小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

村上春樹、ありがとう。

2011年06月13日 | 原発
先日、作家の村上春樹がスペインの授賞式でスピーチをしました。
その内容がとても素晴らしかったので紹介したいと思います。

毎日新聞
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html

今回の震災で思っていたことを代弁してもらった気がしました。
さすがに素晴らしい言葉のオンパレード。
立場のある人の発言は本当に勇気がいることだけど、よくやってくれたと思いました。
山本太郎もそうです。

私たちは今回の震災で、原発事故で本当に見過ごしていた大切なことに気付かされました。
あとは、思い、感じ、動きましょう!
村上さんの言葉を借りれば、
「晴れた春の朝、ひとつの村の人々が揃って畑に出て、土地を耕し、種を蒔くように、みんなで力を合わせてその作業を進めなくてはなりません。一人ひとりがそれぞれにできるかたちで、しかし心をひとつにして

子供たちに恥ずかしくない未来を作りましょう♪

無農薬・無化学肥料・無駆除剤(対ネズミ、マイマイ)栽培

2011年06月07日 | 大切にしていること
我が家が子供を授かり、その時から食べ物が身体を育んでいくことを感じました。
そして、ゼロから始まる子供にまつわる食はなるべく安全にしようと思いました。
それからは有機野菜や自然食品を心がけて来ました。


ですが、ウーフ旅の時、家族で色んな農家や販売店で滞在させてもらい気付きました。
あの表示の裏には本当に真面目にやってるひと、適当に表示だけでやっているひとがいるということを。
きちんと顔が見えないと、グローバルな世の中、分からないものなんですね。

そこで次第に自分で確かな安全な作物の栽培をしたいと思うようになりました。
その延長が今の畑になりますね。

亜熱帯の母島では年中、虫がいて、土が痩せていて、ネズミとマイマイが猛威をふるっているので、
「内地と違うんだから、無農薬なんて無理だ、幻想だ」
と何人かに言われました。


でも雑草や草木は人が世話をしなくても元気に育っています。
野菜もそれくらい強くなる手伝いができれば、きっとできると思って今もやっています。
確かに人に改良された品種は化学肥料や農薬に依存していて、自立できないものもあります。
でも、昔からの在来種や島で何度も自家採取することで、気候と環境に慣れて「母島の種」になればきっと強くなれると思いました。
今育っている数少ない野菜は、そんな強い地に合った野菜たちです。


まだまだ素人で難しく、失敗ばかりですが、そのひとつひとつが学びになります。
その中で少しずつうまくいく野菜や方法を見つけ、より持続可能な農を目指していきたいものです♪