雨時々曇り。最低気温14.8℃、最高気温21.2℃。
雨の一日。午後から、佐治晴夫先生の著書を探し出して、読み始めました。『宇宙創造の物語 ゆらぎの不思議』(PHP文庫 1997年9月15日 第1版第1刷)です。
この本は「ゆらぎ」を通して、宇宙から原子、そして人間までを概観するために大学で行ってきた1年間の宇宙論講義をまとめたものだと「はじめに」に書かれていました。
1月から12月まで、各月ごとに金子みすゞさんの詩を配しつつ、「1/fゆらぎ」の理論から宇宙創造の謎について、美しい言葉で語られています。
金子みすゞさんの詩も、「1/fゆらぎ」にも惹かれて購入した本でした。
今は六月ということで、「6月のお話」から。
( 「言葉は聖なる沈黙にもとづく」というゲーテの日記からの言葉を引き、以下のように綴られていました。)
ほんとうの言葉の魅力とは、まさに言葉は沈黙をやぶってやってきて、ふたたび沈黙の中に沈潜していくという音の「ゆらぎ」の中にあるといってはいいすぎでしょうか。私たちの生もまた、沈黙において、過去、未来とつながっている「ゆらぎ」のような気がします。
沖縄の玉城愛さんのスピーチの要旨が本日付北海道新聞(日刊紙)に掲載されていました。
「安倍晋三さん、日本本土のみなさん、今回の事件の『第二の加害者』はあなたたちだ。しっかり沖縄に向き合ってもらえませんか。」との言葉が胸に突き刺さりました。