曇天で日差しの見えない今日、東京はかなり底冷えしています。散歩をかねて、久しぶりに葛西臨海公園まで行ってみました。
例年この時期には、「葛西臨海公園 水仙まつり」があり、水仙の花が咲き乱れています。寒々とした臨海公園ですが、辺り一面水仙の良い香りで満たされていました。
水上バス乗り場近くの待合室には、「べか船」が展示されていました。昨年末頃に展示がされたようです。べか船は和船の一種で、かつて葛西の海や川で盛んに使われていました。山本周五郎氏作「青べか物語」の主要登場物です。今ではほとんど見ることも無くなってしまっています。この「龍神丸」と名付けられたべか船は、この臨海公園の海に浮かべられて、子供達と一緒に遊んだそうです。