透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

豊平館へ

2025-01-10 20:56:06 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温-7.8℃、最高気温-0.4℃。

広間(2階)

明治天皇が宿泊した部屋が再現されています。(2階)

1964年(昭和39年)、国の重要文化財に指定されました。レプリカではなく本物だそうです。

また、館内ボランティアガイドさんによると、額は手彫りとのこと。

午後から札幌市中島公園内にある豊平館を訪ねました。

この建物に入るのは初めてだったので、ボランティアさんに豊平館の歴史と見どころを説明して頂くことに。

2階は自分で一巡りしました。

豊平館前には外国の方々が多数詰めかけて、写真を撮るなどして楽しんでいたのが印象に残っています。

館を後にする頃、空には月が顔を見せていました。

明治、大正、昭和、平成、令和と時代の流れに翻弄されもした豊平館。

白い外壁を縁取るウルトラマリン・ブルーはその昔、宝石として尊ばれていたラピスラズリ(瑪瑙・るり)から造られた色とのこと。専門家がラピスラズリの碧い輝きを追いかけ続けて復元にこぎつけたのだそうです。

歴史的価値が認められたことも、当時の美しい姿に限りなく近くよみがえることができたのも、この建物にとって幸いだったと思います。

豊平館がたどった道は、歴史をリアルなものとして身近にしてくれる気がしました。

次回は高貴さ漂う館内の「喫茶室ハルニレ」でくつろいでみようかと・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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