ゴエモンのつぶやき

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焼酎ヒットで利用者を応援 さくらの障害者支援施設

2009年02月18日 00時16分40秒 | 障害者の自立
鍛冶ケ沢の障害者支援施設「桜ふれあいの郷」(萩野谷肇所長)は、利用者が栽培したサツマイモを原料にした焼酎「郷のかおり」の販売を開始した。工賃倍増計画の一環で、「ヒット商品になれば」との期待が込められている。

 利用者にとって、工賃は貴重な現金収入。野菜・果樹栽培や部品などの受託加工に加え、初めて焼酎造りに挑戦した。サツマイモの栽培面積を五倍の二十五アールに増やし、製造は那珂川町の白相酒造に委託。商品名とラベルの図案は、職員らの応募を基に決めた。

 同施設によると、障害者自立支援法施行後、利用者の年金・工賃収入の大半は福祉サービスの自己負担金に充てられている。福島一広自活支援部長は「利用者を少しでも豊かにしてあげたい。丹精した芋で、香りが強く、まろやかな焼酎ができた」と話す。

 一本(七百二十ミリ)千三百円。同施設で二百三十本販売する。問い合わせは同施設電話028・682・6611。


高等特別支援学校:鹿児島市に新設へ 軽度知的障害生徒に職業教育 /鹿児島

2009年02月18日 00時15分44秒 | 障害者の自立
◇12年度の開校目指す
 軽度の知的障害がある生徒の職業的自立を目指す高等特別支援学校が、鹿児島市内に設置される見通しとなった。有識者らでつくる「県特別支援教育施設整備検討委員会」の提言がこのほど、県教委定例会に報告されたことを受け、候補地選定などに入る。12年度の開校を目指すとしている。【川島紘一】

 検討委の報告では、1学年32人規模で、県下全域からの募集を想定している。さらに、鹿児島市吉野町の鹿児島養護学校を、近くの県立高校合同グラウンドを候補地にした移転整備案にも言及。知的障害と肢体不自由を分けて受け入れている市内3養護学校を「知肢併置化」することで、地域バランスの是正も求めた。

 県教委によると、高等特別支援学校は、軽度の知的障害がある生徒に、職業技能を身につけることが目的。通常教科のほか、「実務コース」でコンピューターや食品製造などを教える。

 設置をめぐっては、99年12月県議会が請願を採択。07年には、保護者ら8000人を超す署名が要望書とともに提出されていた。

 これまでは、中学まで特別支援学級で学んだ軽度障害の生徒も、大半が養護学校の高等部に進学。しかし、県立特別支援学校15校のうち4校は高等部を設けていない。その一方、知的障害者数は増加しており、鹿児島市の武岡台養護学校などは過大規模化し、対策が急務となっていた。