曇り時々雪時々晴れ。最低気温-0.4℃、最高気温2.2℃。
義母の定期検診のあと、義父のところへ。
我家に戻るとすぐにぼたんのような雪が舞い、路面はみるみるうちに真っ白になりました。まもなく何ごともなかったかのように日が射してくると、先ほどの雪は解けてなくなっていきました。今の時期には降っては消えていく雪の姿を見る機会が多くなります。
「暮らし歳時記」というサイトによると、形状と降る時期により、たくさんの呼び名を列挙していたのですが、その中で次の箇所に目が留まりました。
雪のひとひらが大きな形状の雪を「綿雪」「牡丹雪」「花びら雪」、もうすぐ春という頃に名残を惜しむように降る雪は「名残雪」(なごりゆき)。
先ほど降っていたのは、「牡丹雪」であり「名残雪」だったようです。それにしても、様々な雪の呼び名を思いめぐらし、名付けてきた私たちの祖先はなんと感性が豊かでネーミングが上手だったのでしょうか。
すっかり青空が広がった空を見上げながら、この空の向こうは春なのだとこれまた、先人が思い描いた光景を私も思い浮かべようとしたのですが・・・・。