透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

玉泉館跡地公園へ

2020-06-08 21:15:15 | 日記

曇り時々雨。最低気温11.5℃、最高気温17.8℃。

午後の遅い時間に岩見沢の玉泉館跡地公園へ。曇り空から一時雨も降ってきて天気予報は少し外れたものの、見終わる頃だったので傘を差さずに済みました。

さて、この公園ですが、日本庭園様式の都市公園(近隣公園)。面積は17,474㎡。前身は1903年に創業した「山鳩の湯亭」という料亭旅館の庭園。翌年に鉱泉を掘削し、温泉旅館へと転換。その時、メタンガスとともに湧き出す温泉の湯が玉のように見えたことから「玉泉館」と名前を改めます。以後、1979年に廃業するまで、玉泉館は桜や紅葉の名所として岩見沢市民に親しまれる存在だったとのこと。廃業後は廃墟となっていたのですが、住民からの要望に応える形で市が2001年に公園として復元・再整備され現在に至っています。桜は約120本で見頃は5月上旬から中旬。茶室は閉館中。

敷地の一角には名前の由来となった温泉井戸の跡が示されていました。

庭園内は手入れが行き届き、静かで落ち着いた雰囲気。広い敷地内にはシャクナゲやハスなどの花の色味が池や樹木の緑と程よく調和しつつ、アクセントにもなっていました。

桜の時期は逸しましたが、秋の紅葉が始まる頃にまた訪れたいものです。

コメント
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