glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ノルウェー・ベルゲン

2015-05-03 10:30:48 | エスペラント
 昨日今日と息子からベルゲンに住んでいる妻の従妹を家族で訪問していると写真が送られてきました。懐かしい景色が沢山ありました。
 エスペラント世界大会がベルゲンで開催れたのは1991年、もう24年も前のことです。私の初めての一人旅でした。今のようにインターネットがあるわけではなく訪問するエスぺランティストとの連絡もすべて手紙でした。

 夏でしたので港は賑わっていましたが送られてきた写真は寒々としています。でも家族の喜びは伝わってきます。確かハンザ同盟に関する博物館がありその裏手の骨董店にとても古い日本人形がありました。どんな経緯でこの遠い国に来たのかと大会会場への往復に回り道して眺めましたが、入る勇気はありませんでした。北欧人は心温かですが、見かけは冷たく見えました。英語も話せませんし入る勇気がなかったのです。
 この時世話になったオラフのところではスウェーデンのエーテボリに住むドーリーと知り合いになりました。二人はもう70歳を超えた寡と寡婦でした。2~3カ月交代で互いの家で暮らしていると云うことでした。私はきっと驚いていたのでしょう。2003年のエーテボリでの世界大会ではドーリーに招待されてまたまた北欧の暮らしぶりを体験しました。彼女が言うには自分の人生や暮らし方について私に知ってほしかったのだと云うことでした。人との出会いはどのように発展するかわかりません。未知の世界を拓いてくれるエスペラントにいつも感謝です。
 

 ノルウェー・ベルゲン・ウルリーケンの山を行く二家族
コメント
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