国宝松本城は、戦国時代の水正時代初めに作られた、信濃の守護小笠原氏居城林城の一支城であった深志城が始まりであった。一時期武田信玄公が小笠原氏を追い、この地を信濃支配の拠点とした。その後小笠原氏が本能寺の変後深志城を回復し、松本城と改めたのが始まりとか。
これは「黒門」と呼ばれる、本丸に入る正門です。
黒門を入ったところから見た、現存する日本最古の五重天守の松本城です。
天守閣から見えるこの広場は、本丸御殿跡です。
この松本城天守閣内部は、本来の状態を残している珍しいお城です。そのため、天守閣を上り下りする階段は、幅も狭く、最大勾配が61度もあるという、とっても急なものです。同時に階段で上り下りすることが無かったのでしょうが、幅も階段ですれ違うのはちょっと危険なくらい狭いのです。刀や鎧で武装した武士がすれ違う余地は全くありません。その上、一段の高さが約40cmという険しい箇所もあります。