透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

白鳥一休み

2014-04-15 17:13:18 | 日記

晴れのち曇り。最低気温-0.6℃、最高気温13.3℃。

新篠津はここから車で40分ほどのところ。今日は家人と夕方から新篠津にある温泉「アイリス」に出かけました。途中、雪解けが進む新篠津の田畑で白鳥が餌をついばんでいる姿を見かけました。北へ向かう途中でエネルギーを補給しているらしいのです。

また、温泉から帰る時には、西に美しい夕陽を、東に14日の月を見ることができました。

                      

                                       《4月14日16:13》

                              

                              

                   

                                          《4月14日18:06》

           

                                        《4月14日18:01》 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野幌森林公園ふれあいコースへ

2014-04-14 20:02:47 | 日記

晴れ。最低気温-4.3℃、最高気温12.7℃。

久しぶりにふれあいコースへ。今までは道路わきの雪が塀のように高くて、私の脚力では超えられずにいたのですが、今日やっと足を踏み入れることができました。まるで、秘密の庭に辿り着いたような気分で、心が躍りました。百年記念塔をこの地点から見るのは一月以来かと思います。白い残雪と青空の中に百年記念塔が望めます。時折、暖かな風がふんわりとやってきて、微笑みながら通り過ぎていきました。何かしら重苦しい空気が立ち込めている昨今ですが、久しぶりに心が軽くなった気がして、「春ってやっぱりいいものだ」と思えたひと時でした。

                  

                             《早春の趣のふれあいコースから百年記念塔を望む 12:16》

                               

                                      《今日の大沢口  12:06》

                               

                                       《大沢口 12:06》

                               

                                      《ふれあいコース 12:19》

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の春はまだまだ

2014-04-13 21:07:56 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温-1.2℃、最高気温5.1℃

2009年の今日の野幌森林公園大沢口付近の様子をみると、もう春の装いだ。2014年の今年はまだまだ雪が残っている。

2009年の4月13日の最低気温は3.9℃、最高気温は、最高気温17.6℃。この日、野幌森林公園、大沢コースを往復するとエゾエンゴサクの花が咲き、、カエルたちの大合唱が聞こえていた。キュルルーンという今まで聞いたことがなかった声はエゾアカガエルのようで、繁殖の真っ盛り、本当に自然界は春爛漫と結んであった。
                                

                                                           
                                     カエルとおたまじゃくし
                          
                                      エゾエンゴサク 
                         

                                 《2009年4月13日撮影》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野幌森林公園大沢口

2014-04-12 20:10:18 | 日記

晴れ。最低気温-0.9℃、最高気温6.1℃。

日中の陽射しは戻ってきたが、風は冷たい。私もそうだったが、行き交う人達の多くが厚手のコートに毛糸の帽子と冬支度だった。野幌森林公園大沢口まで散歩する。日当たりの良い花畑にはサフランなど早春の花々が咲いていた。ゆっくりとした足取りで、この町に春が近づいてきている。

                           

                                 《大沢口までの道 16:11》

                           

                                     《大沢口 16:12》

                           

                                     《大沢口 16:12》

                           

                                    《大沢口付近 16:12》

                           

                                     《大沢口前 16:12》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「生田原氷点下14度」

2014-04-11 21:13:20 | 日記

晴れ。最低気温-2.3℃、最高気温3.0℃。お仕事。

朝方、外は再び雪景色となっていた。日中にはほとんど解けたものの、最高気温は低く、風も冷たかった。北海道新聞夕刊によると、本日、11日は道内の大半の地域で降雪を記録したとのこと。札幌管区気象台によると、正午までの最低気温はオホーツク管内遠軽町生田原で氷点下14.1℃で、今年四月になってから全道で最も低い気温を記録したと報じていた。

生田原は家人の実家があり、真冬なみの冷え込みに水道凍結などが心配だったが、大丈夫だったらしくホッとした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残雪と百年記念塔と青空

2014-04-10 18:56:00 | 日記

雨のち霙のち晴れ。最低気温0.4℃、最高気温5.5℃。

今日のお天気は目まぐるしかった。明け方降っていた雨が霙になり、午前の早い時刻に日が射してきて、春らしい風景が戻ってきた。でも、風は冷たく、強い風に旗がちぎれんばかりだった。ラジオで「こういう日に薄着をして体調を崩しやすいンですよね。外出時はダウンで良いかも」という話しを聴いて、職場へはダウンコートで出かけた。念のためにマスクもしていって正解だった。

職場から百年記念塔を見る。残雪の白と百年記念塔と青空がセットされたこの眺めにいつもホッとさせられる。だからか、職場のこの部屋が大好きだ。

                  

                                《百年記念塔を望む 2014年4月10日撮影》     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水の不思議

2014-04-09 20:46:41 | 日記

晴れ。最低気温-3.9℃、最高気温9.1℃。

雪解けが進み、大沢口前は大きな水溜りができていた。その水溜りを見ていると、水とは何て変化自在なものかと思った。例えば、風のない穏やかな日、水が集った湖沼はあたりを映し出す鏡になる。また、ある時は、水蒸気になって光りを屈折させ、蜃気楼を出現させたり、虹をつくって、つかの間、幸せな気分にさせてもくれる。かと思えば霧になり、あたりをかすませ、奥ゆきのある神秘的な世界をつくりだしたりもする。他にも、強靭な刃物となって、ダイヤモンドを刻んだり、巨大なエネルギーを伴って、地上のものを破壊したりもする。一方で、地面を潤し、命を育むのだから畏れ多い。私達にとって、なくてはならない命の源でもある水。六角形の雪の結晶となって花びらのように舞うのも、よく考えるととても不思議だ。

この頃の天気予報は当たる。明日も雪の結晶が見られそうだ。名残雪の途絶えることなきこの四月、季節がアイデンティティをしばし失う繊細な月だ。

                                                 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名残雪

2014-04-08 20:33:20 | 日記

晴れ。最低気温-5.2℃、最高気温5.4℃。

最低気温はこのところ氷点下となっていますが、最高気温はプラスです。昨日の北海道新聞日刊紙に「居座る 名残雪」との見出しがありました。家人と「いすわる めいざんせつ」って何なのだろうと話し合いました。例えば馬の形の残雪のようなものかと私は思ったのでした。午後になって、はっと思い当たったのは、今時期にはらはらと降る雪のこと、「なごりゆき」のことでした。さっそく広辞苑で調べてみると、「名残の雪(なごりのゆき)」で掲載されていました。「春になってから冬のなごりに降る雪。涅槃雪(ねはんゆき)。雪のはて。忘れ雪。」とありました。「なごりゆき」と読めば記事内容に納得できました。「めいざんせつ」は広辞苑に載っていませんでした。                                                                                                                      

                           《温泉「森の湯」の休憩所から 2014年4月2日》      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「春の朝」

2014-04-07 21:33:05 | 日記

晴れ。最低気温-4.6℃、最高気温6.3℃。

夕方のニュースで、札幌は「積雪なし」になったということだ。念のために気象庁のホームページで4月7日19時00分現在の積雪の深さ一覧表を覗いてみたところ「ー」という記号だった。積雪のない春は電車で10分の札幌までやって来ている。

さて、NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」が始まって、2週目となる。『赤毛のアン』を初めて日本語に訳した村岡花子さんの生涯を描いているということで、毎回楽しみだ。民放で放映されていたアニメの『赤毛のアン』を見ていたこともあり、ドラマの行方も興味深い。村岡花子さんが山梨県の貧しい小作農家の生まれだったということにも心ひかれる。

アニメの『赤毛のアン』の最後の場面は「神は天にいまし すべて世は事もなし」というアンの言葉で幕が閉じる。ブラウニングの「春の朝」という詩の一節ということで、ずーっとこの詩が気になっていた。訳する方によって、さまざまかと思うが、上田敏の訳を「 小さな資料室」というネットから引用させていただいた。

                       

                       

                       

    Pippa's  Song                              春 の 朝
                
                  
  Robert  Browning                    ブラウニング
                                                
上 田  敏

 

The year's at the spring 

 

時は春、

 

 

And day's at the morn;   

 

日は朝(あした)

 

 

Morning's at seven;    

 

(あした)は七時、

 

 

The hillside's dewpearled;   

 

片岡(かたをか)に露みちて、

 

 

The lark's on the wing;   

 

揚雲雀(あげひばり)なのりいで、

 

 

The snail's on the thorn;

 

蝸牛(かたつむり)枝に這(は)ひ、

 

 

God's in his heaven ― 

 

神、そらに知ろしめす。

 

 

All's right with the world! 

 

すべて世は事も無し。 

 

 

 

 

 

 

 

     (Pippa passes, 1841) 

 

   (「万年艸」明治35年12月発表)
  (『海潮音』明治38年10月刊所収)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな春

2014-04-06 20:29:00 | 日記

晴れのち曇り。最低気温-0.5℃、最高気温3.5℃。

北海道の我町にも行きつ戻りつしながら春が訪れました。雪は降っても、柔らかな日差しを浴びて土から顔を出したフキノトウや元気なヒヨドリの姿に春を感じています。大沢口は例年通りの様子です。森林公園内では野草や木々が静かに芽吹きの準備をしているのでしょう。 

                       

                     

                     

                      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一夜明けて雪景色に

2014-04-05 21:01:39 | 日記

雪時々曇りのち晴れ。最低気温-1.1℃、最高気温0.7℃。

昨日、我家の玄関前は雪がほとんど消え、春がきたのだと心が軽くなったのですが、一夜明けて、今朝は雪景色。北海道へやってくる春は一筋縄ではいかないようです。

                        

                                  《4月5日7:52撮影》

                        

                                     《4月4日撮影》

                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イーハトーブセンター会報第48号

2014-04-04 20:57:39 | 日記

雨。最低気温1.7℃、最高気温2.4℃。

昨日、宮沢賢治学会から「イーハトーブセンター会報 第48号かたくり」が送られてきました。学会関係者の皆さま、いつもお忙しい中ありがとうごさいます。うつむき加減に咲くかたくりの花は春の使者のようです。

オホーツク館内に住んでいた頃、かたくりの咲く所は秘密厳守のようなところがあり、教えてもらっては、わくわくしながら友人と出かけたことを思い出しました。早春の光を浴びて咲く紅紫色のかたくりの花は待ちわびた春そのものだったような・・・・・。 

                       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぼくが ここに」

2014-04-03 19:58:04 | 日記

晴れのち曇り。最低気温2.6℃、最高気温7.2℃。

新学期が始まり、新一年生があちこちに誕生している。「一年生になったら」というまどみちお氏の童謡を思い出す。

まどみちおはペンネームで本名は石田道雄。ペンネームの「まど」は「家でも何でも、外に通じる窓がなかったらどうにもなりませんね。窓を通じて外の景色を見たりします。そんな感じでつけたんです。」(荒木茂の個人ホームページ参照)と語っていたそうだ。分かりやすい言葉で綴られた「一年生になったら」をはじめ、「ぞうさん」「ふしぎなポケット」「やぎさんゆうびん」は今でも子どもたちに親しまれ、口ずさまれている。  

まど・みちお氏の詩「ぼくが ここに」は、地球上のすべてのものが大切に守られている存在で、存在すること自体が素晴らしいことなのだと教えてくれる。地球上のあらゆることは循環の中にあって、影響を及ぼし合っている存在であり、それはどんなに微細なものでもそこにあることには意味があるということで、犯してはいけないことを基本とすべきなのだ。

まどみちお氏は20代から詩作を始め、25歳のときに北原白秋にその才能を認められる。33歳のときに太平洋戦争に召集されるも生還を果たし、生涯にわたって詩作を続けた。創作意欲の源が、政治・行政・教育・経済・戦争などに対する不満からだとウキぺディアで知った。少し意外に思ったのは、おおらかでユーモラスな作品の印象があったからだ。残念なことに今年の2月28日、104歳で亡くなられた。合掌。

「ぼくが ここに」                   まど・みちお

         ぼくが ここに いるとき
         ほかの どんなものも
         ぼくに かさなってと
         ここに いることは できない

         もしも ゾウが ここに いるならば
         そのゾウだけ

         マメが いるならば
         その一つぶの マメだけ
         しか ここに いることは できない

         ああ このちきゅうの うえでは
         こんなに だいじに
         まもられているのだ
         どんなものが どんなところに
         いるときにも

         その「いること」こそが
         なににも まして
         すばらしいこと として


        
      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入学式

2014-04-02 20:43:24 | 日記

晴れ。最低気温-4.4℃、最高気温9.2℃。

職場の入学式に参列する。日中は晴れて風もなく穏やかだった。自分を見失うことなく、時間の流れの中を羽ばたき続け、何かをつかんで卒業してくれることを願う。

                          

「うそでしょ!」と言いたくなることが明るみになることが多いこの頃だけれど、驚くことに慣れて、「そんなものだ」と思いたくない。『はだかの王様』(アンデルセン著)のあの子どものように「王様ははだかでしょ!」という直観を失わないでいたい。私自身。

レイチェル・カーソンは著書『センス・オブ・ワンダー』の中で、「知ることは感じることの半分も重要ではない」と書き記した。その意味をかみしめ、忘れないでおこう。この一文は示唆に富む下記の印象深い文脈の中で綴られている。

                              センス・オブ・ワンダー

レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』から

子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄み切った洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直観力をにぶらせ、あるいはまったく失ってしまいます。ー中略ーわたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

                           

                                                

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エイプリル・フール

2014-04-01 21:20:21 | 日記

晴れ。最低気温-1.2℃、最高気温4.7℃。

今日はエイプリル・フールと言われる日。ウキペディアによると「毎年4月1日には嘘をついてもよい、という風習のことである。4月1日の正午までに限るとも言い伝えられている。英語の"April Fool"は、4月1日に騙された人を指す。エイプリルフールは、日本語では直訳で『四月馬鹿』、漢語的表現では『万愚節』または『愚人節』、フランス語では『プワソン・ダヴリル』(Poisson d'avril, 四月の魚)と呼ばれる。」とあった。

由来は定かではなく、諸説あるようだ。人を傷つける目的ではなく、軽めのユーモアで済むような嘘ならば許せるし、生きるための潤滑油にさえなるかもしれない。

年が明けてから、情報を素直に受け取れない場面がいろいろあった気がする。嘘は落語に出てくるような、笑って済ませられる範囲でお願いしたいものだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする