ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

精神障害者雇用:別府市、臨時職員1人 大分市も嘱託職員 /大分

2009年04月01日 01時00分38秒 | 障害者の自立
 別府市は30日、来月から精神障害者1人を臨時職員として雇用すると発表した。大分市も嘱託職員として新年度1人を採用する。精神障害者の雇用は東京都庁などで例があるが「県内では初めてではないか」(関係者)という。

 別府市が採用するのは20歳代の女性。支援者で精神保健福祉士の奥武あかねさん(38)によると、ストレスが高まると対人関係の維持が難しくなる時があるが、日ごろは障害があるとは分からないという。

 奥武さんは、精神障害者の採用を市内企業などに要請。流通業や銀行業などの大手企業が採用に協力したものの、地場中小企業に支援を要請しても「行政でさえ雇っていない中では難しい」という回答が多く、昨年から市に採用を要請していた。

 市は面接試験を実施し、採用を決定。浜田博市長は「同じ障害を持つ人を採用した民間企業では大変に助かっていると聞いている」と説明した

障害者パン店から仕入れ ユニオン通りの情報発信基地

2009年04月01日 00時58分49秒 | 障害者の自立
 【宇都宮】宇都宮ユニオン通り商店街振興組合が同通りで運営する情報発信基地「ほっと!station(ステーション)」は四月一日から、障害がある人たちが働く鶴田町のパン製造販売会社「焼きたて屋コパン」のパンを販売する。三十一日までプレセールを行っている。

 中心市街地を再生させようと同振興組合は昨年、同ステーションをオープン。社会貢献と施設運営の収益事業として、障害などハンディキャップがある人たちが働く「コパン」からパンを仕入れ、販売することになった。

 今後、一日約二時間程度、コパンで働く障害者らが同ステーションで搬入作業などの就労体験も行うという。

 プレセール初日の三十日は学生や通行人らが立ち寄り、品薄状態となった。上野晃一理事長(65)は「コパンのパンは評判がいいので、中心市街地活性化に一役買ってもらえると期待している」と話している。

 常時二十-三十種類のパンが購入できる。日曜日は焼き菓子のみ。販売時間は午前十一時から午後六時まで。問い合わせは同ステーション電話050・3437・2106。


視覚障害:全盲の中学教諭・新井さん「見えないからこそ、できる教育もある」--埼玉

2009年04月01日 00時57分30秒 | 障害者の自立
 ◇子供たちの声に支えられ、子供たちも変化した1年
 埼玉県長瀞町立長瀞中学校教諭、新井淑則(よしのり)さん(47)は、網膜はく離で視力を失いながら普通中学の教壇に復帰し1年となった。全国視覚障害教師の会(兵庫県)によると、普通中で教える全盲や視野狭窄(きょうさく)の教師は全国にわずか12人。新井さんは「手探りでしたが、子供たちの声に支えられた1年でした」と振り返る。

 教師になって5年目の89年、右目が網膜はく離を起こし、やがて全盲に。「足までなくなったような気になった」。95年から休職し、自室に閉じこもり、布団の中で毎日泣いた。「生きていても仕方がない」と思え、両親や妻子との会話もなくなった。

 こんな夫を、同じ中学教諭の妻真弓さん(45)は、外に連れ出しては社会で働く視覚障害者らに引き合わせた。95%の視野を欠きながら高校教師を続ける男性(60)は、何度も励ましの電話をくれた。新井さんは全盲でも教師を続ける人がいることを知り、再び教壇に立とうと決意した。歩行や点字を訓練し、99年に養護学校に復帰。盲学校を経て1年前、夢をかなえた。

 専門は国語。授業は別の教師とペアで進める。新井さんが点字教科書を使いながら教え、別の教師が挙手した生徒の人数を伝えたり、ノートをのぞいたりして理解度を確かめる。盲導犬は教室の机の下で待っている。

 最初の授業で「私には皆さんの声だけが頼りです」とあいさつした新井さんは、1年で「生徒の変化を感じた」と言う。教室を歩いていると、つまずかないよう荷物を動かしてくれたり、「そこ」「あれ」などの視覚に頼る言葉を使わなくなった。

 高田忠一校長は「生徒と触れ合いながら、働くことや生きることの大切さを身をもって教え、やさしさや思いやりの心を育てている。見えないからこそできる教育」。全国の視覚障害者から「勇気付けられた」という手紙や電話も絶えない。新井さんは「私も先輩の障害者に助けられた。恩返しできたのでしょうか」と話している

障害者の解雇、2000人突破 08年4月から

2009年04月01日 00時56分09秒 | 障害者の自立

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 雇用情勢の悪化に伴い、一般企業で働く障害者の解雇件数が二〇〇八年四月から今年二月までで二千二百三十三人となり、〇二年度(二千九百六十二人)以来、六年ぶりに年間二千人を突破したことが三十一日、厚生労働省のまとめで分かった。

 障害者は健常者に比べると再就職は一層難しく、自立生活や社会参加の流れが後退する恐れもある。

 障害者の解雇は〇八年十月は百二十五人だったが、その後毎月増え続けており、今年一月は三百七十人、二月は四百五十二人に上る。〇八年度上半期は七百八十七人だったが、下半期は既にその二倍近い千四百四十六人となっている。


ユニバーサルデザインアパート:障害者に使いやすい 福島にあすオープン /福島

2009年04月01日 00時55分16秒 | 障害者の自立
 障害者の自立を支援する福島市渡利のNPO「ILセンター福島」(角野正人代表)は4月1日、障害者対応のユニバーサルデザインアパート「ソレイユ小倉寺」(同市小倉寺)をオープンさせる。事前に開いたオープニングセレモニーと内覧会には約30人が参加し、バリアフリー設計の室内を見学した。

 アパートは木造2階建てで、エレベーターを備え、段差を無くしている。車椅子でも台所が利用しやすいよう、流し台の下に足が入る造りになっている。夜間対応の訪問介護事業所も併設する。

 セレモニーでは設楽俊司所長が「これを機に障害者の生活が向上していくことを願いたい」とあいさつした。

車椅子生活を送る本宮市和田、会社員、安斎透さん(36)は内覧会に訪れ、「ドアが軽くて開閉しやすく住みやすそう」と話していた。問い合わせは同NPO(電話024・573・2095)へ