■8月27日おがさわら丸入港日。
乗船人数はなんと29名。
僕の拙い記憶の限り(アヤシイ…)では、過去最低の乗船人数だと思います。
理由は明白です。
8月中旬に次々に父島で新型コロナ感染者が発生し、母島でも1名発生し、
小笠原が新型コロナ一掃期間として8月24日から9月6日までの2週間、
観光も仕事も島民の帰島も含めた強い来島自粛を訴えたためです。
→詳しくは村民だより№731 臨時号をご覧ください。
お陰で入港接続のははじま丸の沖港は見事に閑散としていました。
宿のお迎えは皆無。
降りてきたのは10名程度で、帰島の島民やお仕事と思われる人ばかりでした。
沖縄の座間味など深刻な状態でも観光客は来ていると報道されていますが、
小笠原は島のことを心配して、本当に多くの人が自粛してくれています。
まず、その気持ちに感謝です!
ただでさえ脆弱な医療体制の小笠原ですが、
内地の医療が逼迫している今、
島から内地への緊急搬送ですら、受け入れ先を探すのが厳しくなってきている状況のはずです。
小笠原のコロナ一掃期間後は観光などの来島を再開するとしています。
それは果たして効果があるのか?と疑問です。
今までも感染対策を実施していて、乗船前のPCR検査も9割超えと徹底していたにもかかわらず、
小笠原の中で短期間に感染が拡大した事実があります。
父島の様子は噂程度しかわからず、実感がありませんが、
母島では明確に多くの人が困ったことは事実です。
小笠原は内地の医療が逼迫でない状況(内地に感染者を早急に搬送できる状況)になるまで、
観光業など、予定していた収入が著しく低下する業種の人たちを保証し、
今回の一掃期間(島ロックダウン)を継続するのがベターな気がしています。
島の医療はスタッフが限られ、あまりに脆弱なのですから。
■そんな中、自然界はそんな人間界のドタバタとは関係なく、日々淡々と過ぎ去っていき、
言葉にならないほど美しい景色を魅せてくれています♪
2011年に小笠原でも光ファイバー通信が配備され、
島でも不便なくブロードバンド化、超情報化社会の仲間入りをしました。
母島にいても、
普通に世界中の情報を容易に手に入れられる時代となりました。
言葉を言い換えれば、
辺境の母島にいても世界の情報に右往左往させられる、とも言えます。
良いか悪いかは人それぞれですが、
僕はもっとシンプルに楽しく生きる方を選ぼうとしているので、
情報のINPUTはほどほどにしています。
東日本大震災の原発事故の時、
ラジオやネットのニュースを続けざまに見ていた時に、
日々不安を常に保持している状態があまり健全と思えなかったからです。
そんな時、美しい大自然を見ていると、
自分も含む、人間の小ささがいつも笑ってしまうほど滑稽に見えてしまいます。
世界はあまりに美しいし、
地球は関係なく回っているのです。
僕はいつどんな死に方をしても笑って死ねるように、
健やかに日々を楽しんで生きていたいと思っています。
■そんな入港日前日、母島島民にとっては待ち焦がれていた瞬間がありました。
8/13の母島でのコロナ感染者発生に伴い、
島の2つしかない生鮮食品を取り扱う売店のうちの
1店舗のスタッフ達がなんと濃厚接触者となってしまい、
2週間の休業を余儀なくされました。
昨日はその2週間が明けた日となりました。
久々の2店舗開店状態!!
“お帰りなさい!!”
周囲はみんな嬉しそうでした(#^.^#)
急にたった一つになってしまった営業している方の店舗は、
凄まじい勢いで品物がなくなり、
生鮮食品はもちろん、アイスやたばこ、お菓子などが底を尽き、とても困った状況となっていました。
僕はいつも入港日に港でその物資を運ぶ仕事に従事しているのですが、
この2週間の入港作業の寂しさと言ったら、言葉になりませんでした。
想像はしていましたが、
この人口450人の島でコロナがたった一人発生するだけでも、
それに付随する影響は想像以上でとても大きいものでした。
濃厚接触者として認定された中には、
何人も友人がいますので、
今後は色々話を聞いていこうと思います。
この自宅隔離明けの直後で聞くのは、
「みんな責めるんじゃなくて、温かく支えようとしてくれた。ほんと情島だよ~。有難う」
という言葉が印象に残っています。
■母島は狭い社会なので、
僕も感染者発生のその日に誰かは分かってしまいました。
そこでできることは、
責めるではなく、
やはりフォローだと思っていましたので、
濃厚接触者の皆さんに「買い物とか、できることあれば代行するからね!」と声を掛けました。
すると、
「ありがとう!多くの人がお弁当を持ってきてくれたり、支えてくれてる!本当に有難い」でした。
狭い社会なので、誹謗中傷になると一気に悪いほうに加速するのは想像に難しくないのですが(実際にそういうケースがあります)、
今回のコロナでは本当にまさに「情島」を地で行くような状況だったようで、とても嬉しくなりました♪
そう、困ったときはお互い様なのです。
明日は我が身ですからね。
内地の友人などは濃厚接触者になって、
アパートの扉に「今度、外出したら通報します!」と張り紙が貼られてしまったり、
フォローどころか、足の引っ張り合いのような状況を聞いています。
僕は人を思いやれる母島の雰囲気がとても嬉しく感じました♪
ちなみに僕自身もその感染者の方と短時間だし、
お互いにマスクをしている状態ですが、一緒に屋外作業をしたので、
念のため介護の仕事は急遽2週間休むことにさせてもらいました。
今のところ、濃厚接触者のみなさんの陰性も確定し、
誰も深刻な症状が出なかったみたいで、心底ホッとしています。
今日の入港作業、みんなマスク着用ですが、
なんかとっても嬉しかったです♪
■上の動画の記事ですが、
島でゴミ回収の仕事に従事している身としては、全然他人事ではありません。
回収をしていて、袋が破裂することは時々あることですし、
前日夜にゴミ袋を出されている場合は、ネズミが荒らしてティッシュなどが外に散乱している場合があります。
母島の場合は保健所もないので、
診療所がゴミの出し方も指導してくれていて、
ゴミに出して72時間経過して(ウイルスがが不活性化する時間)から袋2重で出すこと、
リサイクルゴミ(ペットボトルなど)も燃えるゴミで出してもらうなど、
きめ細やかな配慮をしてくれているので、とても有難いです。
ゴミを回収した後に色々分別するので、
気を付けなければならないことには変わりありませんが、
島のこのきめ細やかな対応に感謝です☆
前日夜に出さない、
ペットボトルは洗って蓋を取って、潰す。
それだけでもかなり助かるのです。
■今回のたった一人のケースだけでも、
十分に母島の暮らしを混乱、麻痺させることはよく身に染みて分かりました。
仮に色んな業務に関わる僕が感染した場合、
ゴミ回収、入港の郵便・宅急便、介護、便利屋、知鳥獣保護、学校、家族など与える範囲は甚大です。
母島みたいな小さな島は、
一人の人間が色んな業務を兼任している場合が多いし、
ギリギリのマンパワーで現場を回している場合がほとんどです。
つまり、コロナ感染の影響は意外と大きいのです。
その分、よく自分自身も気を付けていかなければと思います。
しかし、なんでも自粛するのは現実的とは思っていません。
できることを工夫して行動していくことが大事だと思います。
少なくとも内地の医療のひっ迫が改善されれば、もっと工夫と実施がもっと多様になると思います。
せっかく大自然に囲まれた母島。
人に会わないで楽しめる環境に囲まれているんです。
電車も映画館もコンサートホールもない環境が、
こういう時には逆にメリットになるのです。
■母島でコロナが発生するまで、夏のわりに海が悪かった日が続いていたのですが、
コロナが発生したら、一気にべた凪の日が続きました。
文字通り油のような凪「油凪」です。
トロ~ンとした海を見て、ウットリしない人はいないと思うほど、僕にとっては最高のコンディションです♪
こうなったら単独で遊べるSUPの出番です!!
朝に昼に仕事の合間をぬって、どんどん海で遊びます。
時にはまったく休憩もせず、
仕事の合間は全部海遊び!になってしまい、夜8時にはバタンキューするという
小学生並みの状態になっていたりします(笑)。
いや、それくらいべた凪の海は気持ちいいんです!
いかなるサークル活動も自粛の機関になるので、
これはまさに単独でできる遊びを昇華させる最高の機会!!
子供が東港の高い堤防から飛ぶのも大事な機会です!!
■ワクチンについても色々考えさせられます。
小笠原はワクチンの接種率が6割を超える程度と聞いています。
しかし、感染が防げるわけではないこと、効果が数か月で半減以下になってしまうこと、
場合によっては基礎疾患がなく、若い人でも接種後に重い副作用が出たり、死亡するケースが出ていること(ワクチンとの因果関係は調査中)、
医療者の中でも意見は分かれている、ワクチン自身に異物混入などの問題が発生しているのを聞くと、
僕にとってはそのリスクを背負ってまで接種するメリットは高い気がしません。
心配な人はもちろんワクチンを打つのは全然いいと思うのですが、
人が作ったものに完全というものは期待できないと思うので、
尊厳死を望む僕は自然のままに任せようと思っています。
「ホントごめん。こんなこと言って」
と田代ドクターが謝罪した場面。
内地の医療現場での現実です。
ドクターの言葉が忘れられません。
現在では島からも重症者以外は内地に搬送できない状態だと思われます。
内地でも知人が感染し症状の話とかを聞きました。
デルタ株は今までのとは別物と、
現場も感染者も口をそろえて言っています。
”僕が重症化したら”と考えます。
きっと重症化したのなら、
無理に搬送されたり、医療機関で人工呼吸器をつけてもらうよりも、
島の綺麗な景色のところに頑張って行って、
存分に生きたい気がします。
(とか言いながらも、実際はビビッて医療にお世話になろうとするかも知れませんが)
そんな時は可愛いセイタカシギこちゃんなどの渡り鳥も眺めに行くのも絶好の機会です!!
大自然は厳しいし、容赦しないけど、
淡々と誰にでも素晴らしい景色を見せてくれます。
美しい夕陽や夕焼けを見るのも絶好の機会です!!
結局はどんな環境でも、
どんな状態でも、
人や周りのせいにせずに、
腐らずに、
存分に楽しめるセンスが大事なんだと気付かされました(#^.^#)
世界的なパンデミック。
コロナの現状に嘆いているばかりではなく、
得られたものも多いはず。
こんな時に「これは丁度いい!」と考えて
次の一手はどうしていくのか?
母島から虎視眈々と見据えている今を、実は楽しんでいるかも知れません(#^.^#)
乗船人数はなんと29名。
僕の拙い記憶の限り(アヤシイ…)では、過去最低の乗船人数だと思います。
理由は明白です。
8月中旬に次々に父島で新型コロナ感染者が発生し、母島でも1名発生し、
小笠原が新型コロナ一掃期間として8月24日から9月6日までの2週間、
観光も仕事も島民の帰島も含めた強い来島自粛を訴えたためです。
→詳しくは村民だより№731 臨時号をご覧ください。
お陰で入港接続のははじま丸の沖港は見事に閑散としていました。
宿のお迎えは皆無。
降りてきたのは10名程度で、帰島の島民やお仕事と思われる人ばかりでした。
沖縄の座間味など深刻な状態でも観光客は来ていると報道されていますが、
小笠原は島のことを心配して、本当に多くの人が自粛してくれています。
まず、その気持ちに感謝です!
ただでさえ脆弱な医療体制の小笠原ですが、
内地の医療が逼迫している今、
島から内地への緊急搬送ですら、受け入れ先を探すのが厳しくなってきている状況のはずです。
小笠原のコロナ一掃期間後は観光などの来島を再開するとしています。
それは果たして効果があるのか?と疑問です。
今までも感染対策を実施していて、乗船前のPCR検査も9割超えと徹底していたにもかかわらず、
小笠原の中で短期間に感染が拡大した事実があります。
父島の様子は噂程度しかわからず、実感がありませんが、
母島では明確に多くの人が困ったことは事実です。
小笠原は内地の医療が逼迫でない状況(内地に感染者を早急に搬送できる状況)になるまで、
観光業など、予定していた収入が著しく低下する業種の人たちを保証し、
今回の一掃期間(島ロックダウン)を継続するのがベターな気がしています。
島の医療はスタッフが限られ、あまりに脆弱なのですから。
■そんな中、自然界はそんな人間界のドタバタとは関係なく、日々淡々と過ぎ去っていき、
言葉にならないほど美しい景色を魅せてくれています♪
2011年に小笠原でも光ファイバー通信が配備され、
島でも不便なくブロードバンド化、超情報化社会の仲間入りをしました。
母島にいても、
普通に世界中の情報を容易に手に入れられる時代となりました。
言葉を言い換えれば、
辺境の母島にいても世界の情報に右往左往させられる、とも言えます。
良いか悪いかは人それぞれですが、
僕はもっとシンプルに楽しく生きる方を選ぼうとしているので、
情報のINPUTはほどほどにしています。
東日本大震災の原発事故の時、
ラジオやネットのニュースを続けざまに見ていた時に、
日々不安を常に保持している状態があまり健全と思えなかったからです。
そんな時、美しい大自然を見ていると、
自分も含む、人間の小ささがいつも笑ってしまうほど滑稽に見えてしまいます。
世界はあまりに美しいし、
地球は関係なく回っているのです。
僕はいつどんな死に方をしても笑って死ねるように、
健やかに日々を楽しんで生きていたいと思っています。
■そんな入港日前日、母島島民にとっては待ち焦がれていた瞬間がありました。
8/13の母島でのコロナ感染者発生に伴い、
島の2つしかない生鮮食品を取り扱う売店のうちの
1店舗のスタッフ達がなんと濃厚接触者となってしまい、
2週間の休業を余儀なくされました。
昨日はその2週間が明けた日となりました。
久々の2店舗開店状態!!
“お帰りなさい!!”
周囲はみんな嬉しそうでした(#^.^#)
急にたった一つになってしまった営業している方の店舗は、
凄まじい勢いで品物がなくなり、
生鮮食品はもちろん、アイスやたばこ、お菓子などが底を尽き、とても困った状況となっていました。
僕はいつも入港日に港でその物資を運ぶ仕事に従事しているのですが、
この2週間の入港作業の寂しさと言ったら、言葉になりませんでした。
想像はしていましたが、
この人口450人の島でコロナがたった一人発生するだけでも、
それに付随する影響は想像以上でとても大きいものでした。
濃厚接触者として認定された中には、
何人も友人がいますので、
今後は色々話を聞いていこうと思います。
この自宅隔離明けの直後で聞くのは、
「みんな責めるんじゃなくて、温かく支えようとしてくれた。ほんと情島だよ~。有難う」
という言葉が印象に残っています。
■母島は狭い社会なので、
僕も感染者発生のその日に誰かは分かってしまいました。
そこでできることは、
責めるではなく、
やはりフォローだと思っていましたので、
濃厚接触者の皆さんに「買い物とか、できることあれば代行するからね!」と声を掛けました。
すると、
「ありがとう!多くの人がお弁当を持ってきてくれたり、支えてくれてる!本当に有難い」でした。
狭い社会なので、誹謗中傷になると一気に悪いほうに加速するのは想像に難しくないのですが(実際にそういうケースがあります)、
今回のコロナでは本当にまさに「情島」を地で行くような状況だったようで、とても嬉しくなりました♪
そう、困ったときはお互い様なのです。
明日は我が身ですからね。
内地の友人などは濃厚接触者になって、
アパートの扉に「今度、外出したら通報します!」と張り紙が貼られてしまったり、
フォローどころか、足の引っ張り合いのような状況を聞いています。
僕は人を思いやれる母島の雰囲気がとても嬉しく感じました♪
ちなみに僕自身もその感染者の方と短時間だし、
お互いにマスクをしている状態ですが、一緒に屋外作業をしたので、
念のため介護の仕事は急遽2週間休むことにさせてもらいました。
今のところ、濃厚接触者のみなさんの陰性も確定し、
誰も深刻な症状が出なかったみたいで、心底ホッとしています。
今日の入港作業、みんなマスク着用ですが、
なんかとっても嬉しかったです♪
■上の動画の記事ですが、
島でゴミ回収の仕事に従事している身としては、全然他人事ではありません。
回収をしていて、袋が破裂することは時々あることですし、
前日夜にゴミ袋を出されている場合は、ネズミが荒らしてティッシュなどが外に散乱している場合があります。
母島の場合は保健所もないので、
診療所がゴミの出し方も指導してくれていて、
ゴミに出して72時間経過して(ウイルスがが不活性化する時間)から袋2重で出すこと、
リサイクルゴミ(ペットボトルなど)も燃えるゴミで出してもらうなど、
きめ細やかな配慮をしてくれているので、とても有難いです。
ゴミを回収した後に色々分別するので、
気を付けなければならないことには変わりありませんが、
島のこのきめ細やかな対応に感謝です☆
前日夜に出さない、
ペットボトルは洗って蓋を取って、潰す。
それだけでもかなり助かるのです。
■今回のたった一人のケースだけでも、
十分に母島の暮らしを混乱、麻痺させることはよく身に染みて分かりました。
仮に色んな業務に関わる僕が感染した場合、
ゴミ回収、入港の郵便・宅急便、介護、便利屋、知鳥獣保護、学校、家族など与える範囲は甚大です。
母島みたいな小さな島は、
一人の人間が色んな業務を兼任している場合が多いし、
ギリギリのマンパワーで現場を回している場合がほとんどです。
つまり、コロナ感染の影響は意外と大きいのです。
その分、よく自分自身も気を付けていかなければと思います。
しかし、なんでも自粛するのは現実的とは思っていません。
できることを工夫して行動していくことが大事だと思います。
少なくとも内地の医療のひっ迫が改善されれば、もっと工夫と実施がもっと多様になると思います。
せっかく大自然に囲まれた母島。
人に会わないで楽しめる環境に囲まれているんです。
電車も映画館もコンサートホールもない環境が、
こういう時には逆にメリットになるのです。
■母島でコロナが発生するまで、夏のわりに海が悪かった日が続いていたのですが、
コロナが発生したら、一気にべた凪の日が続きました。
文字通り油のような凪「油凪」です。
トロ~ンとした海を見て、ウットリしない人はいないと思うほど、僕にとっては最高のコンディションです♪
こうなったら単独で遊べるSUPの出番です!!
朝に昼に仕事の合間をぬって、どんどん海で遊びます。
時にはまったく休憩もせず、
仕事の合間は全部海遊び!になってしまい、夜8時にはバタンキューするという
小学生並みの状態になっていたりします(笑)。
いや、それくらいべた凪の海は気持ちいいんです!
いかなるサークル活動も自粛の機関になるので、
これはまさに単独でできる遊びを昇華させる最高の機会!!
子供が東港の高い堤防から飛ぶのも大事な機会です!!
■ワクチンについても色々考えさせられます。
小笠原はワクチンの接種率が6割を超える程度と聞いています。
しかし、感染が防げるわけではないこと、効果が数か月で半減以下になってしまうこと、
場合によっては基礎疾患がなく、若い人でも接種後に重い副作用が出たり、死亡するケースが出ていること(ワクチンとの因果関係は調査中)、
医療者の中でも意見は分かれている、ワクチン自身に異物混入などの問題が発生しているのを聞くと、
僕にとってはそのリスクを背負ってまで接種するメリットは高い気がしません。
心配な人はもちろんワクチンを打つのは全然いいと思うのですが、
人が作ったものに完全というものは期待できないと思うので、
尊厳死を望む僕は自然のままに任せようと思っています。
「ホントごめん。こんなこと言って」
と田代ドクターが謝罪した場面。
内地の医療現場での現実です。
ドクターの言葉が忘れられません。
現在では島からも重症者以外は内地に搬送できない状態だと思われます。
内地でも知人が感染し症状の話とかを聞きました。
デルタ株は今までのとは別物と、
現場も感染者も口をそろえて言っています。
”僕が重症化したら”と考えます。
きっと重症化したのなら、
無理に搬送されたり、医療機関で人工呼吸器をつけてもらうよりも、
島の綺麗な景色のところに頑張って行って、
存分に生きたい気がします。
(とか言いながらも、実際はビビッて医療にお世話になろうとするかも知れませんが)
そんな時は可愛いセイタカシギこちゃんなどの渡り鳥も眺めに行くのも絶好の機会です!!
大自然は厳しいし、容赦しないけど、
淡々と誰にでも素晴らしい景色を見せてくれます。
美しい夕陽や夕焼けを見るのも絶好の機会です!!
結局はどんな環境でも、
どんな状態でも、
人や周りのせいにせずに、
腐らずに、
存分に楽しめるセンスが大事なんだと気付かされました(#^.^#)
世界的なパンデミック。
コロナの現状に嘆いているばかりではなく、
得られたものも多いはず。
こんな時に「これは丁度いい!」と考えて
次の一手はどうしていくのか?
母島から虎視眈々と見据えている今を、実は楽しんでいるかも知れません(#^.^#)