glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ブエノスアイレス市内観光

2014-08-09 11:43:07 | アルゼンチン(エスペラント)
 7月28日(月)市内観光に参加する。五月広場から始まり、大統領府を外から眺めた後、タンゴのスタジオの多い狭い通りをバスは移動し、労働者がいであるボーカ地区に入る。家々の色どりの賑やかなこと賑やかなこと。

 ここは今は使われていない港に近い。ヨーロッパからやって来てこの地に住みついた人は自国の国旗の色を自分の家に塗ったので、イタリア風とかスウェーデン風とかの家々が競うようになったのだそうです。観光地ととしては少し侘しい。なにしろブエノスアイレスとか、アルゼンチンとかのロゴ入りも土産物すらないのです。絵を売っている人たちがいたので値段を見たらおやおや3,000ペソ。50ユーロで735ペソでしたから、約200ユーロです。よほどの物好きでないと買わないと思うのですが・・・。

 この地区のほとんどがペロン派に属するそうです。私の記憶では独裁者としてのペロンしかいなかったので驚きでした。因みに今の大統領もぺラン派との事でした。ここから最貧困地区を通って高級住宅街へ。貧困地区では集めたごみを入れた大きな器の中から使えるもの、たとえばプラスチックボトルのようなものをあさっている若者を数人見ました。ガイドはああいう方法でも食べてゆけますと言いました。ちょっと待って!初めの説明ではアルゼンチンは教育は無料、医療も無料、貧乏人には最低の生活保障がされているといっていたのですが。それにしても路上生活やっが多すぎました。

 
ここは高級住宅の一角です


 最後の訪問はペロンの妻エビータの眠る墓所でした。
 

 墓地でエビータについて熱心に語るガイド。エビータが亡くなったのは33歳。キリストが亡くなった年と同じと言う事で神格化されているとのこと。


 
ペロン家の墓所。今でもエビータに花を手向けに来る支持者は絶えないという。
 ペロンについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%B3
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする