リタイヤして数日後、朝食が突然パン食に変わった。
パン嫌いの身であるが、「妻の定年退職」「働かざる者・・・」と潔く順応することとした。
以来、妻の塗ってくれたバター・マーガリンのみのトーストを食べていた。妻は、いろいろと付け足しをしているが、味覚音痴・腹が膨れれば十分の自分としては、素トーストで十分の思いであったが、いかなる風の吹き回しであったか思い出せないが、フト「オリジナルジャム」を作ろうと思い立った。クックパッドで調べると、大した手間と技は要らないようであった。
以下、手順は省略するが、オリジナル?と思う作業を抜き出し。
・剥いたリンゴの皮と取り除いた芯を煮て、煮汁に利用
・レシピにはリンゴは5㎜角の賽の目切りで後でつぶすと書いてあるので、最初から「リンゴ下し」で時短
・クックパッド御推薦の「レモン汁」が無かったので、すし酢とオレンジで代用
・レシピに無い「シナモンパウダ」と「赤ワイン」を投入
完成品は、よく目にする「リンゴジャム」とは聊か趣が違うものの、☆1つは確実に貰えそうな味であった。
試食した妻の評価は、「ジャムでは無いジャム風リンゴペースト」であったが、これぞオリジナルの所以であり、真骨頂と自賛している。
妻曰く「今度イチゴを買ってあげるからレシピ通りに作ったら」。しかしながら、イチゴに申し訳ないので丁重にお断りした。
パン食に変わって1か月ほどのこと。外出の帰りにスーパーで食パンを買ってくるよう命じられた。食卓で見慣れた包装のパンを買って意気揚々と帰宅したら、「何ョ、8枚切りなんか買って。何時も食べてるのに」と叱られた。後日スーパーの売り場で確認すると、4・6・8枚切りとあり「ヘェ~!」
昨日の艦内集団給食の後日談とも云えるお粗末で終演。
朝食だけですが、私の定年退職に合わせ、家内が朝食をパンに変更しました。
味噌汁にご飯・・の長い習慣でしたが、いつの間にか慣れました。今では、これまで頑張ってくれた家内を労る意味で、私が朝食の準備をしています。
トーストにレタス、ハム、トマト、ポテトサラダなど、色々挟み、特製のスムージーを飲みながら食べます。
そのためには、8枚切りではダメで、せめて6枚切りです。
私も「腹さえ満たせば、なんでも良い」食音痴ですが、朝のパン食に違和感がなくなりました。
似たような話なので、つい長くなりました。すみません。
コメントをありがとうございます。
物臭な自分は、朝食時のコーヒー作業のみで勘弁してもらっており、朝食の準備までは及んでおりません。
精々、焙煎に応じた蒸らし時間の選択等に習熟しようと思っております。