ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者一律負担見直し決定 自立支援法与党PT案

2009年02月13日 00時15分42秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援法の見直しを検討してきた与党プロジェクトチーム(PT)は12日、見直し案を正式にまとめた。利用者負担の仕組みを「原則1割」から、「所得(支払い能力)に応じた負担」へと転換させる。今国会での法改正を目指す。ただ、利用者負担の前提とされていた障害者の「所得保障」は具体化していない。負担の見直しが図られる一方、所得保障の改善は先延ばしされたままだ。

 厚労省は、障害者のサービス利用の急増などを背景に、「制度を安定的に運営するため」として定率負担の仕組みを導入。負担することでサービス事業者との対等な関係を築けるというメリットも強調してきた。

 これに対し、障害者団体などは「障害者が日常生活を送るために必要なサービスには、負担を課すべきでない」と強く反発している。

 一方、制度導入時、利用者負担の前提とされていたはずの「所得保障」が一向に進んでいない。障害基礎年金(月額1級8万2508円、2級6万6008円)の引き上げ議論は、手つかずのままだ。

 08年の内閣府調査では、障害者の55%が主に年金で生計を立てている。また、障害者が福祉施設で得る平均工賃は月額1万6037円(07年度)。例えば身体障害者通所授産施設を利用して働いた場合の利用料は、1日あたり5、600円程度だ。働いても「自立」するには不十分な工賃しか得られないのが現状だ。

 今回の見直しで、問題が決着したわけではない。支援全体のあり方が問われている

県内の授産製品をネット通販 楽天に共同出店、全国初

2009年02月13日 00時14分05秒 | 障害者の自立
 県内の障害者福祉施設オリジナルの授産製品をインターネットで通信販売するショップが12日、楽天が運営するネット商店街「楽天市場」に出店した。障害者の工賃アップを目指し、新たな販路を開拓する取り組みで、複数の施設による共同出店は全国初。各施設が協力した企画商品なども展開し、高いPR効果を狙う。

 県内の授産施設でつくる県社会就労センター協議会が、県の委託を受けて運営する。現在は4施設が参加し、県産大豆を使った豆腐や布雑貨、クッキーなどを出品。これらを組み合わせた季節の限定企画「お雛様パーティーセット」も売り出している。

 3月1日のグランドオープンには、計13施設が参加する予定で、米沢織やだだちゃ豆(期間限定)といった地域色豊かな商品も増える見込みだ。

 県障がい福祉課によると、県内の授産施設などで働く障害者の工賃は2007年度、平均月額9828円。障害者の自立のため、工賃アップが求められている。授産製品は、販路の乏しさが課題の1つとなっており、市場規模が拡大しているネット通販に乗り出した。

 同協議会は「共同出店のため、各施設のコスト負担を軽減できるほか、こまめな商品情報の更新、セット商品など新たな取り組みが可能になる」と期待を込め、「多くの人の目に触れることで、障害者が作った製品への理解を広げたい」としている。

 URLはhttp://www.rakuten.co.jp/yamafukushi/

星の動き音や点図で 福島で視覚障害者用プラネタリウム

2009年02月13日 00時12分39秒 | 障害者の自立
 JR福島駅近くにある福島市の児童文化施設「こむこむ」で15日、視覚障害者でも楽しめるプラネタリウム番組が上映される。プラネタリウムの担当スタッフが、ボランティアや県立盲学校(福島市)などの協力を得て、星の位置などを点字で表記したパンフレットを製作し、音声で星の動きを感じられる仕組みなども工夫した。東北のプラネタリウムでは初の試みという。

 こむこむは、目が不自由な人にも楽しみながら宇宙や星に関心を持ってもらおうと、昨年4月から番組作りを進めていた。

 視覚以外でも天体の様子が確認できるよう、星座の形や位置関係、星の明るさを見える時間帯ごとに点字で表現した「点図」のパンフレットを作製。投影中に手で触れながら理解を深められるようにした。

 おうし座やこいぬ座など動物名のついた星座からは鳴き声が聞こえるようにするなど、星の位置は音でも表現。場内に6つあるスピーカーを活用し、星の位置を示す音が移動して聞こえるよう調整し、時間の経過に伴う星の運動も体感できる。

 県立盲学校の生徒を招いて1月15日に行った試写会も反応は上々だった。スタッフの山口あいさんは手応えを感じており、「ナレーションでの指示語の使い方など改善点も見つかったので本番までに改善したい」と張り切っている。

 上映は午前11時と午後1時半の2回を予定。チケットは当日午前9時半からこむこむで販売する。障害者手帳提示者は無料。1回当たりの定員120席。連絡先はこむこむ024(524)3131。

障害者施設に積極的仕事発注を 厚労省が自治体へ通知

2009年02月13日 00時10分13秒 | 障害者の自立
 景気後退に伴い障害者が働く作業所などの仕事が減っていることから、厚生労働省は12日までに、作業所や、障害者を多数雇用している企業に物品購入やクリーニング作業などを積極的に発注するよう、全国の地方自治体に通知した。

 特別支援学校(旧養護学校)を今春卒業する生徒が就職を予定していた職場へ実習に行っても、その企業の経営悪化で就職できないといったケースも続出。厚労省は日本経団連など経済界にも、障害者の雇用維持を要請した。

 障害者の作業所や授産施設では、製造業の下請け作業を担っているところも多く、自動車メーカーの減産により仕事が大幅に減るなどの影響が出ている。

 自治体への通知には、自治体による仕事の発注が考えられる例を一覧表にして添付。(1)文房具や作業服、パンなどの物品(2)印刷や清掃などの作業-を挙げている。物品については役場での使用だけでなく、各種行事の記念品としての活用も求めている。


伊達の知的障害者施設入所者不明:不明1年 施設職員が情報提供呼びかけ /北海道

2009年02月13日 00時08分23秒 | 障害者の自立
 伊達市の知的障害者総合援助施設「太陽の園」に入所する砂浜佳祐さん(当時15歳、中学3年生)が行方不明になって1年が過ぎた11日、施設の職員13人が登別、室蘭両市内の大型ショッピング店前でチラシ1000枚を配り、情報提供を呼びかけた。

 砂浜さんは昨年2月11日朝、園内で見かけられたのを最後に行方が分からなくなった。その後、9キロほど離れた伊達市内を歩いている砂浜さんに似た男性が目撃されたが、本人かどうかは確定していない。他に有力情報はなく、ヘリコプターや警察犬を投入した警察や施設の捜索でも見つかっていない。

 この日のチラシ配布は、今も砂浜さんを捜していることを知ってもらい新たな手がかりを得られる機会になれば、という職員の必死の行動。小林繁市総合施設長は「とにかくわらにもすがる気持ち」と話しており、13日にはJR札幌駅前でも情報提供を呼びかける。

 砂浜さんは身長161センチでやせ形。当時の髪は長く、おかっぱ風で女の子に見間違えられるという。情報は太陽の園(0142・23・3549)へ