GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

『スキマノザラシ』-3

2018年03月15日 | スキマノザラシ
3.10スキマノザラシ磔磔ワンマンを迎えるまでの日々を、偏ったファン目線で振り返る投稿その3。

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3月にスキマノザラシ復活の報を聞き、前売チケットも押さえた。あとは当日を迎えるだけ。

…そう思ってた矢先。

スキマノザラシの所縁の方から、Itoigawaさんの命日に合わせた2月26日から28日までの3日間、パーカーハウスロールでイベントをやるというお知らせが。

イベントと言っても、ライブイベントではなく、有志で集まって飲んだり食べたり、オープンマイクで自由に歌ったり弾いたりしながら、Itoigawaさんの事を語り偲ぶ、という物。

そりゃもちろん行くっきゃないでしょ。

仕事の都合で、行けたのは3日目の28日。スキマノザラシファンの友人と申し合わせて、楽器を持参して弾き語る事に。選んだ曲は…。

Itoigawaさんの曲『レンズ』。

通りすがりのドラマーとベーシストをリズム隊に迎え、沖縄三線とウクレレで弾き語り。…この楽器編成でスキマノザラシの曲が演奏されたのは、史上初めてではなかろうか!(そりゃそうだ)

歌詞やコードのミスは当たり前、終始グダグダになりながらも、でも最高に楽しく歌い切れて感無量の大満足。

さあ退場して次の人にバトンタッチ…、と思いきや、え、もう一曲ですか?汗

リズム隊のお2人はそのままなれど、ウクレレの友人は退場して、フロントに残されたのは沖縄三線1人。ええい、やってやろうじゃねーか。

人前で披露するのは初めての『スネークリバージャンプ』を、頑張って演奏。THE 緊張。途中で某ギタリスト様が乱入してくれたり、某ボーカル様がコーラスで参加してくれたり、ファン冥利に尽きる展開に。

そういえば、三線を始めて間もない頃、Itoigawaさんに「いつかスキマノザラシの曲を三線でチャレンジします!」と宣言したら喜んでくれた(苦笑い説あり)。数年越しに(一方的な)約束を果たせたかな…。

間奏のソロパートは華麗にスルーしつつ、なんとか完走。ライブではなく、飛び入り方式だからできた暴挙…、もとい夢舞台。

あの日あの場にいた皆様。その節はお見苦しい演奏にお付き合いいただいた上、あたたかくご静聴いただき、ありがとうございました。

ひと仕事を終え、仲間と楽しく語り合っていると、ステージ側に少し動きが。

なんと、先程リズム隊として力を貸していただいたドラマーとベーシストが、乱入してくださったギタリストが、コーラスをしてくれたボーカルともう1人のギタリストが…。

つまりはジュンスケさんと、ブロダさんと、アンボイさんと、ミズカミさんと、peeweeさんが、セッティングを始めて。

ブロダさんの弾き始めたイントロは『月光』!5人とも衣装でなく私服だけど、目の前に広がる光景は、まぎれもなくスキマノザラシのライブ!

アウトロのクラップハンズから、流れるようにpeeweeさんのギターイントロが炸裂して『アイアイ』へ。間奏でテーブルに飛び乗るアンボイさんとpeeweeさん。カッケー。

さらに『ミルキーウェイ』『蒼白の子供』まで聴けた。自分が同じステージで素人弾き語りをしていた事も、一時すっかり忘れて、体に染み付いたコール&レスポンスの赴くまま、叫び踊った。

そうだよな、スキマノザラシの、Itoigawaさんのファンでいるって事はこう言う事なんだと、心と体が思い出した夜になった。

でも、祭はまだまだ終わらない。その数日後の3月3日にも、大変な事が起こったのだった…。

つづく




『スキマノザラシ』-2

2018年03月15日 | スキマノザラシ
3.10スキマノザラシ磔磔ワンマンを迎えるまでの日々を、偏ったファン目線で振り返る投稿その2。

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前回の投稿の通り、10.29パーカハウスロールでのドラムトにて、ジュンスケさん参加の『風の歌』が聴けた事で、なんとなく胸の内に封じ込めていたスキマノザラシ待望論が、俺の中で少しだけ幅を利かせ始めた。

とはいえ、メンバーの皆さんに気軽にリクエストできるものでもないし、モヤモヤと不完全燃焼の日々が続いた。

そんな中迎えた(2017)11月25日地獄の季節の十三Club Waterライブ。終演後に、帰ろうとドアを開け外に出たところ、まあまあ酔ったミズカミさんがファンと談笑してた。

申し訳ないと思いつつ、お話を中断してもらい、自撮り2ショットをパシャり。

お礼を言って帰ろうとしたら、やおら肩に手を回され、ぼそぼそっと耳元で「ガバちゃん(俺のあだ名)、3月に1度だけスキマやるよ」って。

しばらく何が起こったかわからずに、放心状態。ポカーン。

…足の小指をタンスの角にぶつけた時みたいに、しばらくしてからいろんな感情が込み上げて来た。

この時点で最後にスキマノザラシのライブを見た十三の地(その時はFANDANGOだったけど)で、今度はスキマノザラシ復活の報せを聴けた。泣きそうだったけど、ぐっとこらえた。

オフィシャル発表ではなさそうだったので、皆に知らせたい気持ちを無理やり押さえ込み、ほんの2,3人の信頼できる友人にのみ、メールで報告した。

あとあと振り返れば、この時夢野カブさんが自身のブログで、磔磔ワンマンと、さらに翌日のパーカーハウスロールの事までフライング書き込みしていたようなので、そのうちの1人はすでに知っていたみたいだけれど。笑。

引き続き、SNSに書き込んでみんなに知らせたい気持ちをグッと我慢。俺は関係者でも友人でもなく、あくまでファンなので。事情通ぶるのはファンとしての妙味を削ぐ行為だもんね。

そうこうしているうちに、磔磔よりオフィシャル発表が。チケットの発売日が12月11日に決まった。月曜日だったので、即会社に休みを申請した。ソワソワして仕事にならないのは分かっていたから。

案の定、当日は居ても立っても居られなくなり、チケット販売開始の15時より1時間早く着いてしまう。さすがにまだ誰も来ていなかった。寒風吹きすさぶ中、二つの意味で震えながら、待つ事一時間。整理番号1番などの良番を、友人たちの分と合わせて9枚購入。

あ、もちろん、後ろに並んでいた人達にも優先的にご購入いただき、その上での追加購入を心がけた。きっと同じくらい強い思いを胸に、この日駆け付けたに違いないから。

チケットも手に入れ、あとは当日を迎えるのみ!

…だったはずが、ふとしたきっかけで、その日までに行われる二つの胸が高鳴るイベントを知ってしまい、またしばらく感情が行ったり来たりする日々を送る事となる。

その二つのイベントとは…。

つづく