6月12を日本エスペラント界ではエスペラントの日と呼んでいます。1906年この日日本にエスペラントの組織ができた日だそうです。この日を記念して、記念日の前後に日本エスペラント協会は2年に一度講演会を行っています。 今年の講演は昨日早稲田にあるエスペラント会館で行われました。
講師
木村悟郎クリストフ氏。上智大学教授。専門は言語社会学と言語教育学
伊藤哲司氏。 茨城大学教授。専門は社会心理学
内容はエスペラントと関係があるようでないような!でもなかなかおもしろかったです。ふたりとも名古屋生まれだそうで、名古屋人は東京育ちと違って自由な考え方をするなどと云っておりました。
木村氏の話は先ず電車内の広告についてから始まりました。同じような似たような広告によって人の意識が変えられてゆくという警告です。英語教育もネイティブ英語に近寄ろうとしてして学校教育での英語教育が低年齢化している。日本語で考える力がまで身につかないうちに英語で話させるのだから、考え方が育ちにくい。(本人は数カ国語を話すらしく、ポーランド人のお客さんによどみのないポーランド語で話していました。)そのほか国際交流のために国際英語とかいう物の研究がなされているなどいろいろ話が展開するので私にはまとめることはできませんでしたが、興味深い話でした。
実は20年近く前、個人的に伊藤氏のお世話になりました。エスペラントアジア大会がハノイで開催された時にどうしても枯葉剤の被害を見ておきたかったのです。伊藤氏に不戦兵士の会を紹介していただき、幾ばくかの寄付を現地の施設に渡し、4カ国の元軍人の会と現地のベトナム退役軍人の会が運営している施設を訪問し、枯葉剤の影響で障害を受けて生まれた子どのたちや後遺症に苦しむ数人の大人たちと交流することができたのですた。
伊藤氏の話は世論やニュースを変えることができるという話でした。私もトランプ大統領のお陰でフェイクニュースと言葉を初めて知ったのでしたが、フランス大統領選でもフェイクニュースが多く使われたそうです。
インターネットの時代に正しく社会を見、判断するにはどうすべきかと云う問いかけを感じました。笑って聞いていましたが、本当は笑いごとでない社会で私たちは暮らしているのですね。
講師二人の話は内容が多義にわたっていました。
一緒に行った友人は日常生活から離れた話を聞くのもたまにはいいわねと云っていました。
講師
木村悟郎クリストフ氏。上智大学教授。専門は言語社会学と言語教育学
伊藤哲司氏。 茨城大学教授。専門は社会心理学
内容はエスペラントと関係があるようでないような!でもなかなかおもしろかったです。ふたりとも名古屋生まれだそうで、名古屋人は東京育ちと違って自由な考え方をするなどと云っておりました。
木村氏の話は先ず電車内の広告についてから始まりました。同じような似たような広告によって人の意識が変えられてゆくという警告です。英語教育もネイティブ英語に近寄ろうとしてして学校教育での英語教育が低年齢化している。日本語で考える力がまで身につかないうちに英語で話させるのだから、考え方が育ちにくい。(本人は数カ国語を話すらしく、ポーランド人のお客さんによどみのないポーランド語で話していました。)そのほか国際交流のために国際英語とかいう物の研究がなされているなどいろいろ話が展開するので私にはまとめることはできませんでしたが、興味深い話でした。
実は20年近く前、個人的に伊藤氏のお世話になりました。エスペラントアジア大会がハノイで開催された時にどうしても枯葉剤の被害を見ておきたかったのです。伊藤氏に不戦兵士の会を紹介していただき、幾ばくかの寄付を現地の施設に渡し、4カ国の元軍人の会と現地のベトナム退役軍人の会が運営している施設を訪問し、枯葉剤の影響で障害を受けて生まれた子どのたちや後遺症に苦しむ数人の大人たちと交流することができたのですた。
伊藤氏の話は世論やニュースを変えることができるという話でした。私もトランプ大統領のお陰でフェイクニュースと言葉を初めて知ったのでしたが、フランス大統領選でもフェイクニュースが多く使われたそうです。
インターネットの時代に正しく社会を見、判断するにはどうすべきかと云う問いかけを感じました。笑って聞いていましたが、本当は笑いごとでない社会で私たちは暮らしているのですね。
講師二人の話は内容が多義にわたっていました。
一緒に行った友人は日常生活から離れた話を聞くのもたまにはいいわねと云っていました。
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