透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

春は道草をしながら

2019-03-16 22:50:00 | 日記

雪のち曇り。最低気温-1.8℃、最高気温2.2℃。

今日も朝から雪降りで、春は足踏み状態でした。

今日の「新 北のうた暦」では雪の結晶の観察書を詠んだ歌が掲載されていました。雪の観察を江戸時代に熱心にしていた方がいたのですね。あの六角形の結晶を美しいと思うだけではなく、探求し続け書に著すとは。その書が初の人工雪を作った中谷宇吉郎博士をしてその正確性が高く評価されるほどのものだったとは。

解説文にあった「知性の孤独」という言葉が印象に残りました。探求し続けることは孤独な作業で、それはおそらく、古来から今に至るまで、真実だろうなと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする