昨日のNHKのニュースをみて腹立ちが収まらなかった。
クイズ番組で世界一運の悪い人の回答として、広島長崎で被爆した山口氏が挙げられたのです。その回答の場面です。テレビに映っている参加者はお腹を抱えて笑っているのです。
他人の不幸がそんなにおかしいことでしょうか。世界のBBC放送が、人の不幸を笑い話に仕上げる放送をするとはいわく言い難く許せません。
昨年のエスペラント日本大会は長崎でした。2日前に行き姉と二人で長崎市内原爆の被害地を中心として回りました。子どもの頃読んだ『原爆の子』ショックを受けた映画『広島』などと場面が重なりました。
BBCは日本からの抗議に対してまだ回答していないとのことです。
新聞記事:
http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY201101210499.html
英国に住む人からの便り:
「前略ーー
在英の日本人の指摘のみで他国人からは何の反応も無かったことにつきまして 彼等にとり、被爆の凄惨さは己には何の関係ないものと捉え、核廃絶なども机上の空論としか思えないのかしらと思えてしまいます。
ーー後略」
憤慨しているのは日本人だけだとすると、これは由々しい問題。もう過去のこと、色あせたニュース位にしか見ていないかもしれません。それだけに余計に私たちは「騒がしく」しゃべり続けなければならないでしょう。
平和のために私達は歴史の認識からそれてゆく小さな言動にも気をつけなければならないでしょうね、きっと!
シロクラゲさんがエスペラントで書いてくれたので、ツィートしたのですが、あまり反応無し。日本人も通り越して行きましたよ。それでフェースブックにも。