透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

真冬の北海道開拓の村へ

2018-01-21 21:59:52 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-9.8℃、最高気温-1.8℃。

 

 

北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。

 ここを訪れる人たちに開拓当時の生活を体感的に理解してもらうことと、文化の流れを示す建造物を保存し、後世に永く伝えることを目的に1983年4月に開村しました。村全体が展示であり、夏は馬車鉄道、冬は馬そりが走ります。

 開拓時代の人たちの知恵と努力を見ることができ、建造物一つ一つが開拓当時へと導いてくれることでしょう。

とパンフレットにあります。

 

今日はボランティアガイドさんの案内で約90分にわたり、村内の建造物のいくつかを巡ってきました。

先ず驚いたのは、解説があるとないとでは、見方がまるで違ってくるということでした。

今までは、写真を撮るだけで通過していた建物のあれこれが、解説を聴いているうちにその部分が浮き上がって、こちらに迫ってくる感じがしたのです。

 

開拓の村を訪れるたびに、のどかな風景に心和ませ、ゆるやかな時間の流れに身を任せて楽しんできました。

 

でも、この村の魅力は掘り下げていけばいくほど、深まっていき、尽きることがないようです。

 

開拓当時の歴史的な背景やそれぞれの建物の構造上の特徴、先人の苦労や工夫などについても興味がわいてきました。

寒さが極まる中での散策でしたが、それもまた、開拓当時の先人の精神力を偲ばせるものとなりました。

コメント
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