■昨日はこの春に離任、転校、卒業するみんなの見送りの日でした。
毎年のことですが、島のこのシーズンはずっとお別れのムード一色です。
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子供たちも至る所で謝恩会やお別れ会、
大人達は仕事の後に、
引っ越しの片付けをする暇があるのかと思えるほど(笑)、
毎晩のように送別会の嵐となります。
近年、教員はだいたい3年くらいで移動となります。
子供たちはもちろん、
日々お世話になっていますし、
青年会などにも積極的に関わってくれて、
地域の為にも沢山関わってくれた皆さん。
本当にありがとうございました。
そして、この春に無事に卒業を迎え、
母島を離れる子供達。
本当におめでとう!
高校のない母島では、
みんなが慣れ親しんだ故郷を15の春に発たなければなりません。
親としてはもっと身近に関わりたかった寂しさもあるし、
はやく、あまりにも平和と信頼で安心した島の暮らしから、
厳しい内地の世界に慣れて生きて行って欲しい親心もあり、複雑です。
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少なくとも、
僕が仙台で中3を卒業したときは、
その後家を離れる事なんてまだ夢の中の事で、
何も考えないで生きていた気がします。
目一杯、心の奥からの衝動と現実のギャップに苦しむ中学の思春期。
いっぱい親に反抗したい時期なのでしょうが、
すぐ先に巣立ちを感じていると、
素直に反抗できないのではないかと心配もしたりします。
我が家の長女もいよいよこの春に中学3年生になります。
来年の我が身を想像しながらの見送りは、
なかなか感触深いものがありました。
■こうしてお別れをするたびに、
母島を離れるみんなにとって、
母島での日々はどんなものだったかに想いを馳せます。
島を離れる一人一人から言葉を頂きます。
こみあげる想いに涙が溢れ、
言葉にならない感情がヒシヒシと伝わってきます。
僕が高校を卒業し、旅に出る時に、
当時の担任の先生が話してくれました。
「その土地を離れる時に、涙が出てくるような、そんな素晴らしい出逢いをして来いよ!」
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当時は、俺は男なんだし、そんな事ねぇだろ!
と思っていたものでしたが、
実際は男の僕でも涙が溢れることが沢山ありました(笑)。
でも思い起こしてみると、
色んな離島を旅して、
離れる時に一番泣いたのが母島でした。
今、そんな母島に自分と家族が暮らしているのがとても不思議です♪
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■色んな想いが交錯するお別れの言葉のあとは、
小学校高学年による小笠原太鼓の見送り太鼓が披露されます。
太鼓の低い鼓動が、心を揺さぶり、
色んな景色が流れていきます。
このご時世、
内地ではなかなかできない様な人の繋がりが深い暮らし。
碧すぎる大空と大自然に抱かれて、
私達はそれぞれ精一杯、暮らしています。
寂しいけど、母島に暮らしていて良かったなぁと思う瞬間です。
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子供たちの太鼓を浴びながら、
島を離れる皆さんはどんな気持ちに包まれているのでしょうか。
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最後に記念撮影をして、それぞれお別れのあいさつの嵐です。
スポーツや文化など、色んなサークルに参加していた人もいるので、
船に乗るギリギリまで沢山の触れ合いが続きます。
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サッカー部などは恒例の胴上げ(笑)!!
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そんな想いを載せて、
ははじま丸は港を離れます。
いってらっしゃい!!
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どうもありがとう~~!!!
元気でね~~!
毎年のことですが、島のこのシーズンはずっとお別れのムード一色です。
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子供たちも至る所で謝恩会やお別れ会、
大人達は仕事の後に、
引っ越しの片付けをする暇があるのかと思えるほど(笑)、
毎晩のように送別会の嵐となります。
近年、教員はだいたい3年くらいで移動となります。
子供たちはもちろん、
日々お世話になっていますし、
青年会などにも積極的に関わってくれて、
地域の為にも沢山関わってくれた皆さん。
本当にありがとうございました。
そして、この春に無事に卒業を迎え、
母島を離れる子供達。
本当におめでとう!
高校のない母島では、
みんなが慣れ親しんだ故郷を15の春に発たなければなりません。
親としてはもっと身近に関わりたかった寂しさもあるし、
はやく、あまりにも平和と信頼で安心した島の暮らしから、
厳しい内地の世界に慣れて生きて行って欲しい親心もあり、複雑です。
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少なくとも、
僕が仙台で中3を卒業したときは、
その後家を離れる事なんてまだ夢の中の事で、
何も考えないで生きていた気がします。
目一杯、心の奥からの衝動と現実のギャップに苦しむ中学の思春期。
いっぱい親に反抗したい時期なのでしょうが、
すぐ先に巣立ちを感じていると、
素直に反抗できないのではないかと心配もしたりします。
我が家の長女もいよいよこの春に中学3年生になります。
来年の我が身を想像しながらの見送りは、
なかなか感触深いものがありました。
■こうしてお別れをするたびに、
母島を離れるみんなにとって、
母島での日々はどんなものだったかに想いを馳せます。
島を離れる一人一人から言葉を頂きます。
こみあげる想いに涙が溢れ、
言葉にならない感情がヒシヒシと伝わってきます。
僕が高校を卒業し、旅に出る時に、
当時の担任の先生が話してくれました。
「その土地を離れる時に、涙が出てくるような、そんな素晴らしい出逢いをして来いよ!」
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当時は、俺は男なんだし、そんな事ねぇだろ!
と思っていたものでしたが、
実際は男の僕でも涙が溢れることが沢山ありました(笑)。
でも思い起こしてみると、
色んな離島を旅して、
離れる時に一番泣いたのが母島でした。
今、そんな母島に自分と家族が暮らしているのがとても不思議です♪
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■色んな想いが交錯するお別れの言葉のあとは、
小学校高学年による小笠原太鼓の見送り太鼓が披露されます。
太鼓の低い鼓動が、心を揺さぶり、
色んな景色が流れていきます。
このご時世、
内地ではなかなかできない様な人の繋がりが深い暮らし。
碧すぎる大空と大自然に抱かれて、
私達はそれぞれ精一杯、暮らしています。
寂しいけど、母島に暮らしていて良かったなぁと思う瞬間です。
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子供たちの太鼓を浴びながら、
島を離れる皆さんはどんな気持ちに包まれているのでしょうか。
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最後に記念撮影をして、それぞれお別れのあいさつの嵐です。
スポーツや文化など、色んなサークルに参加していた人もいるので、
船に乗るギリギリまで沢山の触れ合いが続きます。
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サッカー部などは恒例の胴上げ(笑)!!
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そんな想いを載せて、
ははじま丸は港を離れます。
いってらっしゃい!!
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どうもありがとう~~!!!
元気でね~~!