今日12月28日は、納めの不動です。
通称目黒不動尊、正式山号は泰叡山護國院 瀧泉寺へ、今年も行ってきました。
私の新入社時の独身寮が、目黒不動さんから徒歩で数分の所にあったのです。
さすがに最近は、このような納めの不動のような時くらいしか出掛けることはありませんが。
JR目黒駅から行人坂を経て、お不動さんへ向かいます。
環状六号線を渡った先、お不動さんへの参詣道に昔は道路一杯に露店が並んでいました。
何時からこのような寂しいと言っても良いような状態に、なってきたのでしょう。
今日のお昼前後の縁日のお不動さんです。
何時から参詣道とは信じられないくらい、露店もなければ、参詣者もまばらになってしまったのでしょう。
この先をお不動さんへ右折した先の道路は、路線バスのルートです。
毎月のお不動さんの行事の時には、ルートが変更され、この道路をバスは通りません。
ちょっとはっきり見えないかも知れませんが、奥の方に龍の口があります。
その口からは、枯れたことがない、と言われている水があります。
これが独鈷の滝です。
身代わりで龍泉に打たれてくださるのが、この「水かけ不動明王」です。
お寺や、神社が山上に祀られることが多いのです。
そのような場合、女性のためと言うことで、傾斜の緩い経路が設定されています。
この目黒不動にも男坂、女坂があります。
私の記憶に残っている男坂・女坂では、身延山のそれです。
男坂は、一段のステップが30cmもあろうかと思ってしまいました。
その男坂の石段は、284段、手すりを頼りにようやく登れました。
それに比べ、目黒不動さんの男坂・女坂は本当に楽な物です。
目黒不動の本堂です。
私が最初に参詣した頃は、本殿はこのように階段を登る様にはなっていませんでした。
男坂を登ったと同じ所にお祀りされていました。
なぜ、このように変更されたのでしょう、私には分かりません。
最後はその女坂の半ばにある、役の行者倚像です。
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