気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

京都にて(8)

2009年01月20日 | その他

12日観光の3社寺目は、天龍寺塔頭「獅子吼の庭」に昨年12月に工事が終わったばかりの本堂「宝厳院」です。この本堂は、正式にはまだ落慶法要が行われていないので、公式には存在していない建物です。落慶法要は、この3月に執り行われるそうです。総檜造りの新しい建物なので、檜の良い香りがしています。

お目当ての宝物は、この「宝厳院」内のふすまに描かれた襖絵です。この襖絵は、女流画家田村能里子画伯に依頼して描かれた「風河燦々三三自在(ふうがさんさんさんさんじざい)」と題した58面に及ぶ障壁画のうち、本堂南面三室が特別公開されたものです。この次はいつ公開されるか存じませんが、私が存命中と言うことは考えづらいと思います。庭の苔には、前夜来の名残の雪が消え残っていました。

コメント
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