キン肉マン

今年は『キン肉マン』連載開始から29(ニク)周年ということで、様々な肉イベントが行われています。

29日の金曜日(“きん”“にく”)が記念日として公に認定され、スカパー！では各局が特集番組を放送し、民放でも『アメトーク』で“キン肉マン芸人”特集を敢行、画集『筋肉画廊』は発売３日後にはヤフオクで高値がつき、12月にはキンケシ全418体付DVDBOX(\105,000)の発売を控えています。

そんな中、直撃世代の僕を最もときめかせたニュースがありました。「週刊少年ジャンプ」の読み切りで『キン肉マン』が復活するというのです！マジでか！

そんなわけで、当然のように仕事を抜け出し、出張先の三河安城のコンビニで件のジャンプをゲット。

しばらく見ないうちに240円に値上がりしていたジャンプに時代を感じつつ、濃密な50ページ、堪能しましたとも。キン肉マンを始めとしたメインキャラが往年の得意技を次々と繰り出す様は、疲れきった三十路の心を、瞬間的に童心に戻してくれました。

でも、ついでに読んだその他の作品のレベルの低さには愕然としました。あの素晴らしかった『こち亀』ですら、見るに耐えない酷さ。看板漫画であろう『ワンピース』も絵がごちゃごちゃして見辛いことこの上なし。ひどい。

とまあ、ちょっとせつなくなりましたが、ふと「昔のがよかった！」とのたまっている自分のオヤジ化に気付いた事の方がよりせつなかった今日この頃です。

…DVDBOX買おうかな…。