかった。自分の端末もリストされていないが、携帯会社に訊いてほしいとの説明であった。同じ端末でもAUはリストされているが、ワイモバイルではリストされていないので、駄目かも知れないとこのことであった。

マイナポイントの受領は、スマホでやるか、手続スポットでやるという制度設計になっているが、スマホは全てをカバーしていないこと、手続スポットでは、端末が置いてあるだけなので、自力で入力する必要があることがわかった。また、スマホによる申込の場合、できる端末であっても、読み取りをきちんとやるには、コツがいることもわかった。チラシにも、読み取るコツなるものが書いてあるのを知って驚いた。手続きするのに、コツがいるとは、変な話で、いかに制度設計がお粗末であるかを示している。誰でも簡単にも申し込めるようにすべきであり、そうでもしないと普及はおぼつかない気がする。カードの作成は促進するも、マイナポイントの付与はハードルを高くして取らせないように意地悪しているとも思える。

マイナポイントのテレビコマーシャルも始まり、政府はカードの普及に焦っている感があり、制度設計が追い付いていない印象である。申請手続きがすっきり整理されておらず、やたら複雑で面倒な印象。健康保険証利用と公金受取口座登録も多くの国民に誤解されている感がある。保険証を変更したり、口座を変更したりする必要なんか全くないのに、変更が必要になるような印象を与えてしまっているのは、広報活動の問題だが、どうも本音としては裏がありそうである。

結局、カード自体を受領しただけで、マイナポイント手続きはすべて後日ということになってしまった。折角、区役所に来たので、期日前投票も行ったが、相変らず、住所、氏名、理由を書かせる手続きは旧態依然としていたのにがっかりした。理由も、当日不在とか病気とか書かせるがその他欄がないのはおかしい。当日より、本日のほうが都合がいいという人も多いと思うが、そういう人を想定していないのである。

いつでも投票ができることをもっとPRして投票率をあげるべきと思うが、自民党や公明党は、それでは困る消極的な姿勢が見え見えの印象がある。いちいち理由書なんか書かせないでほしい。また、比例区の立候補者が178人もいることを知ってビックリした。ずらっと名前が書いてある立候補者のペーパーが掲示されているが、人数が多すぎてメガネがないと見えない位小さな字になっていた。これも何か変であると感じた。いろいろ変を感じた1日であった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連日猛暑で熱中症の危険

2022年07月02日 06時06分20秒 | 健康

 

全国的に35度を超える猛暑日が続いているが、東京都心でも7日連続猛暑日という暑さが続いている。6月中旬までは雨ばかりであったのに雲泥の差である。毎水曜日にテニスをやっているが、6月は2週連続雨で中止。29日は、雨に代わって、灼熱の日差しとなり、これまたテニスにとっては条件悪しとなったが、久しぶりということもあって、炎天下、4時間もテニスを楽しんだ。1試合終わるごとに水を撒いて、休み休みのプレイとなったが、体へのダメージは少なからずあったようである。

翌日の30日も36度を超える暑さとなったが、体育館での卓球の練習は予定通り行った。毎木曜は、卓球のフリー利用ということで、体育館が愛好者に開放され、70歳以上は無料なので、ほぼ毎週卓球を楽しんでいる。クラブの練習と異なり、ほぼ同じようなレベルの人とかなりハードな練習をやっている。大体、3時間位練習しているが、30日は屋内といえども、むわーとした空気の中で汗をかくことになった。普段あまり汗をかかないので、水分補給が甘かったかも知れない。体育館にはエアコンは入っているが、3時間もやると体が熱くほてり、軽い熱中症のような感覚になった。

家に帰ってから、お風呂に入り、食事をしようとしたら、脈が速く、心臓がバクバクするような感覚があり、少し横になる羽目となった。どうもすぐお風呂に入ったのが良くなかったのかも知れない。体温は、36.5度で正常値であったが、血圧を測ってみたら、なんと100前後しかないのでビックリ。何回測っても同じような数値が出るので、血圧計の電池が無いのかと思い、電池を取り換えてみたが、やはり同じような数値。もう長く使っているので、血圧計が壊れたのではないかと思い、血圧計の購入サイトをチェックしたほどである。

少し、横になっていたら、落ち着いてきたので、通常通り、食事を取ったが、気になって、血圧は適宜測定してみた。平常時は、毎日降圧剤(2.5mg)を飲んで、135~140前後なので、90~100前後というのは異常値であった。血圧計が壊れたと解釈したのも当然だが、ネットで調べてみたら、熱中症になると血圧が急に低くなるということがわかった。機器の故障ではなく、血圧が低くなったということは、軽い熱中症にかかっていた可能性が高い。ネット情報によると、高温や直射日光により皮膚血管が拡張して血圧が低下し、脳血流が減少するようである。 高血圧の人でも、夏には血圧が下がるので、降圧剤を飲んでいる人も要注意ということである。熱中症と血圧が低くなることの相関関係を初めて知ったことは収穫であった。まだまだ、猛暑日が続きそうなので、屋内スポーツでも、水分補給に気をつける必要がありそうである。節電も叫ばれているが、エアコンも遠慮なく利用するほうを優先したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道の思い出~音楽による青春プレイバック

2022年07月01日 06時56分40秒 | 人生

 

この7月1日で、社会人になってから、52年が経つ。最初の勤務地が当時一度も行ったことがない北海道の千歳で、不安な気持ちで赴任したことを鮮明に覚えている。初めての北海道、初めての寮生活、初めての仕事と初めてづくしであったが、無事4年間を過ごすことができた。初めてテニスをやり、初めてドライブ旅行に出かけ、初めて札幌雪まつりを見て、初めて女性とつきあい、初めてづくし4年間であったが、札幌オリンピックというビッグイベントを現地で迎える等仕事上の充実もさることながら、楽しい独身生活を謳歌することができたのはラッキーであった。

車を持っていたので、利尻・礼文・天売・奥尻の4島をはじめ、北は稚内・宗谷岬、東は知床・根室、南は函館・松前と北海道の観光名所はほとんどすべて見て回ることもできた。北海道各地の空港、駅、山、峠、滝、湖、岬、半島、温泉、港、島と訪れたスポットをジャンル別に整理し、ユーチューブにもアップしている。

北海道の思い出は、羽田からジェット便に搭乗、機内では「シバの女王」のBGMを聴き、千歳空港に降り立ったところから始まり、「恋の町札幌」はじめ札幌を歌った音楽や千歳空港を歌った曲を聴き、札幌オリンピックの時は、「虹と雪のバラード」の曲に酔い、当時のテレビドラマ「北の家族」や「冬物語」に引き込まれ、当時流行っていた「チェリッシュ」や「あべ静江」の歌をカーステレオで聴きながらドライブ旅行を楽しむ等今振り返ると充実した4年間であった。最後は、「北国の青空にさよならを告げるのがつらいわ。。」(私は忘れない-岡崎友紀)、「過ぎた日の微笑をみんな君にあげる。。。胸に残る想い出とさよならをするために」(ビリーバンバン)との思いで北海道を去り、「今日の日はさようなら」(森山良子)で締め括られたのである。

最初の赴任地である北海道の印象は強烈であり、第2のにふるさとになっている。北海道を去ってから、北海道を歌った曲を集め始め、今では800曲を超えている。自分のHPで北海道を歌った曲をリストし、その内、約500曲は楽曲を聴くこともできるようになっている。今でも、時々ご当地ソングを聴いて当時を思い出している。また、北海道の思い出を当時の音楽で綴ったユーチューブを作成しているが、52年という年月の時計が逆回りして、当時の音楽を聴いているだけで、一気に青春がプレイバックする。“No Music No Life”(音楽のない人生なんて)を実感するが、音楽の魅力を痛感する今日この頃である。無料で音楽が楽しめるユーチューブに感謝したい。

 

歌で綴る札幌・千歳の思い出(33分): https://youtu.be/dpBghPdSuy8

北海道の鉄道駅めぐり(1970~1974): https://youtu.be/wMMeHVwZI5A

北海道を歌った曲(北海道シリーズ 1,2,3,4,5,6): http://romanflight.web.fc2.com/Hokkaido-song-series-rvsd.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする