→前編より
■式根島の魅力的なスーパー「みやとら」。
訪れた時にまず、お弁当とお惣菜の豊富さに驚きました。
母島ではお目にかかれません。
この商店の活き活きとした感じは新鮮でした。
相当、意欲的に頑張っているのだと思います。
まず気になったお勧めの逸品はみやとらオリジナルの「たたき丸」です。
ご飯をポール状にして揚げてあるのですが、
楽しいのはその中身。
今回は「くさや」「ハムチーズ」「明日葉佃煮」がラインナップ。
これは島のり弁当。
式根島を離れる際にお昼に頂きました。
超おいしかった♪
少しお店の厨房ものぞかせてもらったのですが、
5人くらいの島のメンバーが一生懸命に惣菜やお弁当を作っていました。
ああ、なんて活気がある空間なのだろうと嬉しくなりました(*^_^*)
■今回、僕は今母島の青年会の会長をやらせてもらっているという目線でお話がしたくて、
島の想島会という青年団を立ち上げたJさんとアポを取らせて頂きました。
Jさんは僕が式根島に着いた日は丁度内地に行っており、
翌日に大型船で帰って来ると聞いていたので、お迎えにいきました♪
先々代のおがさわら丸を彷彿とさせる「さるびあ丸」。
週に1度の船が来る小笠原と違い、毎日物資が届く島の暮らし。
全然、違いますね。
面白いです♪
本当にお忙しい中、沢山のお話をさせて頂きました。
なかでも嬉しかったのが式根島で5年目を迎えるという「想島会」のお話でした。
島の歴史の展示がなかったので、試しに集めて場を借りて催してみたり、
島のゴレンジャーのような活動で子ども達と関わり盛り上げていたり、
海岸清掃を自主的になったりと、とても活発でした。
特に重要だなと思ったのが、
『できること(やりたいこと)を、できるときに、できるひとで!』という信念です。
無理なく活動を続けれる秘訣だと思いました。
あとは色んな場面で聞かされていた、歴史ある田舎あるあるですが、
若い人が新しい事を始めようとするときに必ず、先人のプレッシャーや止めが入る排他的な感覚。
これは歴史のある伊豆諸島や沖縄ではよく聞かれる話です。
戦争で歴史が分断されている小笠原ではあまりない部分です。
これは小笠原のある意味大きな武器となっています。
失った文化と歴史の代償として、大きなものだと思います。
式根島もそれに関してはないわけはないのですが、
今は一つ上の式根島出身の世代の人が全面的に信頼してくれ、
応援してくれるという話を聞いて、
僕は感動して涙が出そうでした。
■他にも少しだけ畑作業をお手伝いさせてもらう事が出来ました。
式根島の見た畑は夏野菜は終わっていて、サツマイモと大根ばかり見かけました。
その中で、焼酎の原料となる白いサツマイモ「アメリカ芋」を掘るというので、
少しだけですがお手伝いさせて頂きました。
式根島の土はとても扱いやすい砂に近い地質でした。
これはサツマイモや玉ねぎ、長ネギなどに特に向いている気がしました。
掘った芋やお弁当、休憩のお菓子など、
カラスに狙われるという母島ではあり得ない目線での作業はとても面白かったです。
やはり土地が違えば勝手が違う。
とても面白いものです♪
畑の持ち主のOさんのお店です。
色んな話を聞かせてもらいながら、
あのアメリカ芋で作られた焼酎を拝見しました。
芋を八丈に送って、そちらでお酒を作ってもらっているそうです。
もう一つの島の人気のスーパー池村商店。
島嶼の子どもサッカー大会「愛らんどリーグ」で次女が交流したらしく、挨拶に伺いました。
そこの名物「揚げパン」と「たたきバーガー」。
これは自転車のかごに乗せたまま畑作業をしていて、
見事にカラスに盗られました!!
食べれず悲しんでいたら、
お見送りで頂き、美味しく味わえました♡
ありがとうございましたヽ(^o^)丿
■今回は電動アシスト自転車をレンタルして、
超限られた時間でしたが、島を1週しました。
こちらは妻がお勧めしてくれた神引展望台。
いや~壮大で美しかったです♪
遠くに人が住んでいる島が複数見えるというのは、
こんなにも違う感覚なのですね。
木陰の多い、とても気持ちのいい道です。
所々でシルバー人材での草刈りや道路清掃があり、
挨拶をしたりして島を散策しました。
これは道端に突然現れる「湯加減の穴」
手を入れると暖かい空気があり、島の湯加減を堪能できます♡
僕が行った2019年10月末はその前の台風15号の被害が甚大で、
島の露店の温泉3か所がどれも使えない状況でした。
唯一は入れたのが、室内ですがこちら。
素晴らしい湯加減でした☆
湯船でご一緒した観光できている看護師の方と、
仕事のストレスと現代医療の弊害、
人生の楽しみ方などを話し盛り上がりました(笑)。
また会いたいですね~
また事前の調べて特に気になっていた「まいまいず井戸」です。
こちらは昔、式根島に飲み水が不足していて作られた大事な井戸です。
らせん状に降りて行く道があり、その奥に井戸があるそうですが、
台風15号の倒木で塞がったままでした。
現在は新島から海底パイプラインで水道を式根島に引いているので、
あまり利用はないそうですが、
島にとって、いざというときにとても重要な場所でもあると思いました。
■式根島には小学校と中学校がありました。
こちらが小学校。
こちらが中学校。
母島と2人しかかわらない、子どもの数でした。(小中合わせて40人)
高校生はなんと朝と晩の連絡船「にしき」でお隣の新島に通っていました!!
ちなみに今回はスケジュールの都合で調布から飛行機で新島に着いて、
すぐに連絡船に乗り替えて式根島に渡りました。
20人くらいの小さなおもちゃのような飛行機(笑)に初めて乗りました。
わずか40分で新島に着いてしまう感覚はやはり急ぎ過ぎている感が否めません。
普段から24時間船に乗る感覚が基本にあるので、
これは物足りなかったですね(笑)。
時間をかけて旅をする意味を再確認しました。
謎の火山岩を利用して作られたモアイ像がならぶ場所を抜けて行きました。
新島空港からは40分くらい歩いて、港に向かったのですが、乗り場が超分かりづらかったです(笑)。
ただのプレハブなんですもん(笑)。
島の人に聞くと普通はみんなタクシーやバスを利用するそうですが、
もう時間的にバスはなかったし、
「歩けない事もない」と言われたので、せっかくだし新島の雰囲気も味わいながら歩きました。
■たった1泊でしたがとても濃厚で素晴らしい滞在となりました。
それも前もって人に声をかけてくれたSさん、Yさんのお蔭です。
そして、集まってくれて、沢山の式根島のお話を聞かせてくれた皆さん、本当に有難うございました♪
帰りのジェット船で港に向かうと、皆さんが見送りに来てくれました♡
ありがとうございます☆
お土産に式根島の焼酎を頂き、式根島を後にしました。
温泉があり、食事が美味しく、美しい景色があり、
小規模でアットホームな式根島。
小笠原とは違い、アクセスも容易ですし、長年暮らしが続いてきた歴史もあります。
本当にまた来たい!と思える島でした♪
どうもありがとうございました!
■式根島の魅力的なスーパー「みやとら」。
訪れた時にまず、お弁当とお惣菜の豊富さに驚きました。
母島ではお目にかかれません。
この商店の活き活きとした感じは新鮮でした。
相当、意欲的に頑張っているのだと思います。
まず気になったお勧めの逸品はみやとらオリジナルの「たたき丸」です。
ご飯をポール状にして揚げてあるのですが、
楽しいのはその中身。
今回は「くさや」「ハムチーズ」「明日葉佃煮」がラインナップ。
これは島のり弁当。
式根島を離れる際にお昼に頂きました。
超おいしかった♪
少しお店の厨房ものぞかせてもらったのですが、
5人くらいの島のメンバーが一生懸命に惣菜やお弁当を作っていました。
ああ、なんて活気がある空間なのだろうと嬉しくなりました(*^_^*)
■今回、僕は今母島の青年会の会長をやらせてもらっているという目線でお話がしたくて、
島の想島会という青年団を立ち上げたJさんとアポを取らせて頂きました。
Jさんは僕が式根島に着いた日は丁度内地に行っており、
翌日に大型船で帰って来ると聞いていたので、お迎えにいきました♪
先々代のおがさわら丸を彷彿とさせる「さるびあ丸」。
週に1度の船が来る小笠原と違い、毎日物資が届く島の暮らし。
全然、違いますね。
面白いです♪
本当にお忙しい中、沢山のお話をさせて頂きました。
なかでも嬉しかったのが式根島で5年目を迎えるという「想島会」のお話でした。
島の歴史の展示がなかったので、試しに集めて場を借りて催してみたり、
島のゴレンジャーのような活動で子ども達と関わり盛り上げていたり、
海岸清掃を自主的になったりと、とても活発でした。
特に重要だなと思ったのが、
『できること(やりたいこと)を、できるときに、できるひとで!』という信念です。
無理なく活動を続けれる秘訣だと思いました。
あとは色んな場面で聞かされていた、歴史ある田舎あるあるですが、
若い人が新しい事を始めようとするときに必ず、先人のプレッシャーや止めが入る排他的な感覚。
これは歴史のある伊豆諸島や沖縄ではよく聞かれる話です。
戦争で歴史が分断されている小笠原ではあまりない部分です。
これは小笠原のある意味大きな武器となっています。
失った文化と歴史の代償として、大きなものだと思います。
式根島もそれに関してはないわけはないのですが、
今は一つ上の式根島出身の世代の人が全面的に信頼してくれ、
応援してくれるという話を聞いて、
僕は感動して涙が出そうでした。
■他にも少しだけ畑作業をお手伝いさせてもらう事が出来ました。
式根島の見た畑は夏野菜は終わっていて、サツマイモと大根ばかり見かけました。
その中で、焼酎の原料となる白いサツマイモ「アメリカ芋」を掘るというので、
少しだけですがお手伝いさせて頂きました。
式根島の土はとても扱いやすい砂に近い地質でした。
これはサツマイモや玉ねぎ、長ネギなどに特に向いている気がしました。
掘った芋やお弁当、休憩のお菓子など、
カラスに狙われるという母島ではあり得ない目線での作業はとても面白かったです。
やはり土地が違えば勝手が違う。
とても面白いものです♪
畑の持ち主のOさんのお店です。
色んな話を聞かせてもらいながら、
あのアメリカ芋で作られた焼酎を拝見しました。
芋を八丈に送って、そちらでお酒を作ってもらっているそうです。
もう一つの島の人気のスーパー池村商店。
島嶼の子どもサッカー大会「愛らんどリーグ」で次女が交流したらしく、挨拶に伺いました。
そこの名物「揚げパン」と「たたきバーガー」。
これは自転車のかごに乗せたまま畑作業をしていて、
見事にカラスに盗られました!!
食べれず悲しんでいたら、
お見送りで頂き、美味しく味わえました♡
ありがとうございましたヽ(^o^)丿
■今回は電動アシスト自転車をレンタルして、
超限られた時間でしたが、島を1週しました。
こちらは妻がお勧めしてくれた神引展望台。
いや~壮大で美しかったです♪
遠くに人が住んでいる島が複数見えるというのは、
こんなにも違う感覚なのですね。
木陰の多い、とても気持ちのいい道です。
所々でシルバー人材での草刈りや道路清掃があり、
挨拶をしたりして島を散策しました。
これは道端に突然現れる「湯加減の穴」
手を入れると暖かい空気があり、島の湯加減を堪能できます♡
僕が行った2019年10月末はその前の台風15号の被害が甚大で、
島の露店の温泉3か所がどれも使えない状況でした。
唯一は入れたのが、室内ですがこちら。
素晴らしい湯加減でした☆
湯船でご一緒した観光できている看護師の方と、
仕事のストレスと現代医療の弊害、
人生の楽しみ方などを話し盛り上がりました(笑)。
また会いたいですね~
また事前の調べて特に気になっていた「まいまいず井戸」です。
こちらは昔、式根島に飲み水が不足していて作られた大事な井戸です。
らせん状に降りて行く道があり、その奥に井戸があるそうですが、
台風15号の倒木で塞がったままでした。
現在は新島から海底パイプラインで水道を式根島に引いているので、
あまり利用はないそうですが、
島にとって、いざというときにとても重要な場所でもあると思いました。
■式根島には小学校と中学校がありました。
こちらが小学校。
こちらが中学校。
母島と2人しかかわらない、子どもの数でした。(小中合わせて40人)
高校生はなんと朝と晩の連絡船「にしき」でお隣の新島に通っていました!!
ちなみに今回はスケジュールの都合で調布から飛行機で新島に着いて、
すぐに連絡船に乗り替えて式根島に渡りました。
20人くらいの小さなおもちゃのような飛行機(笑)に初めて乗りました。
わずか40分で新島に着いてしまう感覚はやはり急ぎ過ぎている感が否めません。
普段から24時間船に乗る感覚が基本にあるので、
これは物足りなかったですね(笑)。
時間をかけて旅をする意味を再確認しました。
謎の火山岩を利用して作られたモアイ像がならぶ場所を抜けて行きました。
新島空港からは40分くらい歩いて、港に向かったのですが、乗り場が超分かりづらかったです(笑)。
ただのプレハブなんですもん(笑)。
島の人に聞くと普通はみんなタクシーやバスを利用するそうですが、
もう時間的にバスはなかったし、
「歩けない事もない」と言われたので、せっかくだし新島の雰囲気も味わいながら歩きました。
■たった1泊でしたがとても濃厚で素晴らしい滞在となりました。
それも前もって人に声をかけてくれたSさん、Yさんのお蔭です。
そして、集まってくれて、沢山の式根島のお話を聞かせてくれた皆さん、本当に有難うございました♪
帰りのジェット船で港に向かうと、皆さんが見送りに来てくれました♡
ありがとうございます☆
お土産に式根島の焼酎を頂き、式根島を後にしました。
温泉があり、食事が美味しく、美しい景色があり、
小規模でアットホームな式根島。
小笠原とは違い、アクセスも容易ですし、長年暮らしが続いてきた歴史もあります。
本当にまた来たい!と思える島でした♪
どうもありがとうございました!