小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ローゼルとレモングラス出荷開始!!

2012年09月20日 | ローゼル販売
■ついに念願のローゼルとレモングラスの出荷を開始しました(今は母島限定)。
特にローゼルは2005年に西表島で出逢ってからの悲願だったので、とても感無量です。

初出荷を記念して、自宅で早速ハイビスカスティーを作ってみました。

相変わらず本当に美しい赤が出ます。
味のほうはサッパリとした酸味が特徴です。
ここに島のハチミツを入れると…100%島産の最高の清涼飲料の完成です☆

夏バテを吹き飛ばすこの清涼感がたまりません♪
まずローゼル2個をガクを取ります。

急須に入れて熱湯を注いで5分か、煮出して2~3分。

そのままホットでも美味しいし、

冷やしてクールでも最高です☆

そして、お茶殻はそのままジャム作りに利用します。
まだ使ってないローゼルと合わせて、水とローゼルと同量~半量の砂糖を入れてさっと煮れば、あっという間に美味しいローゼルジャムの出来上がりです☆


■今季は相当な量を作付けしたので、母島は基本的に収穫が落ち着く10月上旬までほぼ毎日出荷する予定です。

1袋10個~12個入りで158円の販売となります。
ジャムづくりにキロで購入したい方はご相談下さい。
父島にも週1度は出荷予定です。
基本的には化石燃料に依存せず、住んでる島で循環することが目標なので、基本的には母島で消費するのが目標です。

ですが、持続可能な島暮らしを夢描いているとき、多くの島の人がこの地で採れる作物を知り、有効利用して欲しいとの願いはあるので、父島にも少量ですが出荷予定です。

それに父島では「はるさえん」という友人の百姓がローゼルを少量ですが生産していますので、そちらをご購入いただければなと思います。
ただ、聞くと生産量が少なめなので、僕も父島の直売所に出荷することにしました。


■そして以前からリクエストがありました生レモングラスの出荷も開始しました。
ハーブティーに、タイ料理・カリブ海料理、トムヤンクンに大いに利用できます。

特に夏のレモングラスティーはとてもサッパリして美味しいです♪
またカレーに入れると、ぐっと風味が増します(食べる前に葉は取り出します)

こちらは父島の友人(小田川農園)が以前から出荷をしていますし、
最近はレモングラスティーの瓶の販売も始めるほどなので、僕のレモングラスは母島限定の予定です。


■ところで、ローゼルは「洛神花」という生薬としても利用されています。
効用としては代謝促進、強壮作用、利尿作用、肉体疲労、眼精疲労、消化促進、便秘、貧血などがあるそうです。

そして、美容効果も絶大とか(笑)!?
なんでも日焼けした肌の美白効果があるそうです。

モロヘイヤの効用のひとつ、体の固定脂肪セルライトの分解と共にローゼルも美容に効果的…
美容にまったく興味のない僕ですが(笑)、結構島の女性の反応はすごいです(~_~;)

最後にこのブログをよく読んで頂いている福島の方から、母島で避難生活しているOファミリーを通して素敵なワンピースを姉妹ペアで頂きました。
ふたりはとってもお揃いの服を気に入り、頂いて早速来ています。

この場を借りて、お礼を申し上げたいと思います。
原発の影響で色々心配な暮らしの中、本当にありがとうございます。
島からでもできることは沢山あります。
持続可能な社会作りに向けて、今後も頑張ります♪

食用ハイビスカス「ローゼル」が母島に馴染んできました!

2012年09月15日 | ローゼル
■有名なハイビスカスティーの原料になる「ローゼル」。
2005年に西表のパン屋「マナの店」のあんぱんの中央に乗っていて絶妙の美味しさからすっかり虜になったこの作物(このときに種を分けてもらいました!)。

今年で3回目の母島での自家採取、年々ローゼル自身が母島に馴染んできて立派になってきています。
その土地での自家採取の大切さを切に感じています。
その土地に合ったものであれば、より作物自身が強くなり無農薬・無化学肥料が可能になるし、食べるその土地の人の体にもいいと感じます。
まさに「身土不二」。(人の体は大地と繋がっているという意味)


今年は去年の倍以上を作付し、もうすぐ出荷できそうです。
ジャムを作りたくてキロ単位で購入したい方はご相談ください。
値段は…現在検討中です。


ローゼルは「洛神花」という生薬にも使われており、代謝促進、強壮作用、利尿作用、肉体疲労、眼精疲労、消化促進、便秘、貧血などに効用があるそうです。

ただし、妊婦の方は飲用を控えて下さい。
たぶん、陰性が強いのだと思います。

ジャムやお茶、塩漬けなど、
詳しい利用の仕方は去年のブログで紹介しています。
出荷開始まで今しばらくお待ちください♪


■さてローゼルと同じアオイ科の大本命「島オクラ」です。

こちらも自家採取3年目でずっと地に馴染んできました。
写真のは秋冬用に作付した遅めの若いオクラです。


モロヘイヤは出荷開始したものの、すっかり足りない状態が続いています。
ほんとうにありがたいことです♪
島の真夏の葉物は貴重なので、来年はもっと作りたいと思います。


同じく自家採取3年目の「島大根」。

早速大きな芽を出しています。
いつも思うことですが、どうしてあんなに小さな種からこんなに立派な双葉が出てくるのでしょう?

いつも自然の不思議さに感動します。
人間じゃどう頑張っても作れません。



こちらは3歳になったナスです。
小笠原は亜熱帯なので、うまく選定すればナスは数年生きるみたいです。
1年草じゃないんですね☆

もちろん収量は落ちてますが、どこまでイケるかナスの長寿記録に挑戦です♪


■先ほどは人は作れないと書きましたが、そうそう子供たちがおりました(笑)。

作物も人も「作る」、というより「生まれる」言った方がしっくりくるほどいのちって神秘的です。
本当に神様の絶対的な領域ですね。

2歳の次女がここのところ熱を出してぐったり。
ようやく回復してきた今日この頃。
大好きな海に入れなくて寂しい様子。
僕も回復を切に願います。
だって僕も海で遊びたいからっ!!(笑)