3.10スキマノザラシ磔磔ワンマンを迎えるまでの日々を、偏ったファン目線で振り返る投稿その4。
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2月末にパーカーハウスロールで行われた、Itoigawaさんを偲ぶイベント3days。俺自身、弾き語りをさせていただいたり、さらにはスキマノザラシの4曲限定復活サプライズもあり、ファン冥利に尽きるイベントだった。
さあ、今度こそ、3.10磔磔ワンマンに照準を合わせねば!
…そう思っていた矢先。数日後の3月3日に、もうひとつのサプライズが待っていた。
少し時間を巻き戻して、2月の上旬頃。たまたまTwitterにて「スキマノザラシ」をキーワード検索していた所、ちょっと引っかかるツイートを発見。
田所けんすけさんというアーティストの、3月3日レコ発ライブの告知ツイートだった。
問題は、対バンの名前。そこにあったのは『スキマノザラシ』の7文字。
え?
場所は、愛知県小牧市のライブバー。うーん、復活磔磔ワンマンという大一番を控えているバンドが、直前に、小牧でやる必然性は?そもそも公式発表されてないよね?
誤植、誤報の可能性もあるかなと、関係者の方に問い合わせてみたら、間違いではないとの返事が。大々的な告知はしないとの事で、あえて理由は聞かず、そっとスケジュール帳に予定を書き込んだ。
そして当日。スキマノザラシファンの友人の車を交代で運転しながら、小牧を目指す。なんせ開演が21:30という変則ライブなので、電車では到底終電に間に合わないので。
そして、会場の小牧Backdropに到着。ライブハウスというよりは、ライブバーのたたずまい。
炭酸が抜けて砂糖水と化したジンジャーエールを2杯飲みつつ、先行の田所さんの弾き語りを楽しみ、さあ、いよいよスキマノザラシの出番。
先のパーカーハウスロールでの抜き打ち復活の際には流れなかった『She's a ralnbow』が鳴り響き、ああ本当に復活してくれたんだと感無量。
ギターの配置は、ステージ左がpeeweeさん、右側にアンボイさん。アンボイさんの足下には、昨年までいつもその位置にあったエフェクターが、変わらずセッティングされていた。受け継いでくれてるんだな。
事前告知がなかったものの、店内には見知ったスキマノザラシファンがチラホラと。さすがの察知能力。でも、お客さんの多くは、スキマノザラシ初見の、お店の常連や、田所けんすけさんファンの方々だったはず。
それが、ライブ終盤には、皆立ち上がり、前に詰め掛け、すごいテンションに。中にはステージに上がろうとしてファンに引き摺り下ろされる店員さんもいて、苦笑い。この初見殺しのわかりやすさと、旧来ファンも思わず呻く工夫の二律背反こそが、スキマノザラシの真骨頂。
ヒートアップしたライブは、アンコールの『千人の神様が死んで、三匹の獣が走る』で締め。日付は当然のように変わっていた。
その後、やはり炭酸が抜けた砂糖水で乾杯。余韻の懐かしさに心があたたかくなった。
さあ、後は満を持して、3.10磔磔での復活ワンマンを迎えるばかり。いや、まあ、厳密に言えば、ここまでの2回の演奏ですでに復活していると言えなくもないのだけど、それでも、いつものスキマノザラシファンや、いつもの仲間達と一緒に、いつもの磔磔で流れる『She's a ralnbow』を聴けた時こそ、ようやく彼らに「お帰りなさい」が言えるんだ。
そんな事を思いながら、眠気まなこをこすり、再び車に乗り込み、帰路に着いた。
つづく
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2月末にパーカーハウスロールで行われた、Itoigawaさんを偲ぶイベント3days。俺自身、弾き語りをさせていただいたり、さらにはスキマノザラシの4曲限定復活サプライズもあり、ファン冥利に尽きるイベントだった。
さあ、今度こそ、3.10磔磔ワンマンに照準を合わせねば!
…そう思っていた矢先。数日後の3月3日に、もうひとつのサプライズが待っていた。
少し時間を巻き戻して、2月の上旬頃。たまたまTwitterにて「スキマノザラシ」をキーワード検索していた所、ちょっと引っかかるツイートを発見。
田所けんすけさんというアーティストの、3月3日レコ発ライブの告知ツイートだった。
問題は、対バンの名前。そこにあったのは『スキマノザラシ』の7文字。
え?
場所は、愛知県小牧市のライブバー。うーん、復活磔磔ワンマンという大一番を控えているバンドが、直前に、小牧でやる必然性は?そもそも公式発表されてないよね?
誤植、誤報の可能性もあるかなと、関係者の方に問い合わせてみたら、間違いではないとの返事が。大々的な告知はしないとの事で、あえて理由は聞かず、そっとスケジュール帳に予定を書き込んだ。
そして当日。スキマノザラシファンの友人の車を交代で運転しながら、小牧を目指す。なんせ開演が21:30という変則ライブなので、電車では到底終電に間に合わないので。
そして、会場の小牧Backdropに到着。ライブハウスというよりは、ライブバーのたたずまい。
炭酸が抜けて砂糖水と化したジンジャーエールを2杯飲みつつ、先行の田所さんの弾き語りを楽しみ、さあ、いよいよスキマノザラシの出番。
先のパーカーハウスロールでの抜き打ち復活の際には流れなかった『She's a ralnbow』が鳴り響き、ああ本当に復活してくれたんだと感無量。
ギターの配置は、ステージ左がpeeweeさん、右側にアンボイさん。アンボイさんの足下には、昨年までいつもその位置にあったエフェクターが、変わらずセッティングされていた。受け継いでくれてるんだな。
事前告知がなかったものの、店内には見知ったスキマノザラシファンがチラホラと。さすがの察知能力。でも、お客さんの多くは、スキマノザラシ初見の、お店の常連や、田所けんすけさんファンの方々だったはず。
それが、ライブ終盤には、皆立ち上がり、前に詰め掛け、すごいテンションに。中にはステージに上がろうとしてファンに引き摺り下ろされる店員さんもいて、苦笑い。この初見殺しのわかりやすさと、旧来ファンも思わず呻く工夫の二律背反こそが、スキマノザラシの真骨頂。
ヒートアップしたライブは、アンコールの『千人の神様が死んで、三匹の獣が走る』で締め。日付は当然のように変わっていた。
その後、やはり炭酸が抜けた砂糖水で乾杯。余韻の懐かしさに心があたたかくなった。
さあ、後は満を持して、3.10磔磔での復活ワンマンを迎えるばかり。いや、まあ、厳密に言えば、ここまでの2回の演奏ですでに復活していると言えなくもないのだけど、それでも、いつものスキマノザラシファンや、いつもの仲間達と一緒に、いつもの磔磔で流れる『She's a ralnbow』を聴けた時こそ、ようやく彼らに「お帰りなさい」が言えるんだ。
そんな事を思いながら、眠気まなこをこすり、再び車に乗り込み、帰路に着いた。
つづく