小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

第50回 返還56年 母島返還祭

2024年06月26日 | 島のイベント
■6月26日は小笠原返還記念日。
小笠原がアメリカから返還されて56年。
母島としては50回という節目となる返還祭でした。

2日間ともガッツリ盆踊りを踊り、
楽しすぎる準備、設営、手伝い、
八丈島からの来賓の皆さんとのひと時、
圧倒的な花火!
祭りが終わった後の「楽しかったねぇ」と言い合いながらの片づけ。

僕は南洋踊りや消防団で出る機会はあったものの、
青年会や子供会をガッツリやっていた頃よりは、
どこか裏方役が多くなってきましたが、
どこをどう切り取っても、最高だったと言える返還祭でした。

それも本当に色んな方が関わり、支えてくれるからこそ、です。
みんながそれぞれ楽しむために、人を楽しませるために、
子供や家族のために、これぞ母島と思えるのが母島返還祭なのです。
本当にみんなみんなありがとうございます!!

今年もみんなで櫓(やぐら)を囲んで、肩を組み、
小笠原望郷歌を歌いながらフィナーレです。
じんわり涙が溢れるくらい、暖かくて優しいみんなのお祭り。

ああ、母島に住んでいて、本当に良かった。
そう思えることが、本当に幸せです。

返還祭翌日から怒涛の内地出張で、
すっかりその余韻を味わうのに遅くなってしまいましたが、
そんな自慢の母島返還祭。
また来年もみんなで楽しく過ごせたらと思います。


■さてさて、そんな返還祭を写真でも振り返っていきたいと思います。
母島返還祭は前夜祭に当夜祭と2日構成です。
1日目は青年会のダンスがトリを務める母島の地域向けの演芸が続きます。
2日目は返還祭スポーツ大会の表彰式、八丈太鼓から始まり南洋踊りで終わる、
父島の返還祭を経ての来賓も母島に交じっての、花火もある盛大な日です。
どちらも盆踊りが最後に待っています(^_-)-☆

そんな1日目。
母島小学校の小笠原太鼓から始まります。
ステージ裏の少し緊張している子供たちの顔、
そんな子供たちの背中を暖かい眼差しで見つめる師匠の姿。
なんだかあまりに素敵な光景でした。

その後は日も暮れて、
手話サークルや色んな演芸が続いていきます。

コーラス隊は指揮者が跳ねるほどのダイナミックなパフォーマンス!!

去年、頑張ってB‘zを演奏していたチームが、
今年はさらに上手くなっており、正直感動しました!

まるでプロのようにギターを抱えているこの方ですが、
ギターに触るのは実は人生3回目で超ハッタリであることは内緒です(笑)。
そのお父様を見つめる、次の出番待ちの娘さんの心境や、いかに(^^♪


■その後、子供たちのフラが続きます。
秋に行うフラの祭典、フラオハナに比べると、
曲数が少ないのであっという間な印象ですが、
次女も中学校生活最後の返還祭フラなので、
とても感慨深かったです。

母島に帰って来ている長女は、
存分に大好きなフラが踊れる幸せを嚙み締めていました♪
こんな感じで日本の祭りの風景にフラ。
これが母島の景色です(#^.^#)

中学生メンバーの堂々としたキメ☆


大人のフラは圧巻です。

この春島に来たばかりのメンバーもすごく頑張っていて、
めちゃくちゃ驚きました☆

その後は小学生を巻き込んだ青年会のダンスがトリを務め、
恒例の盆踊りに突入です。


■僕は盆踊りが大好きなので、この時間が超幸せです(#^.^#)
小笠原音頭、母島音頭、東京音頭、大東京音頭、
1+1音頭、大漁節、炭坑節、
そして去年からマッコウ音頭がラインナップに仲間入りしています♪

どの盆踊りもそれぞれの持ち味があって大好きなのですが、
やはり一番盛り上がるのがジャンプする小笠原音頭ですね~

父島だけでずっとやっていたマッコウ音頭ですが、
その曲を作った平田さんが母島に来たことで、
母島の盆踊りに仲間入り♡
どっぱんどっぱんとピョンピョン跳ねながら、
みんなで楽しく踊っています。

伸びたカセットテープをそのままデジタル化している曲もあり、
太鼓としては超難易度が高いのですが、それもまた一興☆
太鼓のみんなもとっても楽しそうです☆


■2日目は返還祭スポーツ大会の表彰式から始まり、
八丈太鼓六人会の素晴らしき名演から演芸が開始されます。

母島の教員をしていた先生が、
今は八丈島に住み、太鼓を叩きに母島に来るという嬉しさ(#^.^#)


2日目は議員として八丈からの来賓皆さんとワイワイやりながらなのですが、
小笠原消防団母島分団の結成50周年記念というステージ、
南洋踊りと着替えも多く、あまりゆっくり話すどころか、
写真を撮る余裕もあまりないくらいでした☺

南洋踊りを終えたら、第50回ということで、
例年よりも豪華な花火大会!!

内地の花火大会に比べれば、
可愛い規模なのでしょうが、
なんといっても距離が近いので、大迫力!!
冒頭の写真と同様に、ずっとその迫力と近さを写真で表現したかったのですが、
今回は撮りたい写真が撮れました!
やった~!

花火を終えたらまたまた盆踊りです!
八丈の皆さんも巻き込み、
去年は遠慮して踊らなかった八丈の町長さんも今回は踊りました♪

最後に大好きな小笠原望郷歌!!
みんなで肩を組んで、櫓(やぐら)に書かれた歌詞を見ながら、
みんなで大声で歌います。
この瞬間がまさにフィナーレで嬉しい限りです☆


■今回は返還祭実行委員会のメンバーが、
猛烈にプロレス的演出を企んでおり、
消防団の舞台、2日目終盤の裏方紹介も、
超情熱的なマイクでパフォーマンスを発揮してくれていました。

この返還祭の大成功は、この男なしでは成しえませんし、
本当に裏方の皆さんのおかげで、スムーズな進行がなされていることに間違いありません。

裏方も、花火も、夜店も、太鼓も、司会も、音響も、電気屋さんも、ガス屋さんも、ゴミ監視役も、
みんなみんなの愛で成り立っている、
それが母島返還祭だと思います。

胸を張って言える、最高の母島のお祭りだと思います♪
今年も本当にありがとうございました!!
これで1年分の元気をもらったぞ~~!!!


小笠原村の古紙をリサイクルしてくれている会社を訪問してきました!(ごみ処理レポ③)

2024年06月11日 | ゴミ問題
【小笠原村古紙をリサイクルしてくれている、都内の古紙会社を訪問してきました!】  
■子供の頃から廃品回収の車が回ってきて、
段ボール、ボロ布などを集めていた記憶があります。

今は母島でごみ回収の仕事もしているのですが、
あの集めてフレコンバック(トン袋)に入れて、共勝丸に載せた先はどうなっているのだろう?
そんな疑問と謎を払拭するために、
小笠原村の古紙、段ボール、牛乳パックをリサイクルしてくれている、
都内の古紙会社さんを訪問してきました!

 小笠原村とはとても長いお付き合いだそうです(^_-)-☆


こちらでは、段ボールは圧縮して処理工場へ、運搬しているそうです!
ゴミ回収していても、暮らしのゴミを出していても、
ついつい燃えるゴミに入れてしまうことも多い紙類。

つまり、燃やしてしまえば熱量となり、炉を消耗させ、
温室効果ガスを排出する紙類も、
リサイクル資源として回せば、また紙となり、
新たな森林伐採をする必要も減るわけです。

僕たちが気を付けて資源に出すことで、
買い取ってもらえるし、地球環境にも良いということです。

ただし、濡れた段ボールや、汚れた紙類は、
リサイクルした時に臭いの原因になったりするそうなので、
そうしたものは燃えるゴミに出して欲しいとのことでした。

案内してくれた所長さんの話によると、
ペーパーレス化、ネットの普及による書籍離れの影響で、
古紙自体の物量が減ってきていて、まだまだ足りないそうです。

↑丁度、小笠原村から届いている段ボールを広げて乾燥させている所も見させて頂きました。
この段ボールは本土と島を行き来しているので、
少なくとも2000km(内地と島往復)+1000㎞(東京→処理工場)は旅をしていることになります。 
凄いですね!!

こうした実態を知ると、しっかりと濡らさない形で分別し、
ゴミに出すことは地球環境にとっても大事ですし、
村の焼却炉の消耗を助ける意味合いがあることが分かっています。

そして、このような処理をしてくれる方々がいるから、
私たちの暮らしから出るゴミが山のように溢れていかず、
できる限り資源を無駄にしないでできていることが分かります。

こうした視察を通して、私たちのゴミがどうなっているのかが、
初めて具体的に見えてきました!
本当にありがとうございます!
今後ともよろしくお願いします☆

小笠原の小型家電、製品プラスティック処理工場を訪ねて(ごみ処理レポ②)

2024年06月03日 | ゴミ問題
■今回はリバー(株)児玉事業所様を訪ねて、埼玉県と群馬県のほぼ県境までやってきました!
こちらでは表題の2品目を1100㎞南の小笠原から海を越えて、送らせて頂き、処理をしてもらっています。

見学をさせてもらって、想像以上にとても丁寧に廃棄物をより分けて、
再度資源にできる工夫が随所にあり、感動を覚えるほどでした(^^♪

シンプルに言えば、届いた廃棄製品を大まかに仕分け、破砕処理し、
そこから種類と大きさを分けて、金属各種、プラなどに仕分けする作業をしている処理工場になります。

お伺いする前はもっとざっくりと分けて、焼却や埋め立て処理にする部分がもっと多いと思っていました。
しかし、拝見するとミリ単位まで細かく重さ、材質、比重でより分け、
原材料として使えるように不純物を取り除き、
ほとんどがリサイクルしている現実を見させて頂きました。
もうこれは感動でした♪
まさかここまで丁寧にやってもらっているとは!

具体的には中間処分(破砕)で
金属くず、廃プラスティック類、ガラスくず、
コンクリートくず、陶磁器くず、がれき類、ゴムくず
を処理しているそうです。

処理後はその材料を扱うメーカーなどに送り、再利用してもらっているとのことです。
そのほとんどが再利用できず、埋め立て処分と言われていたソーラーパネルなども、
ここでは破砕処理され、そのほとんどがリサイクルとなることを知り、目から鱗でした。

実際にごみ回収に仕分け、搬出をしている僕自身の立ち位置にとっても、
今後、改善できる点も発見できて、今後に活かすことができそうです!

写真にあるような小型家電の山のようなゴミが1日で処理されてしまうと聞いて、
その処理能力の高さ(1日に208tの処理)、分別仕分けのクオリティの高さには驚きを超えて感動でした♪

太平洋に浮かぶ、人口2500人の島からの私たちの暮らしのゴミ。
今まで島から搬出された後を知ることはできませんでしたが、
「地球を資源だらけの星にしよう。」のコンセプトで処理してくれている、
このような人たちの努力と工夫と想いのお陰で、資源になっていることを知ることができました。

今回、こうして見学に来てみて、本当に良かったと思います!
ぜひ皆さんも自分達が捨てているごみの行く末を考えてみてください。
ごみを減らす、使い捨てを減らすはもちろんですが、
こうした処理をしてくれる人達に支えられているということを知ることも大切です。
本当にありがとうございました!!





ありがとう!さるびあ丸!!

2024年06月01日 | 母島 船舶
■さあさあ、今回は初めて乗る船で小笠原へ帰るという、
ドキドキワクワクの機会に恵まれました♪

そう、今回はいつもの定期船「おがさわら丸」がドック(船舶検査)期間の為に、約3週間お休みとなり、その代打を務めてくれている東海汽船の「さるびあ丸」に初めて乗船することになりました!!
小笠原に移住して22年。
東京から小笠原へ渡るときは、ほとんどが「おがさわら丸」でした。
※何度か貨物船「第二十八 共勝丸」に乗って渡ったこともあります☆(現在は一般客は乗せていません)

今回は運良く、議員の内地出張の戻りが初めての「さるびあ丸」という事で、
とても楽しみにしておりました!

いつものおがさわら丸とは勝手が違い、とても新鮮だった「さるびあ丸」。
勝手ながらにレポートしちゃいます(#^.^#)


■そんな、さるびあ丸。
いつもは伊豆諸島の主に東京~大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島航路を運航しています。
また夏が東京湾納涼船としても運航しているそうです。

おがさわら丸よりはコンパクトですが、2020年就航の新しい船で、
様々なアイディアが詰まった船となっています。

おがさわら丸が東京と父島を24時間で結ぶのに対し、
さるびあ丸は東京と父島を29時間で結ぶので、出港と到着時間が違います。
そこも何だか新鮮でした(#^.^#)

伊豆諸島の皆さんからすると、普段夜に東京を出港するさるびあ丸が
昼間の朝10時に竹芝を出港するのは新鮮かもしれません☆
これは東京滞在時にさるびあ丸を見送りに行く機会があり、撮ったものです。
みんな夕飯を食べて、飲んでから乗り込み、翌朝には着くスタイルです♪

ちょっとおがさわら丸と比較してみると、

●さるびあ丸(3代目)
2020年就航
総トン数:6,099t
全長:118m
全幅:17m
航海速力:20ノット(約38km/h)
旅客定員:近海区域 693人、沿海区域(御蔵島まで)1,343人

●おがさわら丸(3代目)
2016年就航
総トン数:11,035t
全長:150m
全幅:20.4m
航海速力:23.8ノット(約44km/h)
乗客定員:894名

こう思うと、おがさわら丸って大きい方なんだなと感じます。
そんなおが丸がドック中の間に代打として、
年に一度、小笠原航路へ応援に来てくれています。
その為の近海資格を持っていて、それ用の救命装備などを備えているみたいです。
ちなみに伊豆諸島を空ける間は、高速船の増便などでフォローしてもらっています。どうもありがとうございます!


■さてさて、初めての船で1日以上船に乗るなんて、
なんだか外国に行くみたいでワクワクしちゃいます♪

おがじろうに見送られながらの乗船です☆

普段のおがさわら丸と違い、飛行機みたいに高い位置からの乗船!
新鮮でした!

今回、僕は特2等の席にお邪魔しました。
おがさわら丸よりもマットが分厚くて、実は快適でした♡
ベッドサイドには貴重品ロッカーもあり、なかなか便利に思えました。

そしておが丸にはない、たばこの自販機!
こちらは需要があるという事でしょうか?

おが丸同様の冷蔵のコインロッカーもありました。

自販機コーナーも2フロアに分かれてありました。
お酒は免許証を差し込まないと買えない仕組みの自販機でした。
免許を持っていない大人は、なかなかお酒は買いにくいようです。

そして驚いたのが、電子レンジの表示!
なんと自販機の物を温めるのみで、監視カメラまでしっかりついていました。
これは自由に使えるおがさわら丸とは明らかに違う部分。
何か理由があるのでしょうか?

慣れない船内なので迷子になっちゃいます(笑)。
そんなのも何だか楽しい♡


■東京湾のレインボーブリッジをくぐるのも、
おが丸じゃないのが不思議な感覚です。
なんでも新鮮っていいもんです(#^.^#)
それだけで小笠原の島民は大興奮♪

船の後部デッキの舞台みたいな場所が、
おがさわら丸にはない部分です。
しっかりみんなの宴会の場と化しておりました(#^.^#)
そう思うと、丸1日乗る仕様のおがさわら丸と、
夜乗って朝着く仕様のさるびあ丸の違いが興味深いです♪

■今回、一番驚いたのがスターリンク衛星による、船内Wifiです。
僕は割と早起きタイプで朝2時からさるびあ丸の船内のレストランで、
普通にインターネットが使えています。
試験的に行っているという、スターリンク衛星を使った広域Wifi通信の実証試験です。

結局、父島に着くまでずっと
Youtubeも普通に見れるし、ネット閲覧もスムーズにできています。
素直にすごいと思います。

これを小笠原航路に導入してほしい!という声を船内でも頂いています。
また一方、せっかく電波の届かない時間を過ごせているのだから、世界にも稀なデジタルデトックスの場としても、維持してほしいという声もあります。

確かに小笠原航路ほど公共交通の中で乗客がスマホに釘付けではない空間はないかも知れません(#^.^#)
24年前、初めて小笠原に来た時、携帯が通話しかできなくて、
電波から解放された!と喜んでいた人がいた小笠原。

そこも今は光ファイバーが繋がり、高速でネット通信が使えるようになりました。
インターネットの物資の量が10倍に跳ね上がり、島の暮らしはとっても便利になりました。

スマホの普及もそうですが、
便利になったときに、同時に失っていくものがあります。

山小屋の仕事をしている方も、
Wifiを導入したら、登山同士の会話や宴会が激減したと嘆いていました。
時代の流れとして、仕方がないものとも言えますが、
どのような方向にしていきたいか、
どのように暮らしていきたいかは、
自分たちで選んでいける部分とも思います。

議員としては導入を希望かな?
個人としては船内は電波なしが好きかな(^^♪
正直、迷ってます。
皆さんはどっちがいいですか?


■そんな便利と不便のもたらす恩恵を考えながら、
おがさわら丸よりゆっくりと長い船旅が続きます。

小笠原の人は特にある傾向らしいのですが、
長い船旅は揺れさえしなければ、全然苦ではないというハナシです(#^.^#)
最近僕は24時間ですら短いと思えてしまい、
なかなか他の島の方には理解されないでいます(笑)。

色んな人と話しながら船旅を楽しむって、
実はすごい贅沢な時間なのかもしれません(#^.^#)

さてさて、乗る前から気になっていたのが、
さるびあ丸のレストラン。
食券を買う式のもので、
おがさわら丸と違い、朝も昼も夜も同じメニューです(#^.^#)

これは普段の航路が半日以下なので、当然と言えば当然ですね。
僕はシラス丼やジャンボエビフライカレー、
神津島のお酒、盛若を楽しみました♪

料理の写真を撮り忘れてしまったのですが、
レストランの窓が大きくて、
ベタ凪の海を眺めながら、みんなと色んな濃い話ができて楽しかったです!
やっぱ船旅は最高です♪
船内の部屋も1等が雑魚寝で、特2等がベッドで、
なんだか不思議な感覚でした☆

シャワーもコイン制のものですが、
小笠原航路では無料で使えました(#^.^#)

さるびあ丸の至る所で見かけるこのマーク。
これは東海汽船130周年記念ロゴなのだそうです。
デザインは美術家の野老朝雄さん。
船にとって必要不可欠であるロープの「結び目」を表現しているそうです。

船の速さを表す単位の「KNOT(ノット)」 という言葉には、
「結ぶ」という意味もあり、
この「結び目ロゴ」は島と本土を結ぶ船会社である東海汽船、
そして船舶にとって、とても意味深いデザインになっているそうです。

普段は赤いのが多いバルバスボウ。
さるびあ丸はライトブルーでした。

なんだかこれが小笠原の海の色に映えていて、
とても印象深かったです♪

印象的なファンネルマークもいい感じですね(#^.^#)

おがさわら丸にもありますが、船首にある旗もカッコいいです!


■夕陽を眺めながら、怒涛の様に巡った内地での日々を思い出していました。
また別の機会に記事に書こうとは思いますが、
去年のドック期間の時には島に食料品が足りないという大問題が発生し、
その調整を1年かけてやってきました。
今回、芝浦でさるびあ丸に載せる冷蔵品の積み込みも拝見させてもらい、
無事にその後島でなんの問題もなく終わって、
心底ホッとしたのをしっかりと胸に刻んでいます。

パッションフルールの最盛期、
ベタ凪で魚が釣れる絶好の時期、
この農業と漁業の物資の問題がこの5月ドック期間の大きな問題のままですが、
現時点ではできる限りのベストは尽くせたとは思っています。


■本土から1000㎞も離れて暮らす私達小笠原諸島の人々。
物価は高いし、色々大変ではありますが、
本当に沢山の方々の支えがあって、
随分と便利な暮らしをさせてもらっていると思います。

本当にありがとうございます!
便利にを求めると、キリがないとは思いますが、
なるべく今あるものに感謝の気持ちを忘れずに、
支えてくれている人々の心を忘れずに、
足るを知る気持ちで謙虚に生きていければと思います。

■さるびあ丸で朝を迎えても、聟島は昼まで見えて来ません(#^.^#)
そんなゆっくり感も愛おしい船旅♪
カツオドリが小笠原の海域にいることを教えてくれます。

少しずつ島影が見えてくると、
ようやく帰って来たんだなぁと実感がわきます。
約2週間ちょいぶりに帰ってきました♡


父島の二見港に近づくと、
何だか見慣れないサイズのヨットらしきものが。

ヨットもカッコいいですね!
乗っている方々が手を振ってくれていました(#^.^#)


■さるびあ丸が15時に父島に着いてからは、
今度は「ははじま丸」に乗り換えて、母島に向かいます。
このアングルを父島の二見港で眺めるのも年に2日間しかありません(#^.^#)

このちょい夕方の父島出港もレアなもんです☆
どうもありがとう!さるびあ丸!!

なかなか斬新でカッコいいデザインです♪


夕方のははじま丸がようやく母島の近くに帰ってきました!
オナガミズナギドリを多く見かけると、母島の近くに帰って来た気がするのです。

いつもであれば、島に着いてすぐ入港作業で夜まで仕事なのですが、
18時入港なので、荷物作業は翌朝という事で、
ゆっくり家に帰ることが出来て嬉しかったです(#^.^#)
母島に帰ってからは、例によって怒涛の日々を送っています。
今は6月の議会に向けての準備、調整もいっぱいですし、
しっかりと現金収入の仕事も頑張らなければ、
家族を養っていけません☆

議員になって1年。
まだまだヒヨッコですが、1年やってみて見えてきたものもあります。
なかなか面白い仕事なので、色んな人がぜひやってみてほしいと思います☆

さあ6月議会も頑張るぞ~~!!

最後におまけの夜の橘丸です。
黄色い個性的なカラーがカッチョイイです!