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北海道新聞2017年3月13日夕刊
昨日の夕刊に列島トピックス「刑務所に響く調べ」として奈良少年刑務所の記事が掲載されていました。新聞の片隅にあった小さな記事(8㎝×19㎝)でしたが、ふっと目にとまりました。
ここは寮美千子さんが編んだ『空が青いから白をえらんだのです』という詩集の舞台となっていたところです。
写真で見た建物は刑務所のイメージとは大きくかけ離れていて、寮さんがこの建物に魅せられたと書かれていたことに納得しました。
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建築家の山下啓次郎氏が設計し、1908年(明治41年)に建てられたという奈良少年刑務所。
築100年を超えたこの建物は老朽化のために今月末で受刑者の収容を停止し、刑務所としての役割を終えるそうです。
教育活動の一環として行われた営みの数々を『空が青いから白をえらんだのです』を通して知りえた私はいろいろな意味でこの建物が閉鎖されることを残念に思いました。