晴れ。
所用で江差まで出かける。高速道路で八雲まで走る。道の両側には芒が揺れ、異世界の雰囲気を醸し出していた。所用を終え、江差町の山車会館を見学。鰊漁が盛んだった頃を偲ばせる豪華絢爛の山車が二体展示されていた。今もその伝統は受け継がれていることに少しほっとする。
いにしえ街道は一昔前の家屋が立ち並び、レトロな雰囲気の街並みが続き、時間がゆっくり流れているようだった。その一つに旧中村家住宅があった。江戸時代から海産物の仲買商を営んでいた近江商人の大橋宇兵衛が建てたもので、国指定重要文化財となっている。
さすがに、道南に位置する江差は道内の中でも早くから開けたところであり、歴史を感じさせる町なのだと思った。
いにしえ街道の街並み
国指定重要文化財旧中村屋
国重要指定文化財 旧中村屋