■「やっほ~!!あ” あ” あ”~!」
大きな声で叫んでみる。
普段とは違う反響する空間。
「ダン!!」
大きく足踏みをしてみる。
ビックリするくらい大きな足音の大人。
それに負けじと小さいながらも一生懸命、足踏みをする。
島に来ていて1か月ちょいの2歳の男の子に時々遊んでもらっています♪(もうすぐ内地に帰ってしまうそうで、寂しい…)
先日は一緒に北港にドライブがてら、色んな所に寄り道したのですが、
冒頭は長浜トンネルでのひと時。
いつもだと大声を出して遊ぶ程度で、通り過ぎてしまうトンネルも、
2歳児と一緒だと、とっても楽しいワンダーランドに早変わり♡
内地とは違い、
車が全くと言っていいほど通らない島のトンネル。(時々は通りますよw)
排気ガスとか、騒音とかとは無縁のその世界を、
幼児は存分に楽しみます(*^_^*)
時にはごろんと寝っころがってみる。
「じゃいあんも ねてみてよ」
可愛いお誘いに乗って、ひんやりとしたコンクリートが心地良い♪
新鮮だなぁ(^^♪
トンネルに限らず、
いつもは30分で通り抜けてしまういろんな場所を、
子どもは大人では想像もできない目線で楽しんでしまうのです。
石ころひとつ、小枝だって最高のおもちゃになってしまう(*^_^*)
頭の固くなってしまった大人にとって、
あまりにも柔軟で素直な子供のアタマはとても新鮮に映ります♪
小さい子どもと共に過ごす時間は、
いつもの景色をとても新鮮に描き出してくれる夢の時間になります。
あの、永遠にも感じた様な子どもの頃の夏休みの様な時間の感覚。
大人になって、色んなモノが画一化されて、失ってしまうんだなぁと再確認させられると同時に、
小さな子供と過ごす事で、またその時間を別の目線で味わって楽しめるひと時を頂けるのだなぁと感動しました。
■たった2歳で、島みたいな海がない中で育って、
いきなり島に遊びに来て、真っ黒に日焼けして、
最初は怖がっていた海も、存分に楽しめるようになって、
終いにはSUPに乗って足のつかない海すら楽しめる成長…
子どもの好奇心とか、進化とか、成長とか、
大人のそれとはレベルが違うその世界に圧倒させられます。
自分が若く22歳で父親になった時、
ゆったりとした島の暮らしの中で、
存分に子供から学ばされた事を味わう時間があったことがとても幸せに思います。
みんながそうだとは限りませんが、
内地で僕が家族を持っていたら、
きっとなかなか仕事ばかりで家に帰れずに、
一生懸命働いて家族を養っていたと思います。
もちろん、子どもや妻を安心できる生活の為に働くわけだし、
生きていくためには違いないのですが、
子供の成長をタイムリーに味わいながら暮らすのは、
僕にとっては島暮らしだからできた事だと思います。
二人の娘と一緒に過ごしてみて、
共に味わえる時間はほんの少しであることに気付かされました。
とってもピュアな感性の時期なんて、
実はあっという間に過ぎ去ってしまうのです。
女性は妊娠と出産で強制的に暮らしの世界が変わるのに対して、
男性はその子育て期こそが仕事のバリバリ期に重なる場合が多いと思います。
核家族の多い日本社会において、
なんかそこはとてもバランスが悪いように今は思えます。
職場で家庭から離れて、さらには休憩時間とか得られる男性に比べ、
女性は永遠に感じれるほどの幼児との時間、家事に追われる日々。
若いママと、
ほんの些細な息抜きがあればいいのにねと話していました。
子どもや家庭から少しだけ離れて、
美容院に行ったり、好きな買い物をしたり、
島であればフラッと海に行ったり、飲みに行ったり、
色んなフォローがあって、心にゆとりができると、
子どもの世界を味わえる余裕が出来てくる気がします。
島暮らしの場合、
映画館も、地下鉄も、ショッピングモールもないけど、
当たり前の人間らしい暮らしがあって、
みんな長い休暇もあって、
お互いがお互いを労う気持ちがあって、
そんななかで子育てできるのが、
とても有難くて幸せなんだなと再確認できました。
仕事三昧で一生懸命になってしまう気持ちはわかりますが、
ぜひ子供の小さい時期を存分に楽しめる環境を意識すると楽しいのになぁと感じるのです。
■ある夕暮れの母島診療所の外。
ドクターや看護師さん達がみんなでメジロの巣立ち雛を眺めていました。
聞くと、みんなでもう30分以上眺めているというのです(#^.^#)
実は車が通る道のすぐ脇に、
メジロが巣を作り、抱卵していたのです。
車の接触で、巣が揺さぶられない様に心配したスタッフが連絡をくれて、枝を選定したのが2週間前。
それから、あっという間にヒナが孵化し、巣立ちまで無事に見守られていました。
日々、新型コロナなどに精神をすり減らして、
島の医療を支えてくれている診療所スタッフにとって、
「このメジロの可愛い雛たちが、最高の心の癒しだ」と笑っていて、
なんだか僕も嬉しくなりました♡
先日も島のレジェンドに、
早朝4時に南崎に通う時も、
夜に帰って来る時も、
飼っていた犬が送ってくれたり、迎えてくれたりと、
すごい可愛かったと最高の笑顔で語ってくれて、
鳥や動物たちが人を癒してくれる効果は凄いなぁと感じました。
■今の母島は夏休み。
去年はコロナ禍でほとんどの家族が夏休みに内地に行くのを避けていましたが、
今年はワクチン接種も終えたからか、8割くらいの家族が内地に行っていて、
島から子供の数が圧倒的に減っています(*^_^*)
島暮らしは多くの場合、
ほとんどの職場で2週間以上の長期休暇を取る事が出来ます。
なかなか島の外に出れないアクセスの悪さがもたらす、
最高の恩恵ですね(*^_^*)
なので、通常は夏休みは島の子供と家族の人口がグッと減るのが通常です(*^_^*)
内地で、色んな経験をして帰って来るのが、
とてもいい刺激になります。
我が家もコロナ禍直前まで、
バリやカナダ、ハワイ、インド、青ヶ島などなど色んな経験をさせてもらいました。
今はコロナ禍で内地に行く事も、
留学中の長女が島に帰って来ることも自粛していますが、
そんな時は島の小さな子供や小さな命から、
新しい発見を沢山頂いています。
身近な身の回りに実は新鮮な発見が潜んでいます。
今回はとても小さな命にそれを教わりましたハート
毎日のその全てがギフト。
自分の気持ち次第で、
ただの日常がワンダーランドになります♪
たった2歳の先生に、
40歳のおやぢは沢山教わっています(*^_^*)
どうもありがとう♪
大きな声で叫んでみる。
普段とは違う反響する空間。
「ダン!!」
大きく足踏みをしてみる。
ビックリするくらい大きな足音の大人。
それに負けじと小さいながらも一生懸命、足踏みをする。
島に来ていて1か月ちょいの2歳の男の子に時々遊んでもらっています♪(もうすぐ内地に帰ってしまうそうで、寂しい…)
先日は一緒に北港にドライブがてら、色んな所に寄り道したのですが、
冒頭は長浜トンネルでのひと時。
いつもだと大声を出して遊ぶ程度で、通り過ぎてしまうトンネルも、
2歳児と一緒だと、とっても楽しいワンダーランドに早変わり♡
内地とは違い、
車が全くと言っていいほど通らない島のトンネル。(時々は通りますよw)
排気ガスとか、騒音とかとは無縁のその世界を、
幼児は存分に楽しみます(*^_^*)
時にはごろんと寝っころがってみる。
「じゃいあんも ねてみてよ」
可愛いお誘いに乗って、ひんやりとしたコンクリートが心地良い♪
新鮮だなぁ(^^♪
トンネルに限らず、
いつもは30分で通り抜けてしまういろんな場所を、
子どもは大人では想像もできない目線で楽しんでしまうのです。
石ころひとつ、小枝だって最高のおもちゃになってしまう(*^_^*)
頭の固くなってしまった大人にとって、
あまりにも柔軟で素直な子供のアタマはとても新鮮に映ります♪
小さい子どもと共に過ごす時間は、
いつもの景色をとても新鮮に描き出してくれる夢の時間になります。
あの、永遠にも感じた様な子どもの頃の夏休みの様な時間の感覚。
大人になって、色んなモノが画一化されて、失ってしまうんだなぁと再確認させられると同時に、
小さな子供と過ごす事で、またその時間を別の目線で味わって楽しめるひと時を頂けるのだなぁと感動しました。
■たった2歳で、島みたいな海がない中で育って、
いきなり島に遊びに来て、真っ黒に日焼けして、
最初は怖がっていた海も、存分に楽しめるようになって、
終いにはSUPに乗って足のつかない海すら楽しめる成長…
子どもの好奇心とか、進化とか、成長とか、
大人のそれとはレベルが違うその世界に圧倒させられます。
自分が若く22歳で父親になった時、
ゆったりとした島の暮らしの中で、
存分に子供から学ばされた事を味わう時間があったことがとても幸せに思います。
みんながそうだとは限りませんが、
内地で僕が家族を持っていたら、
きっとなかなか仕事ばかりで家に帰れずに、
一生懸命働いて家族を養っていたと思います。
もちろん、子どもや妻を安心できる生活の為に働くわけだし、
生きていくためには違いないのですが、
子供の成長をタイムリーに味わいながら暮らすのは、
僕にとっては島暮らしだからできた事だと思います。
二人の娘と一緒に過ごしてみて、
共に味わえる時間はほんの少しであることに気付かされました。
とってもピュアな感性の時期なんて、
実はあっという間に過ぎ去ってしまうのです。
女性は妊娠と出産で強制的に暮らしの世界が変わるのに対して、
男性はその子育て期こそが仕事のバリバリ期に重なる場合が多いと思います。
核家族の多い日本社会において、
なんかそこはとてもバランスが悪いように今は思えます。
職場で家庭から離れて、さらには休憩時間とか得られる男性に比べ、
女性は永遠に感じれるほどの幼児との時間、家事に追われる日々。
若いママと、
ほんの些細な息抜きがあればいいのにねと話していました。
子どもや家庭から少しだけ離れて、
美容院に行ったり、好きな買い物をしたり、
島であればフラッと海に行ったり、飲みに行ったり、
色んなフォローがあって、心にゆとりができると、
子どもの世界を味わえる余裕が出来てくる気がします。
島暮らしの場合、
映画館も、地下鉄も、ショッピングモールもないけど、
当たり前の人間らしい暮らしがあって、
みんな長い休暇もあって、
お互いがお互いを労う気持ちがあって、
そんななかで子育てできるのが、
とても有難くて幸せなんだなと再確認できました。
仕事三昧で一生懸命になってしまう気持ちはわかりますが、
ぜひ子供の小さい時期を存分に楽しめる環境を意識すると楽しいのになぁと感じるのです。
■ある夕暮れの母島診療所の外。
ドクターや看護師さん達がみんなでメジロの巣立ち雛を眺めていました。
聞くと、みんなでもう30分以上眺めているというのです(#^.^#)
実は車が通る道のすぐ脇に、
メジロが巣を作り、抱卵していたのです。
車の接触で、巣が揺さぶられない様に心配したスタッフが連絡をくれて、枝を選定したのが2週間前。
それから、あっという間にヒナが孵化し、巣立ちまで無事に見守られていました。
日々、新型コロナなどに精神をすり減らして、
島の医療を支えてくれている診療所スタッフにとって、
「このメジロの可愛い雛たちが、最高の心の癒しだ」と笑っていて、
なんだか僕も嬉しくなりました♡
先日も島のレジェンドに、
早朝4時に南崎に通う時も、
夜に帰って来る時も、
飼っていた犬が送ってくれたり、迎えてくれたりと、
すごい可愛かったと最高の笑顔で語ってくれて、
鳥や動物たちが人を癒してくれる効果は凄いなぁと感じました。
■今の母島は夏休み。
去年はコロナ禍でほとんどの家族が夏休みに内地に行くのを避けていましたが、
今年はワクチン接種も終えたからか、8割くらいの家族が内地に行っていて、
島から子供の数が圧倒的に減っています(*^_^*)
島暮らしは多くの場合、
ほとんどの職場で2週間以上の長期休暇を取る事が出来ます。
なかなか島の外に出れないアクセスの悪さがもたらす、
最高の恩恵ですね(*^_^*)
なので、通常は夏休みは島の子供と家族の人口がグッと減るのが通常です(*^_^*)
内地で、色んな経験をして帰って来るのが、
とてもいい刺激になります。
我が家もコロナ禍直前まで、
バリやカナダ、ハワイ、インド、青ヶ島などなど色んな経験をさせてもらいました。
今はコロナ禍で内地に行く事も、
留学中の長女が島に帰って来ることも自粛していますが、
そんな時は島の小さな子供や小さな命から、
新しい発見を沢山頂いています。
身近な身の回りに実は新鮮な発見が潜んでいます。
今回はとても小さな命にそれを教わりましたハート
毎日のその全てがギフト。
自分の気持ち次第で、
ただの日常がワンダーランドになります♪
たった2歳の先生に、
40歳のおやぢは沢山教わっています(*^_^*)
どうもありがとう♪