透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

四月の雨降る降る

2018-04-15 21:11:56 | 日記

雨時々曇り。最低気温2.4℃、最高気温6.5℃。

終日、冷たい雨が降っていました。四月は季節が行きつ戻りつすることが多く、昨年の13日には雪で辺りが真っ白になっていました。

今のところ、雪に変わることなく、雨が降り続いています。

明日は新月で、ミニコミ紙の星占いによれば、牡羊座のラッキーデーです。4月12日から18日までの運勢は「思い切って踏み出せば、物事は大きく進展。将来に対する明るい夢を描きましょう。」とありました。

新聞やミニコミ紙の運勢には必ず目を通します。良ければ嬉しく、悪ければがっかりして、けっこう心が左右されています。言葉には力があると、感じさせられるケースの一つです。

昨年(2017年)、4月13日の大沢口の風景

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「『君の椅子』福島・葛尾村加入」の記事

2018-04-14 21:16:44 | 日記

晴れのち雨。最低気温-0.4℃、最高気温8.5℃。

 北海道新聞本日付け日刊紙

「君の椅子プロジェクト」は自治体が新生児の誕生を祝って、木製の椅子を贈るというもので、道内発の取り組み。「君の椅子」は、その年に生まれた子どもに、家具職人が手掛けた小さな木製の椅子を贈るものです。

これは2005年に旭川大大学院の客員教授だった道文化財団理事長の磯田憲一さんがゼミの院生たちと考案したもので、2006年に上川管内東川町が取り組みを始め、現在は上川管内5町村と長野県売木村が加わっています。

この度、東京電力第1原発事故で一時全村避難を強いられた福島県葛尾村が加わり、13日に葛尾村で協定締結式が行われたとのことです。

全村避難の後、16年6月に帰還困難区域を除いて避難指示が解除されたものの、被災前に約1570人いた村民のうち、村に戻ったのは高齢者を中心に約2割。

「原発事故で古里を奪われた。地域全体で子どもの誕生を祝う君の椅子で、優しく柔らかな地域の絆を取り戻したい」と締結式での篠木村長の言葉は重く、

「命の誕生はこの村の未来。過酷な状況に置かれた村が君の椅子に思いを重ねていただきうれしい」との磯田代表の言葉も胸に響くものでした。

この村では3月30日に男児が誕生し、6月に「君の椅子」第1号が贈られると記事は締めくくられていました。

小さな木製の椅子は贈られた子どもたちの心に、自分は大切な存在なのだということをしっかり刻むことでしょう。

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野幌森林公園・花ほころぶ

2018-04-13 20:28:48 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温0.5℃、最高気温7.0℃。

エゾエンゴサク 

ミズバショウ

ザゼンソウ

大沢口

こぶし

数日ぶりに出かけた野幌森林公園の大沢口付近で、エゾエンゴサクの花を見つけました。大沢コースの道がエゾエンゴサクの花で縁取られるのもあと数日かと思われます。

エゾユズリハコースではミズバショウとザゼンソウが花を咲かせていました。

ふれあいコースのコブシがほころび始めるのもそろそろでしょうか。

森林公園内は雪解けともに一気に春が進んだようです。

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北海道開拓の村・明るい日差しの中で

2018-04-12 21:22:08 | 日記

晴れのち雨。最低気温1.8℃、最高気温12.9℃。

青空が広がり、明るい日差しが注ぐ北海道開拓の村です。村内に吹きわたる春の風は暖かく、リラックスしながら見て回ることができました。

この村では今年度もたくさんのイベントが企画されているようで、楽しみながら、開拓当時の生活を思い起こすことができそうです。

また、時間がゆったり流れるこの村に身を置いて、今に至る歴史を辿ってみたいとも思っているところです。

新しくなった北海道開拓の村のパンフレットの一部です。

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旭川へ

2018-04-11 21:06:46 | 日記

曇り時々雨。最低気温4.2℃、最高気温12.8℃。

旭川駅から

旭川駅

 道央道 音江パーキングエリア

道央道音江パーキングエリア付近

旭川の友人たちと二年ぶりに会い、おしゃべりに花が咲きました。駅で待ち合わせ、「じゃずそば放哉」(旭川市6条通り7丁目右1号 エクセルエーワンビル1F)でランチタイム。その後は友人宅へ誘われ、みんなでお邪魔してきました。

黒猫がお出迎えしてくれ、やんちゃな姿は人間の幼子のようでした。今は猫の年で18歳くらいだとか。捨てられていたのを可哀そうに思ったご主人が家に入れたのが契機だったそうで、幸せな猫の姿がそこにありました。

面倒を見るのは「ほんとうに大変なの。」と言いながら、アルバムが3冊もあるというのは、可愛がっている証拠です。

我家へ戻る車の中で、ペットの威力はよく聞く話の通りだと、納得できたのでした。

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野幌森林公園・春の顔

2018-04-10 16:35:34 | 日記

晴れ。最低気温-1.1℃、最高気温10.6℃。

ふれあいコースから百年記念塔を望む

 コブシ    ふれあいコース

バッコヤナギ ふれあいコース

中央線

大沢口

エゾエンゴサク 大沢コース

ミズバショウ 大沢コース

フクジュソウ  エゾユズリハコース

日中は二けたの気温となり、庭の雪はべてなくなりました。

融けていく雪は何かのメッセージを残していくのでしょうか。さようならも言わずにある日ある時、すーっと消えていくのは潔くもありますが、寂しくはないのでしょうか。

ふと、そんなことが頭をよぎっていきました。

午前に出かけた野幌森林公園では、ところどころに雪がまだ残っていました。

森の中はどこも優しい光に満ち、フクジュソウは光を受けて一心に咲いていました。

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「いろいろあること」というコラム

2018-04-09 20:59:36 | 日記

晴れのち曇りのち雨。最低気温0.7℃、最高気温8.2℃。

北海道新聞(本日付け夕刊) 

バナナの種類が100ほどあると聞いたのは、屋久島のガイドさんからでした。その時は種類の多さに驚いたものでしたが、このコラムではいろいろな種類のバナナがあることの存在価値や、排除せずに許容することが豊かさにつながるという結びに納得できました。

熱帯の人びとは自分たちの食材として、一つの畑に10種以上のバナナを植えているケースが多いそうです。

いろいろな種類のバナナを植えているのは、「役に立つから」ではなく、「おもしろいから」「あってもいいから」という発想とのこと。

ところが、例えば、病気が流行した時に、「いろいろ」な種類のバナナを持っていることは強みとなります。

「よいバナナ」という基準は、その時々で変わるものです。

筆者は彼らが「いろいろ」持つことについて、「役に立つから」ではなく、「おもしろいから」「あってもいいから」という発想について、「価値の基準をとりあえず棚上げにする、ということではないだろうか」と考え、「あえていえば、存在価値を認めることかもしれない。」と綴っています。

アバウトな考え方、利(理)を考えないおおらかさが、結果として「想定外」の事態に強みとなること。コラムは「『いろいろ』なものを排除せずに許容することは、とても豊かなことなのではないだろうか。」と結ばれていました。

         🍁       🍁        🍁

何かに利(理)すること以外はアウトという風潮に、息が詰まりそうになっていたんだなーと気づかされた私。

素朴な想いからの行いが輝きを放つのは、民話の世界だけではないのだと思えたコラムでした。

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北海道開拓の村にも雪が降ったようで

2018-04-08 21:17:07 | 日記

曇り時々雨。最低気温-1.2℃、最高気温7.8℃。

旧札幌停車場

旧開拓使札幌本庁舎

旧浦河市庁庁舎

旧開拓使工業局庁舎

朝起きると、雪で表は真っ白になっていました。

その後、雪は解けていったのですが・・・・。

出かけた先の北海道開拓の村にも雪は降ったようで、午前のうちはまだ少し残っていました。

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野幌森林公園・雨のち晴れ

2018-04-07 19:30:15 | 日記

曇り時々雨時々晴れ。最低気温-0.1℃、最高気温5.7℃。

 

午後から野幌森林公園、ふれあいコースから大沢コースからエゾユズリハコースの一部を散歩してきました。

ミズバショウが姿を現してきました。今は所々が枯れ葉色で古着のような装いですが、白い苞と緑の葉との瑞々しさが目を引く、貴婦人のたたずまいになるのももうじきです。

ザゼンソウは雪解け水につかるように、こちらに背をむけていましたが、あの色合いと姿は間違いなくザゼンソウです。

           🍁      🍁      🍁

森にはこうした植物たちが顔を見せ、風の冷たさの中にも春の息遣いが感じられる散歩となりました。

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「北海道開拓の村・改修終えて公開へ」の報道

2018-04-06 20:49:37 | 日記

曇り時々雨時々雪。最低気温-1.6℃、最高気温2.5℃。

北海道開拓の村のことがNHKで報道され、

「開拓に携わった方々の苦労とか知恵といったものを、五感で楽しんでもらえれば・・」と北海道歴史文化財団・松井則明彰営業本部長がコメントされていました。

看板なども一新されたようなので、また、出かけてみようと思っています。

改修を終えた北海道開拓の村にも、行きつ戻りつしながら、もうじき暖かな春が訪れることでしょう。

昨年(2017年)、4月30日の写真です。

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野幌森林公園・春

2018-04-05 19:37:31 | 日記

晴れ。最低気温-0.3℃、最高気温6.0℃。

晴れの良いお天気となった今日です。風は相変わらず冷たさを残していますが、日差しは一段と強さを増してきました。

一見、変わらないような風景の中に、間違い探しの気分で、春の進み具合を見てみました。

が、花が咲くといった劇的なことが起こるでもなく、どこがどうということもなくじんわり進む春の、昨日と今日の違いに気づくことは案外難しいものです。

写真のエゾエンゴサクもネコヤナギも相変わらずかもしれません。日差しの強さも映像で違いを切り取ることは難しいものです。

近い間隔での違いや光のように感じとるものを数値を使わないで伝えるのは難しいものだと思いました。数値やオノマトペの出番はそこにあるのでしょうか。

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開拓の村の旧有島家住宅他

2018-04-04 21:03:48 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温1.8℃、最高気温7.0℃。

以上2枚 旧有島家住宅

開拓の村内のポスト(専門の職人の手により、本物と同じ製法で精巧に作られた鋳物 )

本日も10時半から昼休みをはさんで15時半まで、開拓の村での講座に参加してきました。

講座が始まる前に、開拓の村の市街地を散歩してきました。上3枚の写真は旧有島家住宅です。有島武郎が札幌在住のおりに1年余りを過ごした家屋です。『生まれ出づる悩み』に登場する少年のモデルとなった木田金次郎が、絵を持って訪ねたのはこの家とのことです。

ウキペディアで有島武郎を検索すると、この家屋の写真が掲載されていました。

別の時期に住んでいた有島武郎の家屋は芸術の森美術館内に移築されていて、自然豊かな周囲の景色に溶け込んでいました。

北海道にその足跡を残す有島武郎の存在が、こういった住居を通して、少し身近になった気がしています

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「野外博物館 北海道開拓の村」へ

2018-04-03 20:50:39 | 日記

曇り時々雨。最低気温3.6℃、最高気温8.0℃。

旧札幌停車場(管理棟)

旧開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)

市街地群

左(旧浦河市庁庁舎)              右(旧来正旅館)

今日も開拓の村へ行ってきました。正式名称は「野外博物館 北海道開拓の村」。

旧札幌停車場(管理棟)内の右端の部屋にて、10時半から昼休みをはさんで15時半までの講座を受講してきました。講師は学芸員の中島宏一氏。

立て板に水のような語り口に耳を傾けること数時間。

この村にあるポストは、本物と同じ製法で職人の手によって精巧に仕上げられた鋳物であることや北大の恵迪寮が市街地部にあるのは、北大OBの強い働きかけがあったことなどが語られました。

この村は明治から昭和初期にかけて、人びとがどのように暮らしていたのかを、体験的に知らせることを 目的として企画されたとのことです。野外博物館と銘打つ機能を発揮するには、村が生き生きできるように、人の姿が絶えずあることが望まれ、それにはやっぱり人の手が必要なんだなーなどと思いました。

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野幌森林公園・春の幕開け

2018-04-02 20:16:42 | 日記

晴れ。最低気温-0.9℃、最高気温11.0℃。

 

野幌森林公園ふれあいコースから大沢コースへと歩を進めてきました。

大沢コース近くの木々の根本が黄色っぽい感じだったので、近寄ってみるとフクジュソウでした。日の光を集めたかのような黄金色の花びらは遠くからでも輝いて見えました。

大沢口付近ではエゾエンゴサクの葉を見つけました。ミズバショウらしき姿も見かけました。雪解けを待って、一斉に芽吹きが始まっています。

野幌森林公園、春の舞台の幕開けです。これからは主役が交代しながら、森の動植物たちの美しい絵物語が始まることでしょう。

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四月は雨とともに

2018-04-01 20:34:38 | 日記

曇りのち雨。最低気温1.5℃、最高気温8.2℃。

今日から四月です。

朝方の曇り空から、ほどなくして雨がしたたり落ちてきました。

四月の雨はきらいではありません。

静かに降る雨は、

雪解けをうながしてくれるからであり、

心を落ち着かせてもくれるからです。

   🍁     🍁      🍁

雨の中、傘をさして庭に出てみると、

クロッカスやネギが 濡れそぼっていました。

    🍁     🍁      🍁

賢治が「春と修羅」を綴った四月。

「いかりのにがさまた青さ

四月の気層のひかりの底を

唾し はぎしりゆききする

おれはひとりの修羅なのだ」

のくだりに今も強いインパクトを感じます。

自然界のエネルギーが燃え出すこの時期に、

内なる修羅と向き合いつつ

見つめる先に何があったのでしょうか。

    🍁      🍁       🍁

さて、私も今日から「四月の気層のひかりの底」を一歩一歩です。

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