小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

長女が帰国!~20歳に☆やっぱり毎年激動の10月!! 

2023年10月26日 | 母島 暮らし 子供
■母島に移住した2009年頃から、毎年10月は怒涛の様に過ぎる月だった気がします。
今年は長女の帰国に20歳の誕生日、次女の誕生日、
ローゼルの出荷に議員としての内地出張と、
いつにも増して多彩なボリュームの10月になっています。

観測史上最大の200㎜を超える豪雨(1時間当たり123mm)をもたらした翌日に、
内地出張を終えて母島に帰ってきました。
本当に家族には留守中に色々と負担をかけてしまい、本当に有難い気持ちでいっぱいです。

母島に戻って妻が作った美味しいローゼルごはんを頂きながら、
島に帰って来た喜びを嚙みしめています。

議員活動と報告を日々行っていたら(主にFacebookページにアップしています)、
だいたい毎週更新していたブログもすっかり空いてしまいました。
僕のブログの一番の目的は忘備録です。
それすら追いつかないほどの出来事の嵐ですが、
綴っていこうと思います。


■10月の議員としての内地出張のメインは小笠原と友好市町村になっている南アルプス市への行政視察でした。
それについては後日まとめたいとは思っています。(で、できるかな?)

他に都庁各関係部署への挨拶や、個人的な議員活動で動きに動いてきたわけですが、
土日はオフということで、そこの隙間を利用して、
3年ぶりにカナダから帰国した長女と、
3年ぶりに再会を果たしました☆

3年ぶりの再会の場所は立川の島想食堂!!
ここは5月にも訪れてイベントをした、小笠原島料理も出てくる、お勧めのお店です。
店主の中西奈美さんは同世代で父島出身。

驚くほど味がじんわりと沁みてくる美味しさで、
前回は満員御礼でゆっくりできなかったので、
今回はゆっくり味わわせてもらいました♡

本当に美味しくて、美味しくてたまらない料理とトーク。

この日、自動車学校でマニュアル免許取得をクリアした長女は、
府中の運転免許センターで学科試験を受けて、
免許取り立てで3年ぶりの親子の再会という予定でした。

しかし、長女は近辺で友達と遊んで来ることとなり、
猛烈に空腹だった僕はお先に美味しすぎる食事を楽しみました♪

ホントに美味し過ぎました♡
どうも有難う!!

■お腹も膨れて、他のお客さんらと話してる中、
3年ぶりに成長した長女が現れました☆

SNSやスマホ、通信の発達のお陰か、そのせいか分かりませんが、
近況を時々やり取りしているせいか、
あまり新鮮味はありませんでした(笑)。

しかし、やっぱり元気な娘の顔を見れるのは嬉しいもので、
出来立ての運転免許の写真を見て大笑いしながらも、
嬉しい再会を果たしました。

そこからは妻の実家、飛騨高山を目指すべく、レンタカーで一路長野へ。
いきなり免許取り立てに高速道路の運転デビューか⁉と思いきや、
初心者マークの購入が間に合わず、僕の運転でまずは安曇野を目指しました。

車中では、久々の親子再開のお陰か、色んな話が尽きません。
元々よくしゃべる親子ですが、まあ語りは止まりません(笑)。

運転する身になって、助手席の怖さを分かったようで、
しきりに「怖い、怖い!」を連発しながらも、
「意外とお父さん、ちゃんと見て運転してるんだね…」
と自動車学校卒業したてならではの目線で語って来る始末(#^.^#)

3年間のカナダでの高校生活。
1年間のカナダでの労働と旅の日々。
至る所に長女の成長を感じることが出来て、親父としては嬉しい限りでした☆


安曇野の朝にみんなで竹パンを焼いて食べるのも最高でした(#^.^#)

夜遅くに安曇野に着いて、
翌朝からも笑っちゃうくらい最高の展開と出逢いが続き、
無事に昼前に飛騨高山に到着しました♪

妻の実家でも長女は進んで洗い物をしてくれたり、
色んな人を気遣ったり、
ホテルで僕が洗濯機をかけてバタンキューしてたら洗濯物を干してくれたり、
今ままででは考えられないほど、ちゃんと異国の地で一人で暮らしてきたんだなと
成長を感じさせてもらいました☆

20歳を迎えて一緒にビールを親子で飲むというのも、
なんだか不思議でした(#^.^#)

■高山でお墓参りやおばあちゃんのご案内などミッションをこなし、
さあ長野に戻るのは、初心者マークを手に入れた長女の運転!!

レンタカーを借りる時にしっかりと手続きもしているので、
保険も利くし、安心して運転を任せれる状況。
免許を取得して2日。
高山で20歳を迎えたその日。
僕は娘の運転する車の助手席でプルプル震えておりました(笑)

想像よりも、左右の距離感や感覚は怖くなく、
一般公道の速度とブレーキのタイミングが怖いくらいで、
長女の緊張具合で、何度か交代しながらも、
高山から安曇野へ戻って来れました☆

波田ではこの1月に小笠原のお墓の戒名彫刻をしに来てくれた弦洋さんファミリーとも再開し、
無事に安曇野に到着しました。

そこから長女は果たしたいミッションがあり、
それは都会よりも落ち着く田舎でやったらどうか?ということになり、
その場で長女を安曇野に放置し、僕は高速道路に乗りました(#^.^#)

高速道路を運転しながら、
そういえば長女の運転の横で寝させてもらったおかげで、
一度も眠くなることなく、安全に立川に戻ることができました。



■立川から戻った翌日からは公務に戻り、議員全員で山梨県南アルプス市へ。
公務の決まった予定の為に、富士山の周りを行ったり来たりの日々でした(#^.^#)

南アルプス市については議員のFacebookページや後日アップするであろう記事に詳しく書こうと思います。

初めて訪れた南アルプス市。
まあ、富士山という日本最高峰の山の存在感と美しい事!!!

ちょうどこの数日で山頂に雪が積もって、
最高の姿を見せてくれました!!


南アルプス市には小笠原村と有効市町村になるご縁があります。
道をあるけば、幾つも「小笠原」の表記が目につきます(#^.^#)
色んな出会いと学びがあったので、後ほど記事に書こうと思います。


他には母島出身の宮澤かれんがミスユニバースジャパンに挑戦し、
見事トップイレブンに選ばれたという快挙があり、
そのお祝いの場にも行くことが出来ました!

島出身の子供が色んな分野に挑戦していく事がとても嬉しいです。
結果も勿論大事ですが、その動きとプロセス、
そこでもたらされるご縁が大事な気がするのです。
かれん、本当におめでとう!!

■そして、長女と1日違いで次女も14歳の誕生日を迎えました!
誕生日おめでとう!!

今回は内地と母島で離れていたので、
残念ながら一緒に誕生日を迎える事はできませんでしたが、
内地から戻る時に誕生日ミッションが発生し、
とてもドキドキワクワクしました☆

次女にとって、母島の暮らしもあと1年半です。
学芸会も直前に控えて、とても大事な時期だと思います。

思春期真っ只中ですので、親父とは大して話をしてくれません(涙)が、
次女の成長やこれからもとても楽しみです!

母島に戻って、ようやく普通の日常を取り戻し、
お祝いのケーキや、冒頭のローゼルご飯やローゼルティー(ハイビスカスティー)を味わいながら、
島の日常がたまらなく愛おしく感じられました♪


ローゼルの出荷や議員活動に追われながらも、
やっぱり島の日常が大好きであることが再認識できました。

夕陽を眺めながら1日を終える瞬間なんて、もう最高です♡

きっと1日の最後に感謝して終える事なんて、どこでも誰でもできる事だと思います。
せわしない僕にとっては、
どんなにあがいても日は沈み、
また日が昇るその圧倒的なまでの自然の流れが、
有無を言わさず一日の終わりを作ってくれて、
本当に有難く感じます。

都会にいると、街は24時間動いているし、
ついつい色々やってしまいがちです。

なので、僕にとってはそんな島暮らしが大事なようです(#^.^#)

いつもいつも至らない僕を支えてくれる家族、
地域の皆さん、応援してくれる仲間、
全ての皆さんのお陰で今日も暮らせています。

どうもありがとうございます<m(__)m>

2023年 母島産ローゼル出荷します!!

2023年10月02日 | ローゼル販売
■お待たせしました!
今年の母島産小笠原ローゼルの出荷開始となりました♪
本日は母島農協に出荷します(#^.^#)

今年は去年に比べると台風の影響も少なく、
生育は順調!と思われていましたが、
最後の9月初旬からの毎日の雨のせいか、
木は僕の背丈(176㎝)を超える程大きいのに、
実成もいいのに、
実の肥大がゆっくりな印象です(#^.^#)

ローゼルは食用ハイビスカスの別名で、
古代エジプト文明の頃から使われていて、
なんとクレオパトラが愛していたとか…
→ローゼルについてはこちらをどうぞ!

美しい紅色を活かして、料理の彩りに。
酸味の利いた味わいを活かして、様々な料理にお使いいただけます。
ジャムにハーブティーに塩漬けにお酒漬けと、
多様な利用が出来ます♪
→加工利用についてはこちらをどうぞ!



■さて、販売についてです。
基本的には島内販売をメインとしていますが、
内地向けの発送も承ります。

今年は議員になったこと、諸事情があり、
作付け本数を減らしています。

もし、予約頂いても、お届けできない場合もございますので、
ご了承下さいませ。
※11月末収穫の晩生ローゼル「うちなーローゼル」は作付けを増やしました。順調です!

【島内販売】
★予約の際には
 ・小袋 約100g(260円)
 ・中袋 約250g(630円)
 ・大袋 約500g(1250円)
 ・無選別 袋なし 1㎏(2300円)
  ※母島内限定、袋なし量り売りでお届けもできます☆(ちょっとお得!)

 ①規格の種類 小袋 or 中袋 or 大袋 or 無選別
 ②数量 何袋(何キロ)
  ※おひとり様1kgまで
 ③連絡先 氏名、住所、電話番号
  を明記してご連絡ください。
 連絡先はブログ左のメッセージ欄、メール、SNSメッセージなどでも受け付けています☆
 直接声をかけて頂いても大丈夫です!
  miyagigian-farm@yahoo.co.jp

父島でも友人農家がローゼルを生産しています。
あまり大量には作っていないみたいですが、
父島の農協直売所に出荷しているそうです。
ぜひとも地産地消で頑張って欲しいと思います!


【内地からお求め】
今年は一人様、最大1㎏までに限定したいと思います。

◎内地発送ご希望の方は下記連絡先までにご連絡下さい。 
<連絡方法>下記のいずれかでご連絡ください。
 ・ブログ左欄にあるメッセージ(連絡先を記入してください)、
 ・Eメール(miyagigian-farm☆yahoo.co.jp ←☆マークを@に変えて送信してください。)
 ・Facebookのメッセージ
 ・電話や島で見かけたときにでも気軽に声をかけて下さい♪

 ①規格の種類:A級(260円/100g) or 無選別(230円/100g)
 ②数量:100g~1kg ※今年度はおひとり様 1kg未満でお願いします。
  (100gでローゼルが9~10個くらいです)
 ③連絡先:氏名、住所、電話番号
 ④発送希望船便(父島出港 10/8、22、29 or いつでもOK!)
 ⑤配達希望時間帯
  を明記してご連絡ください。

(内地発送は冷蔵で発送します)
 内地向けの支払いはゆうちょ銀行への振り込みでお願いします。
 発送時に請求書を同封します。

内容量は注文数より若干多めに入れていますが、
運送中に蒸散で重さが減る場合がありますのでご了承ください。


※2023年秋の出荷はすべて終了しました!
ありがとうございました(^_-)-☆


内地向け発送の場合は、
ビニールに入れるより、段ボールに新聞紙で送るのが一番鮮度保持できることが分かってきました。
見栄えは悪いのですが、いい状態でお届けするのがベストと思いますので、ご了承ください

■ポリシーとして、
作物にとって一番は地産地消であるべきと考えているからなのです。

発送には送料はもちろんですが、多大な流通コスト(発送、梱包、連絡etc)が発生します。

それにはお金が対価として支払われるのですが、
それでは環境負荷に対して補えないものがあると思うのです。
一番は作物はその生産地で消費することだと思っています。

現代の流通の発達のお蔭で、世界は狭くなり、大変便利になりました。
しかし、それによって失われたものも数多く存在します。

僕は持続可能な暮らし実現の為に、
意識は広く、生活活動は狭くあればなぁと思うのです。
内地から沢山の嬉しい声があるのは正直、とても励みになります♪
そしてとてもとても有難いのですが、
なるべくは島内で消費し、加工し、循環していくのが理想だとも思っています。

そんな訳で、今年も内地向けは数量限定で、
予約を受けることになります。
船便に載せるタイミングなどで数量が足りない場合、
諸事情により収量が得られない場合などはこちらからキャンセルさせて頂く場合があると思いますので、ご了承ください。

★また、無選別ローゼルは虫の混入、欠けなどが入っている可能性があります。
風の雨を凌いで、アリなどが中に入っているのがあると思います。
雨風を凌ぐには良い環境なのでしょうが、加工の時はちょっと困る存在です。
剥いてみて、アリがいたら、そっとベランダにでも置いておいてもらえるとそのうちにいなくなります。

また予約状況、天候、生育状況によっては予約されていてもご用意できない場合がございます。
その場合はご連絡させていただきますが、
予約はキャンセルになってしまうのでよろしくお願いします。



■この忙しい10月に今度は議員としての出張も重なってしまい、
色々てんてこ舞いです(#^.^#)

長女も3年ぶりにカナダから帰国したらしく(まだ会えてない)、
久し振りの再開が楽しみです。
もう、お互い顔が分からないかも(笑)。

長女も離れているうちに20歳になるタイミング。
僕が初めて仙台から小笠原に来たのが19歳。

現在僕が42歳なので、
人生の半分は小笠原に住み、
妻や娘達と過ごしているわけです。

そして、2年後には次女も巣立ち、
妻と二人で暮らしていくわけです。
(別れてなければっw)

ローゼルと出逢ったのも、2006年の秋です。
その時は家族でWWOOF(ウーフ)を使った旅で
日本一周をしながら自給自足を学んでいました。

その後、母島に住んでローゼルを生産し、
今では便利屋や議員をやっていたりするわけなので、
人生は分からないものです(#^.^#)