透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「アントン・チェーホフの遺産」展へ

2017-10-17 22:09:49 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温1.2℃、最高気温13.2℃。

札幌の中島公園内にある北海道立文学館を訪ねました。文学館では「アントン・チェーホフの遺産」展が開催中です。

チェーホフは1890年、帝政ロシア時代に単身モスクワからシベリア経由でサハリン島へ向かいました。そこで、囚人たちが過酷な労働を強いられていることやその地の住民、ウィルタやアイヌなどの先住民族の暮らしを調査しまとめました。それが『サハリン島』として出版され大きな反響を呼んだそうです。

この著書を読んではいないのですが、十数年前に賢治さんの足跡をたどるためにサハリンへ渡航したことやチェーホフその人に興味をそそられたのがこの展示会へ足を運んだ理由です。

この展示会についての感想は後日また書きたいと思っているところです。

今日は美しい紅葉の時を迎えていた中島公園内の様子を文学館付近なども含めてアップしたいと思います。

菖蒲池の岸辺の紅葉が水面に映えてきれいでした。

その水面をカモが泳いでいて、その水脈がずーっと続いていて遠近法のように一点に集約していく様子がなぜか印象的でした。

コメント
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