本当は今日1日外出は控えたかったのですが、ポカポカ陽気に誘われて、止めておけばいいのに思わず散歩に出かけてしまいました。
すると、おるわおるわ、カップルや勝負服着込んだ女どもが。しまったと思うも時すでに遅し。なんとか耐えて、ショッピングを楽しもうとするも、コピック10本を買うので精一杯(心も財布も)。このままでは精神の均衡を保てないと、あわてて駆け込んだのは近くの漫画喫茶。案の定ここにもカップルがうじゃうじゃ、しかもテンション高めのうるさいのばっか。
気が狂いそうになったので、パソコン席に座り、ネット映画鑑賞withヘッドホンで自分の世界に逃避行する事にしました。選んだ映画は、『帝都大戦』。1989年公開の、第二次大戦中の日本を舞台にした伝奇サイキックバトル物です(実写)。期待せずに上から目線で見たら、中々おもしろかったですよ。中村くんと加藤の霊力バトルも、古くさくちゃちい映像技術が逆に効果的でかっこよく、ちょっとアドレナリン出ました。
でもラストシーンに平将門が絡んできてちょっとびっくり。ひとつ前のブログにも書きましたが、今日2月14日は平将門の命日なのです。日本映画を毛嫌いしてめったに見ない僕が、全く意識せずにたまたま選んだ映画に出て来た将門公の名前。
元歴史オタクの三十路独身男の、巷のカップルへのひがみ(あっ)を吹き飛ばすには十分の、偶然の符合でした。