glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ミシン

2020-06-28 10:16:28 | 家族・友人・私
 袋を縫おうと思ってミシンを出したけれど、前回使用した時にミシン目が揃わず調子が悪かったことを思い出しました、縫う前に端切れを縫ったら下糸が緩く、返し縫すると下糸が飛び出してきます。さてどうしましょう?!

 子どもの頃の記憶が蘇りました。戦後間もなく姉がミシンを買い、私たちの着るもののほとんどが姉の作ったものでした。ミシンの先生は父でした。父は孤児同然で育ったので高等科を卒業すると洋裁屋に弟子入りさせられました。背広が縫えるようにいなるまで我慢しようと頑張ったそうです。2年で技術を取得し、洋裁屋から出奔し、国鉄の車掌とか代用教諭を経て、大学を卒業した時は30歳を超えていました。ですからミシンについては知識がありました。私が小学6年生の時に姉は上京し結婚しました。その時姉はミシンを持ってゆきました。
 新しいミシンは翌年、私が中学1年の時にやってきました。父はミシンを組み立て、糸をを調整しながら、好奇心で眺めている私に調整の仕方を説明しました。と言っても今までミシンの調整などしたことはありません。さあ、どうします。

 調整しようと思ったけれど、上糸を緩めるが、下糸を締めるか、ネジを右に回すか左に回すかわかりません。まず、上糸で試し、それからボビンケースを取り出して、少しずつネジを動かしては試し縫いしました。子どものころの記憶に頼ったのですがうまく調整できました。仕上がった袋です。


幅100㎝、長さ51㎝の布無駄なく使用。裏付きです。9時にミシンを出し、縫い終えたのが1時半でした。
 細長く見えますが浴衣を入れてみたら恰好が良く持ちやすいです。

終わり良ければ総て良し!
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 残念! | トップ | ミシン:その2 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (案山子)
2020-06-29 07:49:13
調整できてよかったですね。
我家のミシンの不調は、挿した上糸が、始動して糸が引っ張られると、カラカラと余分に回ってしまって、挿す棒に絡まってしまうのです。上糸と下糸の締め具合の調節で直ることが殆どなのに、なかなか解決できず、手縫いで、マスクを作りました。
新しいのを買えば、と夫はいいましたが、今更買うほどでもなく、、、と行っていたら、数日後に、ハンドミシンなるものが届きました!  勝手に購入したようです。苦笑
普通のミシンとは別物なんですが、知らない人にはコレでも、と思ったのでしょう。
glimiさん、上糸が空回りする問題の解決方法をご存知なら、教えてください。
返信する
Unknown (glimi)
2020-06-29 09:33:29
 ミシン構造はほとんど同じと思いますが、これから歯医者なのでのちほど。 
 数十年前、姉にハンドミシンをもらったのですが、それは縫い方が違っていて、便利なようで不便でした。それこそハンド!今は電池を使うのがあるのでしょうか。
返信する

コメントを投稿

家族・友人・私」カテゴリの最新記事