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吉田初三郎「北海道鳥瞰図」
この特別展では、今から200年ほど前の江戸時代に作られた、古くて貴重な地図が展示されているとのことで出かけてきました。
当時の北海道は「蝦夷地」と呼ばれていました。この地を近藤重蔵や伊能忠敬たちが、歩いたり当時の測量技術を作ったりして地図を作り上げました、
北海道の地名の多くはアイヌ語がもとになっているそうで、このような地名について、山田秀三というアイヌ語地名学者が行った調査も紹介されていました。
北海道博物館アイヌ民族文化センターが2019年3月に発行した学習パンフレットによると「アイヌ語に基づく地名が北海道のあちこちに多く見られるのは、昔からアイヌ語を話す人々が暮らしてきたことの、何よりの証でもあります。」と。
アイヌ語地名の一例として平岸(札幌市)は「ピラ・ケシ=崖の末端」に由来するとありました。
アイヌ語による地名についていくつか見ていくと、川や滝、砂浜、山など地形がおよそ想像できるものが多いようです。