鍛冶ケ沢の障害者支援施設「桜ふれあいの郷」(萩野谷肇所長)は、利用者が栽培したサツマイモを原料にした焼酎「郷のかおり」の販売を開始した。工賃倍増計画の一環で、「ヒット商品になれば」との期待が込められている。
利用者にとって、工賃は貴重な現金収入。野菜・果樹栽培や部品などの受託加工に加え、初めて焼酎造りに挑戦した。サツマイモの栽培面積を五倍の二十五アールに増やし、製造は那珂川町の白相酒造に委託。商品名とラベルの図案は、職員らの応募を基に決めた。
同施設によると、障害者自立支援法施行後、利用者の年金・工賃収入の大半は福祉サービスの自己負担金に充てられている。福島一広自活支援部長は「利用者を少しでも豊かにしてあげたい。丹精した芋で、香りが強く、まろやかな焼酎ができた」と話す。
一本(七百二十ミリ)千三百円。同施設で二百三十本販売する。問い合わせは同施設電話028・682・6611。
利用者にとって、工賃は貴重な現金収入。野菜・果樹栽培や部品などの受託加工に加え、初めて焼酎造りに挑戦した。サツマイモの栽培面積を五倍の二十五アールに増やし、製造は那珂川町の白相酒造に委託。商品名とラベルの図案は、職員らの応募を基に決めた。
同施設によると、障害者自立支援法施行後、利用者の年金・工賃収入の大半は福祉サービスの自己負担金に充てられている。福島一広自活支援部長は「利用者を少しでも豊かにしてあげたい。丹精した芋で、香りが強く、まろやかな焼酎ができた」と話す。
一本(七百二十ミリ)千三百円。同施設で二百三十本販売する。問い合わせは同施設電話028・682・6611。