もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

原口一博氏も

2017年10月08日 | 社会・政治問題

 原口一博氏が、希望の党の公認を辞退して無所属で立候補すると宣言した。

 離脱なのか離党と呼ぶべきなのかはともかく、希望の党公認者の実態の一端が窺える出来事と思う。原口氏と言えば民進党の論客としてのみならず、主婦受けするマスクで一時期は民進党の広告塔的存在であったと思う。希望の党入党の経緯と踏み絵時の態度は良く分からないが、選挙公約が発表された後で路線の違いを云々するのは解せない。希望の党の主張を吟味することなく、選挙対策としての利用価値のみの判断であったのかと鼻白む思いがする。原口氏は過去の実績と選挙区内の組織でこれまでも健闘していたと思うので、果たして自分の過去の活動と支持者の期待を裏切るような隠れ蓑が必要だったのだろうか。このような事態を見ると、希望の党の公認候補の中には自分の信条を隠して踏み絵を行なって、選挙をのみ有利に運ぼうとする「隠れリベラリスト」が複数混在していると思う。

 昨日の党首討論と選挙公約を見る限り、希望の党は小池百合子氏への過大な評価と過度の期待を唯一の基盤とする政党、と云うより「教祖頼みの新興宗教」としか思えない様相を呈している。小池百合子教祖は、過去の渡り鳥的経歴、大臣失格の顛末、決められない都知事に見られるように、政治実績は皆無である反面、権力志向は極めて旺盛な性悪女にしか見えないのだが。


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